「Ungrid」高園あずさがクリエイティブディレクターに就任するまで「新たなイメージを作ることは難しいことでした」<インタビュー>

「Ungrid」高園あずさがクリエイティブディレクターに就任するまで「新たなイメ…

【Ungrid/モデルプレス】MARK STYLER株式会社のアパレルブランド「Ungrid(アングリッド)」のクリエイティブディレクターとして働く入社7年目の高園あずささん(28)がモデルプレスのインタビューに応じた。

モデルプレスのインタビューに応じた高園あずささん(C)モデルプレス

「Ungrid」クリエイティブディレクターの仕事内容

新作をチェック中(C)モデルプレス

― 「Ungrid」クリエイティブディレクターの仕事内容を教えてください。

高園さん:基本的に、ブランドの方向性の提示・クリエイティブ面に関すること全てを行っています。企画面でいえば、シーズンのコンセプトの立案、作りたいアイテムの提案、サンプルを修正したり、全ての品番の確認を行っています。また、服以外にも空間作りとしてVMDも行います。PR面でいえば、プロモーションに関わる業務を行ったり、カタログや誌面のイメージを決め、制作物も企画段階から関わっています。そのほか、撮影に立ち会ったり、イメージに合うモデルを決め、スタイリングを組んだり、自分が撮影してSNSに取り上げたりもします。また日々の会議に同席し販促として現状何を進行しているかの把握、販売員のヴィジュアル指導やスタイリングチェックも行っています。Ungridが世に出るものに関しては、全てに目を通しています。

― これまで働いてきて、やりがいや苦労したことを教えてください。

高園さん:やりがいは、単純ではありますが、スタッフのキラキラした顔、お客様の嬉しそうなコメントや笑顔、これが日々の1番のやりがいを感じる瞬間でもあり元気の源です。具体的な例を挙げれば、ブランドが5周年を迎えた際のことです。5周年を記念して渋谷でブランド単体でのパーティーを行ったのですが、その際には全国からお客様が足を運んでくださり、業界の方もたくさんの方が駆けつけてくださり、皆様が楽しんでいただけるようたくさんのコンテンツを用意していたのですが、実際にお客様やスタッフのすごく楽しそうな笑顔を見た時には、やってきてよかったな…と感動しました。あとは上海・香港でのオープン。日本ではないだけに、今までの経験とは全く違うことばかりでしたが、異国でのオープンはかなり素晴らしい経験となりました。個人のことでいえば、2015年・2016年と自身の書籍を2冊発売させていただきました。自分が本を出すなど考えてもいないことだったので、素直に嬉しかったし、今までにない自信に繋がりました。

これまでに苦労したことは、ブランドリニューアルです。今までのイメージを払しょくし、元々あるイメージから再度新たなイメージを作ることは思ったよりも難しいことでした。今いるスタッフと共に作りあげた新しい形のUngrid。これからはさらにブランドイメージアップが必要だと思っていますし、まだまだ認知度が低いブランドなのでこれからさらにファンを増やしていきたいです。

「Ungrid」クリエイティブディレクターに就くまで

整頓中(C)モデルプレス

― 入社後はどのような仕事をしてきたのでしょうか?

高園さん:入社したのは大学4年生の時、21歳でした。当時は心斎橋OPA店のオープンで、ショップスタッフとして入社、卒業後にプレスとして上京しました。現在ディレクター歴4年目になるのですが、ディレクターブランドである中、ディレクター不在となり舵取りする人がいなくなったときに、当時の社長よりお声がけ頂いたのがきっかけで現職に就きました。

― 声がかかったときはどのような心境だったのでしょうか?

高園さん:Ungrid立ち上げ時は別の方がディレクターを務めていたので、正直、すごく悩みました。ディレクターブランドなので、ディレクターが変わったら、もちろんブランドの世界観も変わるので、方向性などの軸をすべて決めていかないといけませんでした。ブランド名は同じでも、中身は違うブランドになっていくため、既存のスタッフやお客様がちゃんとついて来てくれるのかなとことを1番に考えました。やると決めたからには、自分に対する責任感も今までとは変わってくるので、OK・NGを出していく決断力はすごく大事だなと思いました。

ボディスタンドもチェック(C)モデルプレス

― そもそもなぜアパレル業界で働こうと思ったのでしょうか?

高園さん:物心ついた時からオシャレが大好きでした。学生の頃は漠然と違う職種を目指していましたが、自分が好きなことを選択していたら、自然と行きついたという感じです。元々、デニムやカジュアルな格好が好きで、Ungridに入ったのは縁でしたね。

― 今後の目標を教えてください。

高園さん:まだまだ認知度も低いブランドですので、まずはたくさんの方に“Ungrid”というブランドを知って頂きたいです。Ungridは、カジュアルをベースにそれぞれのスタイルに合わせて自由なファッションを楽しんで頂きたく、想いを込めて物づくりをしています。日々の生活を豊かにするべく、Ungridでそのお手伝いをできたら幸いです。服と共にUngridの服を手に取ってくださるお客様に幸せを届けられたら本望です。あとは、路面店を構えたいです。ファッションビルにはファッションビルの良さがありますが、Ungridを求めて足を運んで頂けるお客様が増え、路面店としてUngridの世界観を肌で感じて頂きながらお買いものをして頂ける、なによりも自由に世界観をつくり込める環境がつくりたいです。さらに言えば、いつかは子供服をつくってみたいという思いもあります。

「Ungrid」クリエイティブディレクターのライフスタイル

PC作業中(C)モデルプレス

― 美容面で気を付けていることを教えてください。

高園さん:スタイルで言えば、だいたい夏を迎える前に焦ってジムに行き始めます(笑)普段から体重計に乗る習慣がなく、体重で管理するというよりは、普段撮影したり、服の修正をしたりして、秋冬に春夏の洋服、春夏に秋冬の洋服と常に真逆のシーズンの服を着る機会が多いのでそういった際に鏡を見て気になったら、食事を気にしてみたり…といった感じです。肌で言えば、まだ自分に合う!というものに出会えているのか分からず、口コミ等でいいと知ったものや、新シリーズは積極的に試しています。若い時よりは確実に肌も衰えていると思うので、昔のようにさくっと安いもの!みたいな買い方はなくなりました。

― 休日はどのように過ごしていますか?

高園さん:休みの日はさまざまですが、基本予定を入れて友達と会っていることが多いです。夏はよく海に行きます。冬は寒いのでご飯に行く以外は結構引きこもりがちですが、たまにスノボに行くこともあります。あとはやっぱり買い物が好きなので、予定がない日には買う買わない関係なくショッピングに行くことが多いです。でも気分がのらない日はだらだら家で過ごすことも少なくないです。

― 普段どのようにファッション情報を得ていますか?

高園さん:コレクションや、オフランウェイでのスナップがメインです。あとは古着も大好きなので古着からインスパイアを受けることも多いです。その他でいうと今はSNSが発達しているので、海外のブランドをフォローしよく見ています。

「Ungrid」で働くためには

打ち合わせ中(C)モデルプレス

― 「Ungrid」にはどのような人が相応しいのでしょうか?

高園さん:仲間と共に頑張ることを楽しめる人。人の幸せを分かち合える人。また、ディレクターに向いている人は、自分の思いや意思を伝えられる人。私は販売員もプレスも経験したので、周りの声を気にしてしまうタイプなのですが、「これはこうだからこっち」と言い切れるタイプの方が向いていると思います。

― 書類・面接…と通過できるポイントを教えてください。

高園さん:自分の想いを伝えたい!という雰囲気が汲み取れるもの。ありきたりな言葉で見繕っていないものがポイントだと思います。また、面接の服装はカジュアルなブランドなので、モード感の強いものやセクシーな格好よりはカジュアルなものだと好印象です。でも基本、どんな格好でも服が好きなんだろうな!と伝わってくる格好かどうか、オシャレを楽しんでいるかということを私は見ていることが多いです。「面接」の場なので、この日に“あえて”してきた格好という視点で見ています。

夢を叶える秘訣を語る

高園あずささん(C)モデルプレス

― 最後に夢を追いかけている女の子に向けて、夢を叶える秘訣を教えてください。

高園さん:10代後半、20代前半は自分が憧れる人やモノに近づくべく、自分がなりたい自分を想像し続けて、とにかく目の前のことをがむしゃらに頑張るべきだと思います。その時期にしか経験できないことや失敗も財産になるはずです。そこでどれだけ頑張れたか、実力をつけられたかは20代後半になったときに必ず生きてくると私は思っています。20代後半はより磨きをかけるためにどう精査していくかが試されるときじゃないかと思います。私も今28歳なので、ここなのですが、20代前半を自分が好きなものやコト、興味があることに頑張れた人は少なからず頑張り方を知っていると思います。自分に制限せず、自分を信じて、人より長けるために周りで起きる物事に対し「考える」、そして転機が訪れた時に自分の目指すべき方向に向かうチャンスをつかめる準備ができているかどうかが重要だと思います。

「Ungrid」クリエイティブディレクターの高園あずささん(C)モデルプレス

― ありがとうございました。

(modelpress編集部)

ある日の1日の流れ

「Ungrid」プレスルームで取材を実施(C)モデルプレス

AM9時30分~ 出社
メールチェック、スケジュール確認

AM10時~
デザイナーとの商品ミーティング

PM12時~ ランチ

PM1時~
サンプルチェック、修正、商談

PM3時~
ファッションショースタイリング組み、プレスとミーティング

PM7時~ 退社

高園あずさ(たかぞのあずさ)プロフィール

高園あずささん(C)モデルプレス

ブランド:Ungrid(アングリッド)
職種:クリエイティブディレクター
アパレル業界で働き始めた年月:2011年9月~
経歴:Ungrid販売員2011年9月~、プレス2012年4月~、クリエイティブディレクター2014年7月~

【Not Sponsored 記事】

実際に働いている人の声は?

Ungrid

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