「LANVIN en Bleu」立ち上げからプレス―1人きりで成し遂げた5年間「やりがいへ繋がった」「精一杯でした」 モデルプレスインタビュー
「LANVIN en Bleu」立ち上げからプレス―1人きりで成し遂げた5年間「…
【LANVIN en Bleu/モデルプレス】株式会社ラメールのアパレルブランド「LANVIN en Bleu(ランバン オン ブルー)」のプレスとして働く入社6年目の佐久間奈美枝さん(36)にインタビューを実施。「LANVIN en Bleu」立ち上げ時に入社し、たった1人で「LANVIN en Bleu」プレスの業務を確立させた佐久間さん。そのやりがいや苦労、そして目の前で感じた「LANVIN en Bleu」の成長についても語ってくれました。
― 「LANVIN en Bleu」プレスの仕事内容を教えてください。
佐久間さん:店舗のイベント企画や、シーズンに合わせた店舗の装飾と販促、展示会の進行、カタログ制作、媒体とのタイアップ企画などが主な仕事です。リースのみPR会社に業務委託していますが、百貨店のディスプレイ用など媒体以外の貸し出しは担当しています。
― なぜ「LANVIN en Bleu」のプレスになったのでしょうか?
佐久間さん:「LANVIN en Bleu」が立ち上がった時期に入社しました。以前は今より年齢層が低いブランドで販売員とプレスとして働いていました。歳を重ねる毎にステップアップしたいと思うようになったときに「LANVIN en Bleu」が販売員を募集していることを知りました。そして面接を受けたら実はプレスも募集しているということを知り、プレス経験もあった私がプレスとして採用されました。
― 販売員のつもりがプレス採用となり、戸惑いなどはなかったのでしょうか?
佐久間さん:まずは店舗の経験を経てプレスを…という思いはありましたが、ブランドの立ち上がりということで、自身の思うように仕事を運べること、力を発揮しやすい環境だったので、やってみたいという思いの方が先でした。
― 今では「LANVIN en Bleu」の認知度も高くなったと思うのですが、それは佐久間さんのPRのおかげなんですね。
佐久間さん:立ち上げ当初は「LANVINじゃないの?」「LANVIN en Bleuってなに?」と認知されていなかったのですが、媒体への掲載だったり、イベントを開催したりと、小さな積み重ねで最近やっと広がってきたと実感できるようになりました。
― では、これまでを振り返り、やりがいや苦労したことを教えてください。
佐久間さん:やっぱり入社当初はやり方がない中で私1人でプレス業と販促業を回さなくてはいけないことが大変でした。時間も足りなくて、仕事をやることで精一杯でした。ですが、「LANVIN en Bleu」が好きという気持ちは変わらなかったので、大変な分「LANVIN en Bleu」を伝えていき、認知度が高くなってきたことがやりがいへと繋がりました。
― プレスはずっと1人で?
佐久間さん:そうです。1人なので入社して最初の1年間は地獄でした(笑)。とにかく仕事量が多かったです。でも、慣れていくうちに人に任せることの大切さも覚えていったので、要領をつかめるようになってきました。
― 今後の目標を教えてください。
佐久間さん:徐々に「LANVIN en Bleu」を広げてこれたので、次はアジア圏で認知されるブランドになりたいです。今はインバウンドのお客様が多いので、そういった方にアピールしていきたいなと思っています。
― 美容面で気を付けていることを教えてください。
佐久間さん:体を動かすことが好きなので、常温のヨガとホットヨガ、ジムに通って鍛えています。冬になると肌の乾燥が気になりますが、汗をかいて対策しています。あとは常温のお水を飲むことや、チアシードを取り入れてみたり。無理すると続かないので、続きそうなことをやっています。
― 休日はどのように過ごしていますか?
佐久間さん:体を動かしたりとアクティブに動いています。あとは、長期休暇や有給休暇を使って、旅行に行きます。年に何回かしか行けませんが、それがリフレッシュになります。
― 普段ファッション情報はどのように集めていますか?
佐久間さん:数多くのファッション誌も読みますが、今はSNSを利用することが多いです。私はInstagramを愛用してて、好きな海外セレブをフォローしてチェックしています。
―「LANVIN en Bleu」にはどのような人が相応しいですか?
佐久間さん:ファッションが好き、「LANVIN en Bleu」が好きな人。アパレル業界って華やかにみられがちですが、9割は地味な作業ばかりなので、根気強い人がいいですね。
プレスは、常に笑顔でいられる人。いろいろな方と接する職種なので、誰とでもフランクな関係が築ける人が向いていると思います。
― 入社するまでには、書類、面接…と選考があると思うのですが、通過できるポイントを教えてください。
佐久間さん:書類の写真もですが、面接では笑顔でいること。販売員でもプレスでも、どんな職種も人と接することになるので、笑顔で応じるように心掛けてください。
― 面接のときの服装はどういうのだと好印象ですか?
佐久間さん:リクルートスーツで来る方もいますが、1番は自分自身を把握したファッショナブルなスタイルで来ていただけたらと思います。「LANVIN en Bleu」を着て来てほしいわけではないのですが、着てくれるとイメージが湧きやすいです。
― 夢を追いかけている女の子に向けて夢を叶える秘訣を教えてください。
佐久間さん:何事も前向きに取り組むことが大切だと思います。卑屈になるより、なにがあっても前を向くこと、そして言葉に表すこと。言葉にするのとしないのとでは、全然違います。“言霊”という言葉があるように、言葉にする事でたくさんのチャンスが巡ってくるかもしれません。
― ありがとうございました。
「LANVIN en Bleu」を立ち上げてから5年―――ファンを確実に増やしていき、現在多くの人が愛用するブランドへと成長できたのは、佐久間さんのおかげでもあります。「最初は大変なことばかりでしたが、でも楽しいことの方が勝っていたんだと思います」と前向きに仕事している彼女は、これからも「LANVIN en Bleu」というブランドを大きくしてくれそうです。(modelpress編集部)
9:20~ 出社
メールチェックと返信
10:00~
打ち合わせ準備
11:00~
媒体の方と打ち合わせ
12:00~ 昼食
13:00~
カタログのLOOK組み&チェック
18:00~
委託PR会社にて打ち合わせ
20:00~
レセプションパーティー
22:00~ 退社
ブランド:LANVIN en Bleu(ランバン オン ブルー)
職種:プレス
アパレル業界で働き始めた年月:2001年3月~
経歴:別ブランド販売員&プレス2001年3月~、LANVIN en Bleuプレス2009年12月~
「LANVIN en Bleu」プレスの仕事内容
― 「LANVIN en Bleu」プレスの仕事内容を教えてください。
佐久間さん:店舗のイベント企画や、シーズンに合わせた店舗の装飾と販促、展示会の進行、カタログ制作、媒体とのタイアップ企画などが主な仕事です。リースのみPR会社に業務委託していますが、百貨店のディスプレイ用など媒体以外の貸し出しは担当しています。
― なぜ「LANVIN en Bleu」のプレスになったのでしょうか?
佐久間さん:「LANVIN en Bleu」が立ち上がった時期に入社しました。以前は今より年齢層が低いブランドで販売員とプレスとして働いていました。歳を重ねる毎にステップアップしたいと思うようになったときに「LANVIN en Bleu」が販売員を募集していることを知りました。そして面接を受けたら実はプレスも募集しているということを知り、プレス経験もあった私がプレスとして採用されました。
― 販売員のつもりがプレス採用となり、戸惑いなどはなかったのでしょうか?
佐久間さん:まずは店舗の経験を経てプレスを…という思いはありましたが、ブランドの立ち上がりということで、自身の思うように仕事を運べること、力を発揮しやすい環境だったので、やってみたいという思いの方が先でした。
「LANVIN en Bleu」プレスのやりがいと苦労
― 今では「LANVIN en Bleu」の認知度も高くなったと思うのですが、それは佐久間さんのPRのおかげなんですね。
佐久間さん:立ち上げ当初は「LANVINじゃないの?」「LANVIN en Bleuってなに?」と認知されていなかったのですが、媒体への掲載だったり、イベントを開催したりと、小さな積み重ねで最近やっと広がってきたと実感できるようになりました。
― では、これまでを振り返り、やりがいや苦労したことを教えてください。
佐久間さん:やっぱり入社当初はやり方がない中で私1人でプレス業と販促業を回さなくてはいけないことが大変でした。時間も足りなくて、仕事をやることで精一杯でした。ですが、「LANVIN en Bleu」が好きという気持ちは変わらなかったので、大変な分「LANVIN en Bleu」を伝えていき、認知度が高くなってきたことがやりがいへと繋がりました。
― プレスはずっと1人で?
佐久間さん:そうです。1人なので入社して最初の1年間は地獄でした(笑)。とにかく仕事量が多かったです。でも、慣れていくうちに人に任せることの大切さも覚えていったので、要領をつかめるようになってきました。
― 今後の目標を教えてください。
佐久間さん:徐々に「LANVIN en Bleu」を広げてこれたので、次はアジア圏で認知されるブランドになりたいです。今はインバウンドのお客様が多いので、そういった方にアピールしていきたいなと思っています。
「LANVIN en Bleu」プレスのライフスタイル
― 美容面で気を付けていることを教えてください。
佐久間さん:体を動かすことが好きなので、常温のヨガとホットヨガ、ジムに通って鍛えています。冬になると肌の乾燥が気になりますが、汗をかいて対策しています。あとは常温のお水を飲むことや、チアシードを取り入れてみたり。無理すると続かないので、続きそうなことをやっています。
― 休日はどのように過ごしていますか?
佐久間さん:体を動かしたりとアクティブに動いています。あとは、長期休暇や有給休暇を使って、旅行に行きます。年に何回かしか行けませんが、それがリフレッシュになります。
― 普段ファッション情報はどのように集めていますか?
佐久間さん:数多くのファッション誌も読みますが、今はSNSを利用することが多いです。私はInstagramを愛用してて、好きな海外セレブをフォローしてチェックしています。
「LANVIN en Bleu」で働くためには
―「LANVIN en Bleu」にはどのような人が相応しいですか?
佐久間さん:ファッションが好き、「LANVIN en Bleu」が好きな人。アパレル業界って華やかにみられがちですが、9割は地味な作業ばかりなので、根気強い人がいいですね。
プレスは、常に笑顔でいられる人。いろいろな方と接する職種なので、誰とでもフランクな関係が築ける人が向いていると思います。
― 入社するまでには、書類、面接…と選考があると思うのですが、通過できるポイントを教えてください。
佐久間さん:書類の写真もですが、面接では笑顔でいること。販売員でもプレスでも、どんな職種も人と接することになるので、笑顔で応じるように心掛けてください。
― 面接のときの服装はどういうのだと好印象ですか?
佐久間さん:リクルートスーツで来る方もいますが、1番は自分自身を把握したファッショナブルなスタイルで来ていただけたらと思います。「LANVIN en Bleu」を着て来てほしいわけではないのですが、着てくれるとイメージが湧きやすいです。
夢を叶える秘訣を語る
― 夢を追いかけている女の子に向けて夢を叶える秘訣を教えてください。
佐久間さん:何事も前向きに取り組むことが大切だと思います。卑屈になるより、なにがあっても前を向くこと、そして言葉に表すこと。言葉にするのとしないのとでは、全然違います。“言霊”という言葉があるように、言葉にする事でたくさんのチャンスが巡ってくるかもしれません。
― ありがとうございました。
「LANVIN en Bleu」を立ち上げてから5年―――ファンを確実に増やしていき、現在多くの人が愛用するブランドへと成長できたのは、佐久間さんのおかげでもあります。「最初は大変なことばかりでしたが、でも楽しいことの方が勝っていたんだと思います」と前向きに仕事している彼女は、これからも「LANVIN en Bleu」というブランドを大きくしてくれそうです。(modelpress編集部)
ある日の1日の流れ
9:20~ 出社
メールチェックと返信
10:00~
打ち合わせ準備
11:00~
媒体の方と打ち合わせ
12:00~ 昼食
13:00~
カタログのLOOK組み&チェック
18:00~
委託PR会社にて打ち合わせ
20:00~
レセプションパーティー
22:00~ 退社
佐久間奈美枝(さくまなみえ)プロフィール
ブランド:LANVIN en Bleu(ランバン オン ブルー)
職種:プレス
アパレル業界で働き始めた年月:2001年3月~
経歴:別ブランド販売員&プレス2001年3月~、LANVIN en Bleuプレス2009年12月~
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