ドレスコーディネーターになるには?幸せをサポートする仕事内容

ドレスコーディネーターになるには?幸せをサポートする仕事内容

【アパレル/モデルプレス】ドレスコーディネーターというお仕事はご存知でしょうか?ただドレスを選ぶというだけではなく、合わせるアクセサリーやヘアセット、メイクに至るまでをトータルでコーディネートし、最高の挙式や披露宴を創りあげるのがドレスコーディネーターのお仕事です。そのためには、ドレスを着る人の創りたいイメージを引き出し形にしていくことがポイントになります。今回は、そんなドレスコーディネーターの仕事内容、ドレスコーディネーターになるための方法などをご紹介します。

ドレスコーディネーターになるには?幸せをサポートする仕事内容/Photo by FXQuadro

ドレスコーディネーターとは?

まずは、ドレスコーディネーターの仕事内容や、仕事でのやりがいをご紹介します。

◆ドレスコーディネーターの仕事内容

ドレスコーディネーターは結婚式で着用する衣装をコーディネートし、お客様の美しさを最大限に引き出すお仕事です。ウェディングドレスのような洋装、着物などの和装を選ぶだけではなく、それに合わせたアクセサリーやティアラ、ブーケ、ヘアセット、メイクなどもトータルでコーディネートします。

ドレスコーディネートと聞くと花嫁の衣装を想像する人も少なくありませんが、ドレスコーディネーターは花婿の衣装もコーディネートします。衣装を着用した花婿と花嫁が並んだ時に、より2人が輝くようにドレスを選びます。また、2人のドレスイメージに合わせたご両親や親戚などの衣装の手配もお手伝いします。

◆ドレスコーディネーターのやりがい
<人生の一大イベントに立ち合えたとき>

ドレスコーディネーターは人生の一大イベントである結婚式のお手伝いをするお仕事です。花婿、花嫁が理想とする結婚式を実現するという責任があります。理想とするものよりもさらに良いものを創りあげるために、入念に花婿や花嫁と話し合い、コーディネートを進めていきます。責任をもってお仕事をする分、ドレスコーディネートが成功したときのやりがいも大きいです。

<気に入ってもらえるドレスを提案できたとき>

ドレスコーディネートは数多くあるドレスから1着を選び、それにアクセサリーなどを合わせていきます。花婿、花嫁と話し合って2人の理想の結婚式のイメージを引き出します。数あるドレスから、2人のイメージに合った運命の1着を見つけたときの喜びも、ドレスコーディネーターの仕事のやりがいになります。

ドレスコーディネーターになるために有利な資格

結婚式のトータルコーディネートを提案するためには、どのような資格があれば良いのでしょうか?ドレスコーディネーターを目指すときに有利になる資格をご紹介します。

<ブライダル業界で働くための資格>

ドレスコーディネーターで絶対必要となる資格はありません。しかし、持っていると転職時にアピールできる資格はあります。例えば、アシスタント・ブライダル・コーディネーター(ABC)検定です。これは、国際的に活動している全米ブライダルコンサルタント協会(ABC)がブライダル業界で求められる知識や能力を認める検定となっています。この資格によって、ドレスコーディネーターとして働く際にブライダル業界についての知識や能力をアピールすることができるでしょう。

<トータルコーディネートで活きる資格>

WBJ認定ドレスコーディネーターやフォーマルスペシャリスト検定、着物文化検定や日本メイクアップ技術検定試験(JMA)などの資格も大きな強みになります。これらの資格は、創りあげたいイメージに合った衣装を選ぶ時の種類やカラー、それに合ったアクセサリーやヘアセットやメイクなどを決めるときに活きてきます。

ドレスコーディネーターになるには?

最高の挙式や披露宴を創りあげるドレスコーディネーター(Photo by Syda Productions/Fotolia)

ドレスコーディネーターとして働くときに必要となるスキルや、求められている人材についてご紹介します。

◆必要なスキル
<コミュニケーション能力>

ドレスコーディネーターで最も重要なのが、お客様である花婿と花嫁が理想としている結婚式のイメージを正しく汲み取ることです。そのために、コミュニケーション能力を働かせてしっかりと話し合います。結婚式を挙げるのはお客様にとって初めてのことなので、当然お客様は分からないことばかりです。お客様に結婚式全体のイメージを伝えながらお客様と共に最高の結婚式を創りあげるためには高いコミュニケーション能力が求められます。

<コーディネートセンス>

ドレスコーディネーターはお客様の要望を基にコーディネートしていきますが、会場や花婿花嫁の2人の雰囲気にも合ったコーディネートを提案することが重要です。結婚式の全体像を念頭に入れてコーディネートをするセンスが必要になります。

<婚礼マナーの知識>

また、当然のことですが婚礼マナーの知識を持っておかなければなりません。一大イベントである結婚式を盛り下げるような行動は、どんなドレスをコーディネートしても台無しです。また、基本的なマナーだけではなく最新の結婚式のスタイルや流行などの知識も知っておくことで、お客様との話し合いも上手く進むでしょう。

<ドレスコーディネーターに求められる人材>

専門学校や服飾系の大学を卒業し、ドレスコーディネートの知識がある人やブライダル関連の経験がある人、その上アパレルなどのファッション業界での販売や接客経験がある人がドレスコーディネーターの人材として求められます。しかし、一番重要なのは人柄です。お客様がリラックスし、信頼して理想の結婚式について話し合えるような人柄が求人のポイントの1つとなっています。

お客様と共に成長するお仕事

いかがでしたでしょうか?ドレスコーディネーターはお客様の一大イベントである結婚式をサポートし、お客様と共にお仕事をしていきます。責任がある分、やりがいや成功した時の喜びも大きいです。自分のファッションやブライダルの知識、能力を活かし、お客様に最高の結婚式を提案したい人にはおすすめの仕事でしょう。(modelpress編集部)

実際に働いている人の声は?

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