エモダ営業職とは?「架け橋になっている」「本当に大事な職種」 モデルプレスインタビュー

エモダ営業職とは?「架け橋になっている」「本当に大事な職種」 モデルプレスインタ…

【エモダ/モデルプレス】MARK STYLER株式会社のアパレルブランド「EMODA(エモダ)」の営業職として働く、入社6年目(営業職3年目)の猪島愛さん(28)にインタビューを実施。アパレル業界の営業職とはどんなことをしているのか、疑問を抱く人も多いと思いますが、実は販売員、デザイナー、プレスなど様々な職種同士の“架け橋”という、ブランドにとって重要な役割を担っています。
モデルプレスのインタビューに応じたエモダ営業職の猪島愛さん(C)モデルプレス
モデルプレスのインタビューに応じたエモダ営業職の猪島愛さん(C)モデルプレス

エモダ営業職の仕事内容



エモダ営業職とはどんな仕事なのか教えてくれた猪島愛さん(C)モデルプレス
エモダ営業職とはどんな仕事なのか教えてくれた猪島愛さん(C)モデルプレス
― まずは、エモダの営業とはどのようなことを行っているのでしょうか?

猪島さん:エモダの営業職は、店舗と本部の架け橋になり、お客様のリアルな声を販売促進に活かしています。各部署との連携や情報交換を大切にし、ニーズを共有できるようにしています。また、半月先の販売促進計画を立案したり、日々の進捗実績から軌道修正または競合店舗の分析を行っています。あとは、販売員を束ねて接客を育成する店舗フォローも営業の仕事です。

― 営業と聞くと外部との関わりが多いのかなと思ったのですが、そういうわけではないんですね。

猪島さん:そうですね。取引先の館営業の担当の方と予算の擦り合わせをしたり、販促物を作成する際に少し打ち合わせをするくらいです。外出と言ったら店舗を見回りに行くことが多いですね。あとは、シーズンごとの展示会でも、館の方へ商品やコンセプトの紹介をします。

営業職の役割は“架け橋”という猪島愛さん(C)モデルプレス
営業職の役割は“架け橋”という猪島愛さん(C)モデルプレス
― では、1日の流れを教えてください。

猪島さん:9時半に出社して18時半に退社しています。先ほどお話した仕事をやりつつも、毎週月曜日には前週の振り返り会議を行い、火曜日に店舗展開しています。月に1回は前月を振り返った会議、ブロガースタッフ会議、館面談のため、地方出張があります。

― そうなんですね!では、営業職のやりがいや苦労点を教えてください。

猪島さん:いろいろ考えて販促を実行し、結果を残せたときはすごくやりがいを感じます。また、その逆で競合店舗に負けたときや、売り上げに苦戦しているときは大変です。店舗によってお客様の雰囲気や商品ニーズが違うので、みんなで話し合ってその店舗に合った販促を考えたり、問題点がなにかを分析して売り上げに繋げています。

― エモダは全国にありますが、日本の全店舗の販促を本部(東京)の方たちが考えているんですか?

猪島さん:そうです!1番遠い店舗は札幌にあるのですが、本部で考えたものを各店舗に落とし込んでいっています。

営業職=職種同士の“架け橋”役



入社6年目で営業職3年目の猪島愛さん(C)モデルプレス
入社6年目で営業職3年目の猪島愛さん(C)モデルプレス
― 猪島さんはなぜ営業職を選んだのでしょうか?

猪島さん:以前、販売員を7~8年ほどやっていました。店長とエリアマネージャーも経験させていただいたのですが、徐々に本部の仕事に興味が湧いてきました。店舗と本部って仕事内容が全然違うし、考え方のズレもあるなと感じていました。販売経験を活かして営業になることでよりお客様の声や、販売しやすい環境を提供できると思ったため営業になろうと思いました。

― 猪島さんの今後の目標を教えてください。

猪島さん:営業としての課題は、新規のお客様を獲得することです。まだエモダを知らない方たちにどうやったら知ってもらえるのか、顧客様にはどうすれば今後も購入してもらえるのか、ということを常に考えています。

― なるほど!具体的にどのようなことを考えているのでしょうか?

猪島さん:現在やっていることは、ポイントカードや、お客様向けのパーティーを開催したりとお客様との接点を作ることです。限定ノベルティもお客様からこういうのが好きと聞いてから販売員と話し合って、お客様にずっと興味を持ってもらえるようなことを行っていこうと考えています。

猪島愛さん(C)モデルプレス
猪島愛さん(C)モデルプレス
― 本部と店舗、店舗とお客様など、様々な場所で架け橋をしているのが営業なんですね。

猪島さん:そうですね。目標を立てて予算に対して達成させるという数字を見ている部分ももちろんありますが、地方の店舗に出張にも行ったりするので、デザイナーやプレスにお客様はこういうことを求めているよとか、こういうことがあったらいいと言っている販売員の声を本部に持ち帰っています。特にデザイナーやプレスって、販売員やお客様と話すきっかけが普段はあまりないので、私が架け橋になっています。

― ブランドを影で支えているんですね!アパレルって華やかなイメージを持っている人が多いと思うのですが…。

猪島さん:かっこいいことをやったり、いい服を作っても、販売員が売って、営業が数字を見ないと利益にはならないので。営業は、本当に大事な職種だと思います。

― 営業からの視点で、エモダの自慢を教えてください。

猪島さん:販売スタッフも、本部の人たちもみんな尊敬できます。素敵な人ばかりなんです。だから仕事のことだけでなくいろんな相談もしちゃうんですよ!

エモダ営業職のライフスタイルにも迫る



猪島愛さん(C)モデルプレス
猪島愛さん(C)モデルプレス
― 猪島さん自身はどのようにファッション情報を収集していますか?

猪島さん:Instagramをよく見ます!あとは、ほかのブランドのオフィシャルブロガーのブログをチェックしたり。仕事柄、実際に店舗に並んでいるアイテムとSNSで拡散されているアイテムを比較してみたりもします。

― やはり普段のファッションも自然とエモダのアイテムが増えていきますか?

猪島さん:そうですね。エモダの服が増えていきます。休みの日も基本はエモダの服を着ています。店舗に出向くと可愛いのでついつい買ってしまいます(笑)。

― 美容面で気をつけていることは?

猪島さん:肌荒れに気をつけていて、夜は美容液を塗ったり、パックをしています。あとは、スタイルキープのために、間食を減らすようにしています!

エモダで働くためには



猪島愛さん(C)モデルプレス
猪島愛さん(C)モデルプレス
― エモダにはどのような人が相応しいですか?

猪島さん:負けず嫌いな人!ハングリー精神が強くて、日々常に成長していきたいって考えられる熱い人が相応しいと思います。

― 営業だったらどのような人が相応しいと思いますか?

猪島さん:コツコツ作業ができて、真面目な人!分析する際に販売数値をエクセルを使って算出しなくてはいけないので。あとは、いろいろな方とお話するので、人見知りせず愛想のいい人がいいと思います。

― 面接ではどのような服装だと好印象ですか?

猪島さん:部署にもよりますが、トレンドを取り入れてエモダの世界観を理解している服装でしたら大丈夫だと思います。もちろん、エモダのお洋服を着てくれたら嬉しいですが、きちんと感があればいいと思います。

― 選考を通過できるポイントは?

猪島さん:真面目であることと、エモダに熱い想いがあることです。

夢を叶える秘訣を語る



エモダプレスルームにてインタビューを実施(C)モデルプレス
エモダプレスルームにてインタビューを実施(C)モデルプレス
― 夢を追いかけている女の子に向けて、夢を叶える秘訣を教えてください。

猪島さん:なりたい自分を人に伝えること。きちんと努力すること。なりたい自分をイメージして、その夢に向かって絶対に諦めなければきっと叶うと思います。

― ありがとうございました。

猪島愛さん(C)モデルプレス
猪島愛さん(C)モデルプレス
「アパレル業界と言ったら、販売やプレスにみんな興味を持ちますよね」と話す猪島さんだが、「今日私が話したことが広がって、営業職を理解していただき憧れを抱いてもらえたら嬉しいです」と希望に満ちあふれていた。様々な職種の“架け橋”となっている営業職がなければ、1つのブランドが成り立たない。そんな重要な役割を担っているのが、営業職でした。(modelpress編集部)

猪島愛(イノシマ アイ)プロフィール



ブランド:EMODA(エモダ)
職種:営業職
経歴:販売員8年間、営業3年目
生年月日:1987年6月28日
アパレル業界で働き始めた年月:2005年~

猪島愛さん(C)モデルプレス
猪島愛さん(C)モデルプレス
猪島愛さん(C)モデルプレス
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