「Banner Barrett」企画にリニューアルのタイミングで再入社「ドキドキ感がある」 モデルプレスインタビュー
「Banner Barrett」企画にリニューアルのタイミングで再入社「ドキドキ…
【Banner Barrett/モデルプレス】株式会社マーキュリーデザインのアパレルブランド「Banner Barrett(バナーバレット)」の企画として働く入社1年目の柳郷有香さん(31)にインタビューを実施。縁があり、以前退職していたBanner Barrettに再び入社し、そのタイミングでブランドがリニューアル。そのとき柳郷さんが感じたこととは…。
― 2016年秋冬からブランドがリニューアルするというお話をお聞きしました。
柳郷さん:大幅にイメージが変わるというよりかは、20代後半から30代前半をターゲットにしたちょっと遊び心のあるフェミニンなお洋服がメインというコンセプトは変わらず、流行に乗りすぎず、より女性らしいフェミニンさを意識するようになりました。
― なぜリニューアルすることに?
柳郷さん:ブランドがデビューして14年経ちますが、その時と周りの環境も大きく変わっています。今の時代に合った「Banner Barrettらしさ」をきちんと表現していこうという流れに社内がなったんです。
― そんな大事なタイミングでの入社ということで、プレッシャーは感じませんでしたか?
柳郷さん:若干感じました(笑)。でも、これまでと変わらぬBanner Barrettのイメージが頭の中に入っていたので、あとはチームでやるだけと思っていました。
今、Banner Barrettは2名体制で、お洋服を作っているのですが、企画がそれぞれ個性を活かしたデザインを考えています。
― リニューアルということで大変な想いをしたことは?
柳郷さん:それが特になくて…(笑)。みんなそうだと思うのですが、いつも慌ただしく動きまわっているので、今回も慌ただしく動いていただけでした。
― これからお客様にお披露目になるわけですが、今からドキドキですよね。
柳郷さん:店舗があるので、ダイレクトにどのアイテムが売れているかすぐに反応が分かるんですよね。好きなものを作りたいという想いはみんなあると思うので、それが売れたらいいなと。そんなドキドキ感があります。
― Banner Barrettの企画とはどのような仕事内容なのか、教えてください。
柳郷さん:企画とはブランドによって役割が違うと思うのですが、Banner Barrettでは基本的に作りたいお洋服を絵に描いて、それを社内にいるパタンナーに渡してお洋服を形にしてもらっています。デザイナーと言った方が想像しやすいかもしれないですね。
なので、メイン業務はお洋服の絵を描くことです。そして、パタンナーに「ここはこうしたい。こんな感じの生地で、サイズはこうで~」と話し合いながら、サンプルを作ってもらっています。何度も修正が入ったりするのですが、数週間でお洋服が形になってしまうんですよ。
使用したい素材を探す為に生地メーカーさんとの打ち合わせは多いのですが、制作に関してはBanner Barrett内部で完結できるようになっています。
― 数あるブランドの中からなぜBanner Barrettにしようと思ったのですか?
柳郷さん:知り合いの紹介と自分自身のタイミングがあったからです。きっとご縁があったんだと思います。だから、退職した会社に再び入社しようと思えたんだと思います。それにBanner Barrettは歴史あるブランドなので、そんなブランドの企画ができることはとても光栄なことと感じています。
― 企画をやろうと思ったきっかけは?
柳郷さん:専門学校を卒業した後、別のブランドで販売員をやっていましった。そのとき「企画をやってみないか」とお誘いいただき、元々絵を描くことが大好きだったので、やってみたら楽しくて…。流れに身を任せていたら、今に至ります。自分ではすごく楽しくて夢のある仕事だと思っています。
― 企画をやっていて、やりがいや苦労したことを教えてください。
柳郷さん:やりがいはサンプルが出来上がってきたときに自分が思っていたものよりも可愛いものが出来たときです。小さなサンプル生地を見て考えているので、やはり実際のサイズで出来上がったときでは印象が違うんですよね。だからこそ「やったな!」って思います(笑)。
逆に苦労したことは、デザイが立て込んでいて、なかなか案が浮かばないこと。そんな状況でも、締切はもちろんあるので、どこの会社でもあるかもしれませんが、追われている感じが辛いです(笑)。話し合いを進める中で、作りたいものの意見が食い違うと苦労したりします。
― 今後の目標を教えてください。
柳郷さん:今後もBanner Barrettの企画を続けたいと思っているので、リニューアルしてもっともっとみんなに「可愛いよね」と言ってもらえるように、そしてたくさん着てもらえるように、良いお洋服を作っていきたいです。
― 普段のファッション情報はどのように取り入れていますか?
柳郷さん:SNSで海外の情報を取り入れたり、トレンドをチェックしています。あとは、洋書を見たりしますが、今はSNSで調べることの方が多いです。
― 普段からBanner Barrettのお洋服を着ることが多いのですか?
柳郷さん:仕事中は決まりがないので、好きなお洋服を着ています。でも自分が作ったものは着ちゃいますね!
― お休みの日はどのように過ごしていますか?
柳郷さん:最近は気候がいいのでピクニックに行っています。友達と公園に行って、ゆったり過ごすことが好きです。あとは、月3回ぐらいヨガに行っています!発汗が大事なのかなと思って、普段から美容のために長風呂を心がけています。
― ほかに美容面で気を付けていることはありますか?
柳郷さん:夜は軽めの食事にしています。聞いた話なのですが、夜を軽めにすれば、朝と昼は好きなものを食べてもいいのだとか。糖質制限がいいと聞いたので、夜は炭水化物はなるべく抜くようにしています。
― Banner Barrettに相応しい人はどのような人ですか?
柳郷さん:作りたいものを作れる会社だと思うので、想像力が豊かで、お洋服が大好きな人。企画も同じで、お洋服に愛情があれば大丈夫なので、あとは情熱がある人がいいと思います。
― 書類、面接…と選考があると思うのですが、どのようなところをポイントとしてチェックしていますか?
柳郷さん:個性ですね。ショップ店員にしても企画にしても、この会社でなにをやりたいのか、そういう想いがきちんとある人。多少ヒートアップしても個性が出ていて、情熱がきちんとあるのか見ていると思います。
― 面接はどのような服装だと好印象ですか?
柳郷さん:トータルのセンスや雰囲気が大事。だから、これがいいとか、Banner Barrettの服じゃなきゃダメとかはないと思います。
― 夢を追いかけている女の子に向けて夢を叶える秘訣を教えてください。
柳郷さん:その夢に対して好きという気持ちを忘れないこと。そして、例えばアパレル業界なら「これは可愛い、あれはキレイ、かっこいい」という感情を常に持つことだと思います。タイミングや運って巡ってくると思うので、ワクワクする気持ちと好きという想いを持っていれば夢は叶うと思います。
― ありがとうございました。
リニューアルというブランドにとって1番大事なときに“企画”というお洋服を作る上での入り口を頼まれた柳郷さん。「これから展示会を重ねるに連れて少しずつ変化していくと思うのですが、ブランド自体が成長できたらいいなと思います」と自信と期待を寄せながら語ってくれました。歴史あるBanner Barrettの今後の行方は、柳郷さんにかかっているのかもしれない、そしてそういう重要な役割は好きという気持ちがあれば、“巡ってくる”んだなと思うことができました。(modelpress編集部)
AM10時~ 出社
朝礼
AM11時~
MDとの企画ミーティング
PM12時~ ランチ
PM2時~
サンプル・トワルチェック
PM4時~
取引先との商談
PM7時~ 退社
ブランド:Banner Barrett(バナーバレット)
職種:企画
アパレル業界で働き始めた年月:2005年4月~
経歴:別ブランド販売員2005年4月~、他ブランド企画部2008年1月~、Banner Barrett企画部2013年3月~、別ブランド2014年3月~、Banner Barrett企画部2015年10月~ 現在に至る
Banner Barrettがリニューアル
― 2016年秋冬からブランドがリニューアルするというお話をお聞きしました。
柳郷さん:大幅にイメージが変わるというよりかは、20代後半から30代前半をターゲットにしたちょっと遊び心のあるフェミニンなお洋服がメインというコンセプトは変わらず、流行に乗りすぎず、より女性らしいフェミニンさを意識するようになりました。
― なぜリニューアルすることに?
柳郷さん:ブランドがデビューして14年経ちますが、その時と周りの環境も大きく変わっています。今の時代に合った「Banner Barrettらしさ」をきちんと表現していこうという流れに社内がなったんです。
― そんな大事なタイミングでの入社ということで、プレッシャーは感じませんでしたか?
柳郷さん:若干感じました(笑)。でも、これまでと変わらぬBanner Barrettのイメージが頭の中に入っていたので、あとはチームでやるだけと思っていました。
今、Banner Barrettは2名体制で、お洋服を作っているのですが、企画がそれぞれ個性を活かしたデザインを考えています。
― リニューアルということで大変な想いをしたことは?
柳郷さん:それが特になくて…(笑)。みんなそうだと思うのですが、いつも慌ただしく動きまわっているので、今回も慌ただしく動いていただけでした。
― これからお客様にお披露目になるわけですが、今からドキドキですよね。
柳郷さん:店舗があるので、ダイレクトにどのアイテムが売れているかすぐに反応が分かるんですよね。好きなものを作りたいという想いはみんなあると思うので、それが売れたらいいなと。そんなドキドキ感があります。
Banner Barrett企画の仕事内容
― Banner Barrettの企画とはどのような仕事内容なのか、教えてください。
柳郷さん:企画とはブランドによって役割が違うと思うのですが、Banner Barrettでは基本的に作りたいお洋服を絵に描いて、それを社内にいるパタンナーに渡してお洋服を形にしてもらっています。デザイナーと言った方が想像しやすいかもしれないですね。
なので、メイン業務はお洋服の絵を描くことです。そして、パタンナーに「ここはこうしたい。こんな感じの生地で、サイズはこうで~」と話し合いながら、サンプルを作ってもらっています。何度も修正が入ったりするのですが、数週間でお洋服が形になってしまうんですよ。
使用したい素材を探す為に生地メーカーさんとの打ち合わせは多いのですが、制作に関してはBanner Barrett内部で完結できるようになっています。
― 数あるブランドの中からなぜBanner Barrettにしようと思ったのですか?
柳郷さん:知り合いの紹介と自分自身のタイミングがあったからです。きっとご縁があったんだと思います。だから、退職した会社に再び入社しようと思えたんだと思います。それにBanner Barrettは歴史あるブランドなので、そんなブランドの企画ができることはとても光栄なことと感じています。
― 企画をやろうと思ったきっかけは?
柳郷さん:専門学校を卒業した後、別のブランドで販売員をやっていましった。そのとき「企画をやってみないか」とお誘いいただき、元々絵を描くことが大好きだったので、やってみたら楽しくて…。流れに身を任せていたら、今に至ります。自分ではすごく楽しくて夢のある仕事だと思っています。
― 企画をやっていて、やりがいや苦労したことを教えてください。
柳郷さん:やりがいはサンプルが出来上がってきたときに自分が思っていたものよりも可愛いものが出来たときです。小さなサンプル生地を見て考えているので、やはり実際のサイズで出来上がったときでは印象が違うんですよね。だからこそ「やったな!」って思います(笑)。
逆に苦労したことは、デザイが立て込んでいて、なかなか案が浮かばないこと。そんな状況でも、締切はもちろんあるので、どこの会社でもあるかもしれませんが、追われている感じが辛いです(笑)。話し合いを進める中で、作りたいものの意見が食い違うと苦労したりします。
― 今後の目標を教えてください。
柳郷さん:今後もBanner Barrettの企画を続けたいと思っているので、リニューアルしてもっともっとみんなに「可愛いよね」と言ってもらえるように、そしてたくさん着てもらえるように、良いお洋服を作っていきたいです。
Banner Barrett企画のライフスタイルにも迫る
― 普段のファッション情報はどのように取り入れていますか?
柳郷さん:SNSで海外の情報を取り入れたり、トレンドをチェックしています。あとは、洋書を見たりしますが、今はSNSで調べることの方が多いです。
― 普段からBanner Barrettのお洋服を着ることが多いのですか?
柳郷さん:仕事中は決まりがないので、好きなお洋服を着ています。でも自分が作ったものは着ちゃいますね!
― お休みの日はどのように過ごしていますか?
柳郷さん:最近は気候がいいのでピクニックに行っています。友達と公園に行って、ゆったり過ごすことが好きです。あとは、月3回ぐらいヨガに行っています!発汗が大事なのかなと思って、普段から美容のために長風呂を心がけています。
― ほかに美容面で気を付けていることはありますか?
柳郷さん:夜は軽めの食事にしています。聞いた話なのですが、夜を軽めにすれば、朝と昼は好きなものを食べてもいいのだとか。糖質制限がいいと聞いたので、夜は炭水化物はなるべく抜くようにしています。
Banner Barrettで働くためには
― Banner Barrettに相応しい人はどのような人ですか?
柳郷さん:作りたいものを作れる会社だと思うので、想像力が豊かで、お洋服が大好きな人。企画も同じで、お洋服に愛情があれば大丈夫なので、あとは情熱がある人がいいと思います。
― 書類、面接…と選考があると思うのですが、どのようなところをポイントとしてチェックしていますか?
柳郷さん:個性ですね。ショップ店員にしても企画にしても、この会社でなにをやりたいのか、そういう想いがきちんとある人。多少ヒートアップしても個性が出ていて、情熱がきちんとあるのか見ていると思います。
― 面接はどのような服装だと好印象ですか?
柳郷さん:トータルのセンスや雰囲気が大事。だから、これがいいとか、Banner Barrettの服じゃなきゃダメとかはないと思います。
夢を叶える秘訣を語る
― 夢を追いかけている女の子に向けて夢を叶える秘訣を教えてください。
柳郷さん:その夢に対して好きという気持ちを忘れないこと。そして、例えばアパレル業界なら「これは可愛い、あれはキレイ、かっこいい」という感情を常に持つことだと思います。タイミングや運って巡ってくると思うので、ワクワクする気持ちと好きという想いを持っていれば夢は叶うと思います。
― ありがとうございました。
リニューアルというブランドにとって1番大事なときに“企画”というお洋服を作る上での入り口を頼まれた柳郷さん。「これから展示会を重ねるに連れて少しずつ変化していくと思うのですが、ブランド自体が成長できたらいいなと思います」と自信と期待を寄せながら語ってくれました。歴史あるBanner Barrettの今後の行方は、柳郷さんにかかっているのかもしれない、そしてそういう重要な役割は好きという気持ちがあれば、“巡ってくる”んだなと思うことができました。(modelpress編集部)
ある日の1日の流れ
AM10時~ 出社
朝礼
AM11時~
MDとの企画ミーティング
PM12時~ ランチ
PM2時~
サンプル・トワルチェック
PM4時~
取引先との商談
PM7時~ 退社
柳郷有香(やなごうゆか)プロフィール
ブランド:Banner Barrett(バナーバレット)
職種:企画
アパレル業界で働き始めた年月:2005年4月~
経歴:別ブランド販売員2005年4月~、他ブランド企画部2008年1月~、Banner Barrett企画部2013年3月~、別ブランド2014年3月~、Banner Barrett企画部2015年10月~ 現在に至る
実際に働いている人の声は?
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