お客様を「潤い肌」へ導く 化粧水をコットンでつけるときのコツ

お客様を「潤い肌」へ導く 化粧水をコットンでつけるときのコツ

化粧水には、正しい使い方があります。化粧水を正しく使うことができれば、「潤い肌」を手に入れることも可能です。ただし、その際には、コットンの使い方が、とても大切なポイントになります。そこで、本稿では、「化粧水をコットンでつけるときのコツ」について、ご紹介していきます。

お客様を「潤い肌」へ導く 化粧水をコットンでつけるときのコツ(photo by Voyagerix/Fotolia)

化粧水をコットンでつけるとき・手でつけるときのメリットとデメリット

化粧水をコットンでつけるときには、どのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか。また、化粧水を手でつけるときには、どのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか。まずは、それぞれのメリットとデメリットについて、ご紹介していきます。

<化粧水をコットンでつけるときのメリットとデメリット>

化粧水をコットンでつけるときのメリットとしては、「化粧水を均一に広げやすい」ということを挙げることができます。顔の全体を、ムラなくスキンケアすることができるでしょう。また、「化粧ノリ」の改善にもつながります。ちなみに、顔の全体に、化粧水に浸したコットンをつければ、パックの代わりにもなります。これに対して、化粧水をコットンでつけるときのデメリットとしては、「手でつけるときよりも多くの化粧水を使わなければならない」ということを挙げることができるでしょう。コットンが、化粧水を吸収してしまうため、コスト・パフォーマンスが悪いように感じる場合もあるようです。また、コットンの使い方によっては、コットンの毛羽立ちが、不快に感じられることもあります。なお、強くこすりつけてしまうと、繊維によって肌に刺激を与えてしまう恐れもあるので、注意しましょう。

<化粧水を手でつけるときのメリットとデメリット>

化粧水を手でつけるときのメリットとしては、1.指で肌の状態をチェックできること、2.コットンでつけるときよりも少ない量でスキンケアをしやすいこと、3.経済的な負担が小さくなることという3点を挙げることができるでしょう。これに対して、化粧水を手でつけるときのデメリットとしては、「パッティングをしたとき、化粧水が届きにくい部位もある」ということを挙げることができるでしょう。なぜならば、顔には、凹凸が多く存在するためです。また、手は、コットンよりも温度が高いため、「肌の引き締め」には向いていません。

コットンを使うときの化粧水のつけ方

コットンを使って化粧水をつけていくときには、どのような手順になるのでしょうか。それでは、「コットンを使うときの化粧水のつけ方」について、3つのステップに分けてご紹介していきます。

<ステップ1:コットンに化粧水を含ませる>

コットンを指先の内側に乗せ、人差し指と薬指(もしくは、小指)を使って、端を押さえるようにして持ちます。このように持つことによって、中指(もしくは、中指と薬指)でコットンを支えるような形になるでしょう。そして、化粧水をコットンにたっぷりと含ませます。なお、化粧水の量は、コットンが「ひたひた」の状態になる程度が、目安となります。

<ステップ2:コットンを使って、化粧水を肌になじませる>

化粧水を含ませたコットンを、肌に優しく当てていきます。パッティングは、顔の中心から、外側に向かって行っていきます。なお、手で触れたときに、肌が手に吸い付くような感触があるとよいでしょう。これは、化粧水が肌になじんでおり、十分に保湿されている状態です。

<ステップ3:乳液やクリームを使って、保湿をする>

最後に、乳液やクリームを使って、保湿をしていきます。これは、化粧水によって保湿をした肌の乾燥を防ぐためです。乳液やクリームには、肌から水分が蒸発してしまうことを防ぐ効果があります。なぜならば、乳液やクリームには、保湿に効果的な油分が配合されているからです。

化粧水の販売時にお客様へ伝えたい「コットンを使用するときのポイント」

化粧水をコットンでつけるときのコツを紹介/Photo by Rido

化粧水を販売するときには、コットンの使い方について、どのようなことをお客様へ伝えればよいのでしょうか。それでは、「コットンを使用するときのポイント」について、主なポイントを3つご紹介していきます。

<肌に優しいコットンを使う>

コットンを使用するときのポイントの1つ目は、「肌に優しいコットンを使う」ことです。お客様には、肌に優しい素材のコットンをご提案するようにしましょう。例えば、「天然コットン」や「天然シルク」などです。

<適切な方法でパッティングをする>

コットンを使用するときのポイントの2つ目は、「適切な方法でパッティングをする」ことです。パッティングをする際には、肌にコットンを優しく当てるようにします。これに対して、肌を強くこすったり、肌を何度も強くたたいたりすることは、コットンの誤った使い方となります。なぜならば、肌に刺激を与えてしまうことによって、肌荒れを引き起こしてしまう恐れがあるためです。なお、お客様が、肌荒れでお悩みの場合には、コットンによるパッティングは、控えていただくようにしましょう。

<コットン・パックは、推奨された時間を守る>

コットンを使用するときのポイントの3つ目は、「コットン・パックは、推奨された時間を守る」ことです。コットン・パックは、推奨された時間を守ることによって、潤いやハリを引き出す効果を期待することができます。一般的には、コットン・パックは、3~5分程度が目安であるとされています。これは、長時間にわたって放置をしてしまうと、肌の水分が蒸発して、乾燥を招きやすくなるからです。このように、肌の水分が蒸発してしまうのは、肌の水分が、乾いたコットンに奪われてしまうことが原因であるとされています。

「コットンの正しい使い方」もお伝えする

いかがでしたでしょうか。ここまでご紹介させていただいたように、コットンを正しく使えば、化粧水から得られる効果をより大きなものにすることができます。化粧水を販売するときには、お客様に対して、「コットンの正しい使い方」についてもお伝えすることができるようにしましょう。(modelpress編集部)

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