苦手なお客さまを克服しよう!アパレル接客をもっと楽しむ発想転換術

苦手なお客さまを克服しよう!アパレル接客をもっと楽しむ発想転換術

【アパレル/モデルプレス】接客業をしていると苦手なお客さまを対応することもあります。苦手だからといって避けてしまっていませんか?苦手と感じたお客さまは、考え方を変えればアパレル接客のスキルを大きく上げるチャンスと捉えることができます。今回は苦手に感じやすいお客さまの対処方法と、発想の転換による仕事の楽しみ方についてご紹介します。

苦手なお客さまを克服しよう!アパレル接客をもっと楽しむ発想転換術/Photo by ESB Professional

苦手なお客さまは誰にでもいる!発想転換のススメ

どんなアパレル店員にも苦手とするお客さまはいます。まずは多くのアパレル店員が苦手とするお客さまの特徴と、発想の転換についてご紹介します。

<苦手に感じやすいお客さまの特徴>

アパレル店員が接客しづらいと感じてしまうのは、無反応なお客さまです。「いかがですか?」と声をかけても反応せずに無視、目を合わせようとしません。このようなお客さまはアパレル店員の声掛かけに対応することはなく、自分で店内を見て回ります。

さらに無反応ではなく、必要以上に関わってくるお客さまも苦手とするアパレル店員が多いです。例えば、クレームをよくつけてくるお客さまは対応に困ってしまうものです。同じ内容のクレームを繰り返したり、不可能な返品や交換などを要求したりしてきます。

また、権威的な態度をする人も対応しづらいと感じるアパレル店員は少なくありません。上から目線でアパレル店員に接し、なかにはアパレル店員に対して説教をするお客さまもいます。

<どの業界でも少なからず苦手に感じるお客さまは存在する>

どのような職場でも接客業には苦手なお客さまというのはつきものです。このように苦手と感じるお客さまを、いかに上手く対応できるかがプロの腕の見せ所です。

<苦手なお客さまを克服することでビジネスチャンスは広がる>

接客しづらいと感じるお客さまを克服できれば、自分の自信に繋がり仕事をもっと楽しむことができます。苦手を克服することで、自分のビジネスチャンスを広げられます。苦手なお客さまの接客はプレッシャーを感じ過ぎては上手くいきません。ゲーム感覚くらいに捉え、前向きに取り組むと苦手は克服しやすいでしょう。

苦手なお客さまを克服するアパレル接客の3つの心掛け

それでは、苦手なお客さまを克服するためのアパレル接客業の心掛けを3つご紹介します。

<挨拶はしっかりとする>

丁寧な挨拶をされて不快に感じるお客さまはいません。アパレル店員は全てのお客さまに丁寧に挨拶をしましょう。苦手なお客さまだからとって、手を抜いた挨拶はいけません。お客さま来店時の「いらっしゃいませ」、お店から出る際の「ありがとうございました」はお客さまにしっかりと伝えましょう。挨拶に対して無反応なこともありますが、毎回丁寧な挨拶を心がけることが重要です。

<笑顔を保つ>

アパレル店員はお客さまが気持ちよく買い物ができるような雰囲気を作るのも仕事です。そのためには常に笑顔でいることがポイントです。苦手なお客さまだからといって、あからさまに嫌そうな顔をするなど態度に出すのはNGです。笑顔を忘れずに接客していれば、クレームなども減少する可能性があります。

<清潔感ある身だしなみを心掛ける>

接客業で身だしなみを整えるのはマナーです。お客さまから指摘されるようなポイントを作らないことで、権威的な態度を取られるのを防ぐことができます。また、アパレル店員はお客さまにファッションのアドバイスをする立場です。そのような人の身だしなみが悪ければ、お客さまも安心してお買い物をすることができません。しっかりと自分の立場を自覚した身だしなみをしましょう。

【お客さまのタイプ別】接客のポイント

アパレル接客を楽しむ方法/Photo by wavebreakmedia

苦手とするお客さまにはそれぞれに合った接客のポイントがあります。次は、タイプ別に苦手なお客さまの接客のポイントについてご紹介します。

<何回も同じ内容を繰り返して話すお客さま>

何回も同じことを繰り返すお客さまは、何か伝えたいことがあります。会話の内容からお客さまが伝えたいことを汲み取りましょう。「どのような対応を望んでいるのか?」「どんなアイテムを求めているのか?」などを意識すると分かりやすいです。また話が長くなるようでしたら、お客さまの話の要点をまとめてアパレル店員が会話をリードするとよいでしょう。

<厳しい口調や言い方が強いお客さま>

このようなお客さまは商品やコーディネートなどについてアドバイスをしても、自分の感覚で良い・悪いという判断をしてしまいがちです。激しい口調や大きな声にひるまずに、冷静な対応をするようにしましょう。反抗的な態度を取ってしまうと、さらに状況が悪くなるので注意しましょう。

<無反応なお客さま>

無反応のお客さまは無理に声を掛けないようにしましょう。接客するとしても「ぜひ手にとってみてくださいね」と軽く声を掛ける程度にするのがポイントです。少し離れたところから見守るようにしておくと、自然とお客さまの方から声を掛けてくることもあります。

苦手を克服して接客スキルを上げる

いかがでしたでしょうか?接客業をしていれば苦手なお客さまを対応することはあります。嫌だからと避けるのではなく、苦手を克服することで接客スキルを上げることができます。苦手を克服しビジネスチャンスを広げましょう。(modelpress編集部)

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