「SHIRO」エリアマネージャーインタビュー「たくさんの学びがあった」現職に就くまでを語る

「SHIRO」エリアマネージャーインタビュー「たくさんの学びがあった」現職に就く…

コスメブランド「SHIRO(シロ)」(株式会社シロ)エリアマネージャーとして働く入社9年目の林佳苗さん(36)がモデルプレスのインタビューに応じた。

モデルプレスのインタビューに応じた林佳苗さん(C)モデルプレス

「SHIRO」エリアマネージャーの仕事内容

― 「SHIRO」エリアマネージャーの仕事内容を教えてください。

関東エリアの店舗マネジメント業務として、訪店、店舗運営管理、販売戦略立案、在庫管理のほか、スタッフ育成、シフト調整、新人の入店前研修・製品研修の実施を行っております。店舗での接客や、新店舗オープンの時には、立ち上げやオペレーション立案などにも取り組みます。SNS関連では、Instagramで週に一度配信している、自社のインスタライブに出演し製品を紹介しています。またYouTubeでは、そのインスタライブの内容をさらに深めた動画を発信しており、それらは社内研修資料としても活用しています。また、雑誌やWEB、テレビなど、各メディアからの取材・撮影の対応も行います。

― これまで働いてきて、やりがいや苦労したことも教えてください。

「世の中を幸せにすること」を軸に、ブランドをよりよく変化させていくことを考え、実行することを通して、お客様に笑顔になっていただくことがやりがいです。この10年間でブランドは、LAURELからshiroへ、そしてshiroからSHIROへと進化していますが、「世の中を幸せにする」という想いは変わらず持ち続けています。その想いを込めた製品を通して、よりたくさんのお客様にブランドを好きになっていただき、笑顔になっていただけることを目指しています。

これまでのブランドの進化を通して、そのたびに新しいことを学び、自分自身の成長を感じています。ブランドが常に変化していくように、日頃から以前のやり方にとらわれず、常に新しく広い視野を持って業務に取り組んでいます。

ありがたいことに現在は、インスタライブなどを通してお客様とコミュニケーションを取らせていただく機会があり、中にはライブをきっかけに、初めて製品を使ってくださる方もいらっしゃいます。コメントなどを通して、お客様とお話するたびに嬉しく思うと同時に、今後さらに多くの方にブランドの想いや製品の魅力をお伝えし、喜んでいただくためにできることはないか、と考えてワクワクしています。

苦労したことは、2019年のブランドリニューアル時の、店舗立ち上げの経験です。ブランドが大きな変化を迎える中、どのようにすればお客様に喜んでいただけるかを考えながら、店舗の展開や製品のお伝えの仕方などを皆で相談し、試行錯誤を繰り返しました。この経験を通して、本社、店舗ともにスタッフ同士の関係性もさらに深まり、変化に柔軟に対応し、課題を解決していくことの面白さを学びました。この経験は非常に思い出深く、自分にとって大きな財産だと思っています。

「SHIRO」エリアマネージャーになるまで

商品をチェック中(C)モデルプレス

― いつ入社し、入社後はどのような仕事をされてきたのでしょうか?

2011年8月に入社しました。販売スタッフとして、店舗で2年間勤務した後、店長として数店舗に勤務し、現在は関東のエリアマネージャーとして勤務しています。

― なぜエリアマネージャーをやるようになったのでしょうか?

販売スタッフ、店長としての経験を重ねていく中で、たくさんの学びがありました。その経験をよりたくさんの店舗に還元し、ブランドをより良くするために、さらに視野を広げて貢献したいと考えたからです。

― 数あるコスメブランドの中から「SHIRO」を選んだ理由を教えてください。

元々は、ビューティー業界というこだわりはありませんでしたが、出身地である北海道の企業ということに興味と愛着が沸き、ここしかないという決意で入社しました。今では、お客様やスタッフにブランドや製品のことをお伝えするたびに、さらにブランドを好きになっていくのを感じますし、やりがいを持って仕事をさせていただいています。

― 今後の目標を教えてください。

スタッフ向けの研修内容を充実させたり、お店の課題を解決するための、スタッフ同士の会話の機会をさらに増やしたりするなど、ブランドがさらに良くなっていくようなコミュニケーションを作っていきたいです。本社では、企画担当者から新製品の構想や、開発背景などについて直接聞く機会も多いので、その熱量をそのままスタッフにも伝えられるようにしていきたいです。

「SHIRO」エリアマネージャーのライフスタイル

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― 美容面で気を付けていることを教えてください。

その日の肌の調子に合わせて、使うアイテムや組み合わせを変え、足りないものを補うようなケアを心がけています。ベーシックなケアは、「酒かす化粧水」を使ったローションパック。化粧水をひたひたに浸したパックをしながら家事をするのが、毎朝のルーティーンになっています。

― 休日はどのように過ごしていますか?

本を読んだり、海外ドラマを観たりと、感性を磨くインプットの時間を楽しんでいます。

― 普段、美容情報をどのように取り入れていますか?

弊社のメイクアップアーティスト天野から、メイクアップの基本的なテクニック、裏技などを教えてもらっています。YouTubeやInstagramなどのSNSで紹介されている、スキンケアやメイクのハウツーも参考にしています。

「SHIRO」で働くには

林佳苗さん(C)モデルプレス

― 「SHIRO」にはどのような人が相応しいのでしょうか?

素直で誠実な思いやりのある方が、SHIROには合っていると思います。これらを持ち合わせた方は、接客の場面でもそうですし、職場の仲間やパートナー様との仕事を進める中で、相手の想いを汲み取った行動がとれるのではないかと思います。そのような行動の積み重ねが、企業理念の「世の中をしあわせにする」ということに通じる、と、私たちは考えています。人と接することが好き、コスメが好き、という方には特に、活躍していただける職種だと思います。

― 書類・面接…と通過できるポイントを教えてください。

面接では、自分がブランドで何をしたいか、何ができるかをじっくりと考えて、自分の言葉で伝えて下さい。無理やりに作った回答ではなく、その人らしさに触れられるようなお話ができれば、職場での活躍のイメージがより描きやすいと感じます。また、面接の服装は、スーツではなく、私服でお越しいただいています。ありのままの飾らない、その人らしさを感じられるコミュニケーションを面接でも大切にしています。  

夢を叶える秘訣を語る

「SHIRO」エリアマネージャーの林佳苗さん(C)モデルプレス

― 最後に夢を追いかけている女の子に向けて夢を叶える秘訣を教えてください。

どんな仕事にも必ず意味や学びがあるので、ひたむきに向き合い、やると決めたことはやり続けるという気持ちで取り組んでいます。常に、自分に何ができるのか、どんな行動が周りの役に立つかを考えて行動することが大切だと思っています。

― ありがとうございました。

(modelpress編集部)

ある日の1日の流れ(自宅勤務での様子)

「SHIRO」表参道本店で取材を実施(C)モデルプレス

9:00 業務開始
本社朝礼で各部門の当日のタスクや連絡事項をシェア。その後、企画チームのミーティングにて、その週のインスタライブ・YouTube動画撮影のコンテンツなどについて話し合い。

10:00
エリア店長とzoomミーティング。全店における限定製品の販売計画と具体的な戦略を立て、それらを各エリアに落とし込めるよう、数字や体制について確認する。

12:00
インスタライブ配信の準備、練習、写真撮影など。出演後、視聴者の方からのご質問に回答。

13:30 ランチ休憩

14:30
関東エリア各店舗のスタッフと電話で打ち合わせ、情報ヒアリング。

16:00
ルミネエスト新宿店を訪店。陳列確認や接客、スタッフ面談など。

18:00
本社終礼に参加し、当日の業務や連絡事項を共有。企画ミーティングで翌日以降の業務を話し合う。

林 佳苗(はやし かなえ)プロフィール

林佳苗さん(C)モデルプレス

ブランド:SHIRO(シロ)
職種:エリアマネージャー
コスメ業界で働き始めた年月:2011年8月~
経歴:販売スタッフ2011年8月~、店長2013年3月~、エリアマネージャー2015年9月頃~

実際に働いている人の声は?

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