【Theory/モデルプレス】アパレルブランド「Theory(セオリー)」(株式会社リンク・セオリー・ジャパン)青山店の販売員として働く入社4年目の横尾志穂さん(26)にインタビューを実施。今年3月に副店長になったばかりの彼女は、決まったときの心境や、やりがいと苦労などについて語ってくれました。
― 副店長に就任したばかりだそうですね。そのときの心境を教えてください。
横尾さん:今年の3月に昇格しました。もともと店長を希望していまして、やっと副店長になれたという気持ちです。やっぱり責任の重さを感じました。まだなりたてなので、上司に手助けをしてもらいながら業務をこなしています。イレギュラーなことが起こると初めて対応することばかりなので、どう対処するのがベストなのか、その度覚えながら進めています。
― でもその分やりがいも倍増しているのかなと思います。
横尾さん:そうですね。もし店長が不在の際は責任者としてお客様と接するので、そこで自分で判断できたときはよかったなと思います。でも、まだまだな部分もあるので、悔しい思いもします。
― Theory販売員の仕事内容を教えてください。
横尾さん:接客業務はもちろん、店舗の数値計画や部下育成、VMDなど多岐にわたります。
店舗の数値計画とは、1日の計画、週の計画、月の計画、1年の計画と数値計画を立てていくのですが、店長が1年の計画、私が月の計画、後輩が週の計画…と、役職によって計画を立てる人を変えていきます。
部下育成では、青山店は新卒が毎年配属されるので、部下たちに業務を1から教えています。接客のやり方はもちろん、普段のコミュニケーションのとり方など、その人のタイプに合わせたやり方で進めています。
VMDは、店舗内のレイアウトを考える仕事なのですが、青山店は旗艦店なので、“Theoryらしさ”を意識しています。送っていただいたニューヨークの店舗の写真を参考に、レイアウトを考え、店長とともに作り上げています。
― 旗艦店となると他店との違いも?
横尾さん:よりブランドの世界観を発信するという要素が強い店舗だと思います。百貨店内に入っている店舗と比べると、雰囲気も違うと思います。例えば、百貨店はお客様のニーズに合わせてキャリア向けのアイテムが多いのですが、青山店は、キャリアアイテムはもちろん、カジュアルなアイテムなど、幅広く揃えています。あとは、青山店でイベントを開催することも多く、受注会は青山店で行っています。
― 数あるブランドの中でTheoryを選んだきっかけを教えてください。
横尾さん:学生時代、ニューヨークに留学していたことがありました。私ニューヨークの雰囲気がすごく好きなんですよ!Theoryのお洋服は着る人をメインにしてくれるお洋服なので、ニューヨークはいろんな人がいる中でもTheoryのお洋服を着ることで、その人をキレイにしてくれます。着る人を主役にしてくれるTheoryのお洋服はすごく素敵だなと思います。
それに、選考が進むにつれ、そこで会う方たちもすごくいい人が多くて、そういう社風にも惹かれました。
― 3年間を振り返ってみると、やりがいや大変なこともいっぱいあったと思いますが…。
横尾さん:教育担当だった部下が、成長し異動になったときに「青山店で学んだことを活かします」と言ってくれたときはすごく嬉しかったです。あとは、信頼してくれるお客様がいること、そしてその方が私と一緒に選んだお洋服を着て自信を持てたり、頑張れたり、喜んでくれることです。
その逆で苦労したことは自分の接客スタイルを確立すること。青山店は顧客様がメインになる店舗なので、最初は売り上げに繋がらないことが多くて。3年経過した今、やっと安定してきたと思います。
― 3年間、販売員を続けられた理由を教えてください。
横尾さん:3年間同じ店舗で働いていますが、上司と部下を含め、周囲がすごく変わっているので、いろんなスタッフと接することで自分の考え方の幅が広がりました。そういう意味では、周囲の人が変わることで引き出しが増えているので、3年間があっという間でした。
― 今後の目標を教えてください。
横尾さん:自分のお店を持ちたいという目標があるので、店長になりたいです。あとはVMDの作業も好きなので、そういう専門的なことも勉強していきたいです。
― 美容面で気をつけていることを教えてください。
横尾さん:普段から身体を動かすようにしています。逆に疲れもとれると思うので、休日にはヨガに行きます。お肌にもいいのかなと思っています。
― 販売員と聞くと立ち仕事で大変そうなイメージを持たれると思うのですが、どんな対策をしていますか?
横尾さん:少し疲れたと感じたときにマッサージや運動をやるくらいです。私は立ち仕事を苦に感じません。ずっと座っている方が大変だろうな…と思ってしまいます。
― 普段どのようにしてファッション情報を取り入れていますか?
横尾さん:好きな有名人の方のInstagramをよく見ています。あとは、タグで検索することも多いです。Pinterestもよくチェックしますね。
― どんなタイプがTheoryに相応しいですか?
横尾さん:キャリアプランをしっかり立て、それに向かって自己を高められる人。販売にはお話が好き、人が好きという気持ちがあれば大丈夫だと思います。
― 書類、面接…と選考を通過できるポイントを教えてください。
横尾さん:自分のビジョンを持ち、軸がブレないことが大切。経験はなくても大丈夫です。人が好き、服が好きとか、コミュニケーション力を1番に見ていると思います。あとはこの会社を好きになれるのかということと、将来的なビジョンを持てるのかをチェックしているそうです。
面接での服装は、シンプルで清潔感がある方がいいと思います。私は当時、学生でTheoryのお洋服を買うことができなかったので、そういう服装を重視していきました。
― 夢を追いかけている女の子に向けて夢を叶える秘訣を教えてください。
横尾さん:自分の考えを1つだけでいいのでしっかりと持っていれば、周囲から何を言われてもブレないと思います。そういうのを見てくれる人がいると自分の希望が通ると思うので、しっかりと自分の信念を持つことが大切だと思います。
― ありがとうございました。
業務の合間を縫って取材に応じてくれた横尾さん。お客様が来店されると、彼女の目が一瞬で動き、仕事モードONに。多忙なはずなのに、笑顔を絶やさず、そして副店長と責任感をみせてくれました。そんな彼女はきっと“Theory”というブランドの将来を担う人になるんだなと、予感させてくれました。(modelpress編集部)
AM10時~ 早番で出社
朝礼、掃除
AM11時~ オープン
接客をしつつも、出荷や入荷の作業
PM12時 休憩
ランチタイム
PM1時~ 午後の勤務スタート
接客、お客様にお礼のDM作成
PM7時30分~ 退勤
終礼後、退勤。
ブランド:Theory(セオリー)
職種:販売員
店舗:青山店
アパレル業界で働き始めた年月:2013年3月~
経歴:青山店2013年3月~
今年3月より副店長に就任
― 副店長に就任したばかりだそうですね。そのときの心境を教えてください。
横尾さん:今年の3月に昇格しました。もともと店長を希望していまして、やっと副店長になれたという気持ちです。やっぱり責任の重さを感じました。まだなりたてなので、上司に手助けをしてもらいながら業務をこなしています。イレギュラーなことが起こると初めて対応することばかりなので、どう対処するのがベストなのか、その度覚えながら進めています。
― でもその分やりがいも倍増しているのかなと思います。
横尾さん:そうですね。もし店長が不在の際は責任者としてお客様と接するので、そこで自分で判断できたときはよかったなと思います。でも、まだまだな部分もあるので、悔しい思いもします。
Theory販売員の仕事内容
― Theory販売員の仕事内容を教えてください。
横尾さん:接客業務はもちろん、店舗の数値計画や部下育成、VMDなど多岐にわたります。
店舗の数値計画とは、1日の計画、週の計画、月の計画、1年の計画と数値計画を立てていくのですが、店長が1年の計画、私が月の計画、後輩が週の計画…と、役職によって計画を立てる人を変えていきます。
部下育成では、青山店は新卒が毎年配属されるので、部下たちに業務を1から教えています。接客のやり方はもちろん、普段のコミュニケーションのとり方など、その人のタイプに合わせたやり方で進めています。
VMDは、店舗内のレイアウトを考える仕事なのですが、青山店は旗艦店なので、“Theoryらしさ”を意識しています。送っていただいたニューヨークの店舗の写真を参考に、レイアウトを考え、店長とともに作り上げています。
― 旗艦店となると他店との違いも?
横尾さん:よりブランドの世界観を発信するという要素が強い店舗だと思います。百貨店内に入っている店舗と比べると、雰囲気も違うと思います。例えば、百貨店はお客様のニーズに合わせてキャリア向けのアイテムが多いのですが、青山店は、キャリアアイテムはもちろん、カジュアルなアイテムなど、幅広く揃えています。あとは、青山店でイベントを開催することも多く、受注会は青山店で行っています。
― 数あるブランドの中でTheoryを選んだきっかけを教えてください。
横尾さん:学生時代、ニューヨークに留学していたことがありました。私ニューヨークの雰囲気がすごく好きなんですよ!Theoryのお洋服は着る人をメインにしてくれるお洋服なので、ニューヨークはいろんな人がいる中でもTheoryのお洋服を着ることで、その人をキレイにしてくれます。着る人を主役にしてくれるTheoryのお洋服はすごく素敵だなと思います。
それに、選考が進むにつれ、そこで会う方たちもすごくいい人が多くて、そういう社風にも惹かれました。
Theory販売員を続ける理由
― 3年間を振り返ってみると、やりがいや大変なこともいっぱいあったと思いますが…。
横尾さん:教育担当だった部下が、成長し異動になったときに「青山店で学んだことを活かします」と言ってくれたときはすごく嬉しかったです。あとは、信頼してくれるお客様がいること、そしてその方が私と一緒に選んだお洋服を着て自信を持てたり、頑張れたり、喜んでくれることです。
その逆で苦労したことは自分の接客スタイルを確立すること。青山店は顧客様がメインになる店舗なので、最初は売り上げに繋がらないことが多くて。3年経過した今、やっと安定してきたと思います。
― 3年間、販売員を続けられた理由を教えてください。
横尾さん:3年間同じ店舗で働いていますが、上司と部下を含め、周囲がすごく変わっているので、いろんなスタッフと接することで自分の考え方の幅が広がりました。そういう意味では、周囲の人が変わることで引き出しが増えているので、3年間があっという間でした。
― 今後の目標を教えてください。
横尾さん:自分のお店を持ちたいという目標があるので、店長になりたいです。あとはVMDの作業も好きなので、そういう専門的なことも勉強していきたいです。
Theory販売員のライフスタイル
― 美容面で気をつけていることを教えてください。
横尾さん:普段から身体を動かすようにしています。逆に疲れもとれると思うので、休日にはヨガに行きます。お肌にもいいのかなと思っています。
― 販売員と聞くと立ち仕事で大変そうなイメージを持たれると思うのですが、どんな対策をしていますか?
横尾さん:少し疲れたと感じたときにマッサージや運動をやるくらいです。私は立ち仕事を苦に感じません。ずっと座っている方が大変だろうな…と思ってしまいます。
― 普段どのようにしてファッション情報を取り入れていますか?
横尾さん:好きな有名人の方のInstagramをよく見ています。あとは、タグで検索することも多いです。Pinterestもよくチェックしますね。
Theoryで働くためには
― どんなタイプがTheoryに相応しいですか?
横尾さん:キャリアプランをしっかり立て、それに向かって自己を高められる人。販売にはお話が好き、人が好きという気持ちがあれば大丈夫だと思います。
― 書類、面接…と選考を通過できるポイントを教えてください。
横尾さん:自分のビジョンを持ち、軸がブレないことが大切。経験はなくても大丈夫です。人が好き、服が好きとか、コミュニケーション力を1番に見ていると思います。あとはこの会社を好きになれるのかということと、将来的なビジョンを持てるのかをチェックしているそうです。
面接での服装は、シンプルで清潔感がある方がいいと思います。私は当時、学生でTheoryのお洋服を買うことができなかったので、そういう服装を重視していきました。
夢を叶える秘訣を語る
― 夢を追いかけている女の子に向けて夢を叶える秘訣を教えてください。
横尾さん:自分の考えを1つだけでいいのでしっかりと持っていれば、周囲から何を言われてもブレないと思います。そういうのを見てくれる人がいると自分の希望が通ると思うので、しっかりと自分の信念を持つことが大切だと思います。
― ありがとうございました。
業務の合間を縫って取材に応じてくれた横尾さん。お客様が来店されると、彼女の目が一瞬で動き、仕事モードONに。多忙なはずなのに、笑顔を絶やさず、そして副店長と責任感をみせてくれました。そんな彼女はきっと“Theory”というブランドの将来を担う人になるんだなと、予感させてくれました。(modelpress編集部)
ある日の1日の流れ
AM10時~ 早番で出社
朝礼、掃除
AM11時~ オープン
接客をしつつも、出荷や入荷の作業
PM12時 休憩
ランチタイム
PM1時~ 午後の勤務スタート
接客、お客様にお礼のDM作成
PM7時30分~ 退勤
終礼後、退勤。
横尾志穂(よこおしほ)プロフィール
ブランド:Theory(セオリー)
職種:販売員
店舗:青山店
アパレル業界で働き始めた年月:2013年3月~
経歴:青山店2013年3月~
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