結婚してもアパレル店員は続けられる？転職のベストタイミングは？

【アパレル／モデルプレス】結婚後もアパレル店員を続けることはできるのでしょうか。結婚を考えているとき、転職のベストタイミングは、いつになるのでしょうか。それでは、結婚を考えている場合の転職のタイミングや、結婚・転職に関するアパレル業界の事情をご紹介します。

アパレル業界は結婚しても働き続けられる？

アパレル業界では、結婚後も働き続けることはできるのでしょうか。まずは、結婚後も、アパレル業界で働くことができるのかについてご紹介します。

＜結婚をきっかけに転職を考える人は多い＞

一般的には、アパレル業界においても、結婚をきっかけに転職を考える人は多いようです。結婚をきっかけに転職を考える理由としては、たとえば「家庭と両立することができるか不安になる」「産休や育休を取得した後、仕事に復帰することができるか不安になる」「若い人向けのブランドで働き続けることができるのか不安になる」などが、代表的なものとしてあげられます。

＜結婚後もアパレル業界で働き続ける方法はある＞

結婚後についても、アパレル業界で働き続ける方法は存在しています。たとえば、「正社員から契約社員になり、時短勤務する」といった方法や、「販売店舗から本社に異動し、販売員としてではなく、総合職として働く」といった方法が、代表的なものとして考えられるでしょう。また、「産休・育休制度がしっかりと整っている企業へ転職する」という選択肢を加えてみるのもよいかもしれません。

結婚前と結婚後、転職のタイミングはどちらがよい？

結婚前と結婚後、転職のタイミングはどちらが好ましいと考えられるのでしょうか。それでは、結婚前に転職する場合と結婚後に就職する場合について、それぞれのメリット・デメリットをご紹介していきます。

＜結婚する前に転職すると…＞

結婚する前に転職する場合、どのようなメリットが考えられるのでしょうか。代表的なものとしては、たとえば「新しい職場に慣れてから、新婚生活を迎えることができる」といったことや、「産休や育休に入るまでの期間を、比較的長く持つことができる」といったことなどが考えられるでしょう。これに対して、結婚する前に転職する場合のデメリットとしては、「結婚後に新たな姓へと変更する場合は、手続きに手間がかかる」といったことや、「転職活動と結婚準備の時期が重なると、とても忙しくなる」といったことなどが考えられます。

＜結婚した後に転職すると…＞

それでは、結婚した後に転職する場合、どのようなメリットが考えられるのでしょうか。代表的なものとしては、たとえば「結婚式や新婚旅行、また新居での引っ越しといった大きなイベントが終わっていれば、転職活動に専念することができる」といったことや、「新たな姓で働くことができる」といったことなどが考えられるでしょう。これに対して、結婚した後に転職する場合のデメリットとしては、「転職後間もない時期に、産休や育休を取得することは、難しい場合がある」といったことなどが考えられます。

結婚後も働きやすい転職先とは？

「結婚後も働きやすい転職先」とは、どのような職場なのでしょうか。それでは、アパレル業界内で転職する場合について、結婚後も働きやすい転職先の例をご紹介していきます。

＜産休・育休制度の整った企業＞

結婚後も働きやすい転職先の例の1つ目は、「産休・育休制度の整った企業」です。産休・育休制度が整っているだけではなく、制度をきちんと活用することができている社員が多い企業を選ぶようにしましょう。たとえば、求人に「○名の社員が産休を取得し、その内×割が職場に復帰」などの記載があれば、企業を選ぶ際の目印となるでしょう。また、産休・育休制度に加えて、「出産後のキャリアサポート」があるかどうかということもチェックするとよいでしょう。

＜本社勤務が可能な企業＞

結婚後も働きやすい転職先の例の2つ目は、「本社勤務が可能な企業」です。一般的には、店舗に販売員として勤務するよりも、本社勤務となるほうが、仕事を続けやすくなるケースが多いようです。仕事を続けやすくなる理由としては、たとえば「販売員として勤務するよりも、本社勤務のほうが、規則的な休暇を取得しやすい」といったことや、「販売員として勤務するよりも、本社勤務のほうが、規則的な勤務時間となる職種が多い」といったことなどが考えられるでしょう。実際に、販売員出身で、本社勤務となっている方は、数多くいます。ただし、本社勤務となる場合は、たとえば「プレス」や「MD」など、販売員に必要とされるスキルとは別のスキルが必要となるケースがほとんどになります。

後悔のない転職をするためには？

いかがでしたでしょうか？ここまで確認してきたように、アパレル業界においても、結婚後、働き続けることは可能です。また、結婚する際の転職には、さまざまなメリット・デメリットが存在しています。加えて、「結婚後も働きやすい転職先」といったものも、確実に存在します。本稿で紹介した内容を参考にしながら、後悔のない決断を下してください。（modelpress編集部）