リップパック（唇パック）の種類と手順　適切なケアで潤いをキープ

皆様は、リップパックをご存じでしょうか。リップパックは、唇をケアする方法の一つです。リップパックには、様々な効果を期待することができます。そして、リップパックの種類の中には、自宅で手軽に行うことができるものも多くあります。しかしながら、リップパックの認知度は、まだまだ高くないようです。そこで、本稿では、リップパックに期待できることやリップパックの種類・手順について、ご紹介していきます。

リップパックに期待できること

リップパックには、どのようなことを期待することができるのでしょうか。まずは、「リップパックに期待できること」について、ご紹介していきます。

＜唇に潤い・ハリを与える＞

リップパックに期待できることの1つ目は、「唇に潤い・ハリを与える」ことです。リップパックには、美容成分や保湿成分などが豊富に含まれています。例えば、コラーゲンやヒアルロン酸などです。リップパックに含まれる美容成分や保湿成分によって、唇の乾燥やシワが改善され、潤い・ハリが生まれやすくなります。唇にハリが出れば、口紅のノリもよくなります。

＜唇に色を付ける＞

リップパックに期待できることの2つ目は、「唇に色を付ける」ことです。リップパックの中には、着色できるタイプもあります。着色できるタイプの場合には、一時的に唇に色を付けることができます。なお、着色できるタイプのリップパックには、食事をしても色が落ちにくいため、何度も塗りなおす必要がないというメリットがあります。

リップパックの種類

リップパックには、どのような種類があるのでしょうか。それでは、「リップパックの種類」について、ご紹介していきます。

＜パッチタイプ＞

リップパックの種類の1つ目は、「パッチタイプ」です。パッチタイプは、唇にパッチを貼るタイプです。これは、もっとも一般的なリップパックになります。パッチタイプは、パッチに美容成分や保湿成分が含まれています。唇にパッチを貼りつけることによって、美容成分や保湿成分を唇に浸透させていきます。

＜ラップタイプ＞

リップパックの種類の2つ目は、「ラップタイプ」です。ラップタイプは、オイルを唇に塗り、ラップで包みます。自宅にあるオイルを使用して、手軽に行うことができるリップパックです。

＜ティントタイプ＞

リップパックの種類の3つ目は、「ティントタイプ」です。ティントタイプは、唇に色素を付けるためのパックです。唇に塗り、乾いた後にパックを外せば、唇には、色が残ります。ティントタイプには、保湿成分が配合されているものも多いようです。なお、ティントタイプには、顔料も含まれているため、色素沈着につながる可能性もあります。したがって、ティントタイプを使う際には、毎回正しくクレンジングを行うことが大切になります。具体的には、唇を温めた後、クレンジングオイルをしみこませたコットンを唇に数秒間当てて、優しくふき取るようにしましょう。

ラップパックの手順

ここからは、自宅にあるものを使って行うことができるラップパックの手順について、ご紹介していきます。パッチタイプやティントタイプを使う場合には、それぞれの取扱説明書をよく確認したうえで使うようにしてください。

＜ステップ1：唇を温める＞

まずは、蒸しタオルを用意します。水で濡らしたタオルを30～60秒程度、電子レンジで温めましょう。電子レンジで温めたタオルを唇に3分ほど当てて、唇をふやかします。

＜ステップ2：唇の表面の皮を取り除く＞

綿棒を使って、唇の表面に浮いた皮を取り除いていきます。その際、綿棒は、優しく動かして、唇に負担がかからないようにすることがポイントになります。

＜ステップ3：保湿オイルを唇に塗る＞

自宅にあるオイルを手に取り、唇の全体になじませます。オイルは、はちみつや植物オイルなどがよいでしょう。

＜ステップ4：ラップで覆う＞

唇をラップで覆って、5分ほど待ちましょう。ラップを外した後には、コットンでオイルをふき取ります。なお、オイルは、ぬるま湯で洗い流しても大丈夫です。

＜ステップ5：リップクリームを塗る＞

仕上げとして、リップクリームを塗ります。リップクリームを塗ることによって、保湿成分を唇に定着させやすくすることができるからです。なお、リップバームや保湿クリームでも代用することができます。

お気に入りのリップパックを見つける

いかがでしたでしょうか。ここまでご紹介させていただいたように、リップパックには、様々な種類があります。そして、それぞれの種類ごとに様々な効果を期待することができます。まだリップパックを試したことがないという方は、本稿を参考にして、お気に入りのリップパックを見つけられてみてはいかがですか。（modelpress編集部）