アパレル女子直伝!インスタグラムの「いいね」が増える写真のコツ

アパレル女子直伝!インスタグラムの「いいね」が増える写真のコツ

【アパレル/モデルプレス】インスタグラムの「いいね」の数が増えると、自分が認められた気がして嬉しくなりますよね。しかし、「いいね」の数を思うように増やすのは意外と難しいもの。そこで今回は普段から店舗ブログなどで魅力的な写真のノウハウを研究しているアパレル女子が、インスタグラムの「いいね」が増えるおしゃれな写真の撮り方をご紹介します。

アパレル女子直伝!インスタグラムの「いいね」が増える写真のコツ/Photo by Roman Samborskyi

人物の撮影テクニック

人物撮影は写真撮影で定番の被写体です。今回はすぐ真似できる撮影テクニックと上手に人物を撮るために気を付けるポイントを紹介します。

<背景>

人物撮影では人物だけでなく、背景を意識することが大切です。被写体が身に着けている服の色味を引き立てる背景がベストです。例えば、淡い色合いの服装のときは濃い色の背景、濃い色合いの服装のときは淡い色の背景などにすると人物がくっきりと見えます。

<アングル>

逆光を利用(提供画像)

写真撮影の時、同じ視点ばかりになると単調になります。同じ人物撮影でも、斜め上から、下から、真正面から などアングルを少し変えるだけでも印象は大きく変わります。写真は作品です。「どう見せたいか」によって決めてよいものなのです。具体的には、脚を長く見せたい、躍動感があるように見せたい、逆光を利用したいなど、伝えたいこと、イメージしたことを写真に収めることを目標にしましょう。

躍動感(提供画像)

<ポージング>

人物の撮影ではその人の人柄や雰囲気が表現できることもポイントです。そのためには、リラックスした姿勢や自然な表情でいてもらうこともカメラマンの大切な役割の一つです。被写体となる人物のナチュラル感が伝わることで魅力的な写真になります。

<加工>

写真の仕上げに加工を入れることで、より個性的で魅力的な写真にすることができます。加工効果の中でも、特にぼかしや色味やフィルターなどは定番の加工ポイントです。加工の注意点は、やりすぎないことです。

食べ物の撮影テクニック

食べ物、飲み物の写真もインスタグラムにアップする定番の被写体です。上手に食べ物を撮るために気を付けるポイントを紹介します。

<背景>

食べ物を美味しく撮影するコツはいくつかありますが、その一つは食べ物以外を写さないことです。料理以外が写り込んでいると、純粋に料理の魅力が伝わりにくくなります。ただ、背景でなくとも食器はこだわりたいところです。自宅で撮る場合でおしゃれな食器に盛り付けることで料理の魅力が引き立ちます。

<構図>

真上から(提供画像)

写真を撮影するとき、被写体を思わず真ん中においてしまいたくなりますよね。しかし、食べ物の撮影のときには、あえて中心をずらす、真上から撮る、接写で撮るなどの一般的にはあまりしない撮影方法の方がよい写真を撮ることができます。

<光>

自然光を利用(提供画像)

食べ物の撮影では明るくして、被写体が暗くならないように注意することが大切です。もっとも美味しそうに見えるのは自然光です。

<加工>

色味や明るさの加工することも、撮影テクニックの一つです。暗い色や単調な色味よりも、色鮮やかに写っているほうが美味しそうに見えます。

風景の撮影テクニック

撮影者の腕とセンスが顕著にでるのが風景の撮影です。素人でもすぐにプロ並みの風景撮影ができるようになるテクニックとポイントを紹介します。

<構図>

風景撮影では、特に構図が重要です。ポイントは「何を見せたいか」。例えば、建物と空、空だけ、建物だけなど見せたいものがはっきりとわかる構図にします。その際、物越しに撮影するなど、ちょっとした工夫を取り入れることで、より見せたいものが魅力的になるケースがあります。

<光>

日光(提供画像)

野外での撮影の場合には、日光を効果的に取り入れることもおすすめです。この時、光の当たっている部分だけでなく、影を上手に使うことで、より光が効果的に入った写真になります。光を上手に使って撮影するためには時間帯を選ぶこともテクニックの一つです。自然な明るさの中で風景を綺麗に撮りたいなら、午後よりも午前中がおすすめです。また、光の効果として日没後の「マジックアワー」を利用すると手軽に幻想的な写真を撮ることができます。

<ピント>

ピント(提供画像)

風景写真を魅力的に撮影するためには、あえてピントをぼかすことも有効な効果です。この時、遠くのものをぼかして被写体を立体的にみせる方法と、近くのものをぼかして奥行きを表現する方法があります。どちらも効果としてインパクトがあります。見せたいものを意識して、最適なぼかしを入れてみてくださいね。

<加工>

風景写真に表加工は非常に効果的です。色味やフィルターによって、日常の景色が普段とは違った表情になります。加工によって、日本の街角を撮影した一枚が遠く外国の風景に見える、なんてことも可能です。

自撮りの撮影テクニック

いろいろな写真を撮っても、やっぱり一番知りたいのは自撮りのテクニックと思っている人も多いのではないでしょうか。自撮りで奇跡の一枚でなく、狙っていつでも可愛く撮れる方法を紹介します。

<光>

自撮りにおいて、光の当て方を変える、工夫するのは基本中のテクニックです。しかし、ただ強い光を当てれば良いというものではありません。適切に当てて、ハイライトと影の部分で立体的にみせることで、自然な感じに仕上がります。例えば、光の当て方で肌質などが変わりますが、強い光だと飛びすぎてしまい、自撮りというより芸術作品っぽい仕上がりになります。そのため、加減は大切ですが、全体的には明るい場所のほうがより綺麗に撮れることを覚えておいてくださいね。

<角度>

下から(提供画像)

可愛く撮るためには角度も重要です。撮りやすさではなく、どの角度から見ると可愛く撮れるかは、実際に様々な角度から撮らないとわからないものです。上から、下から、右から、左からなどそれぞれの角度でどのように見えるのかを試してみましょう。一般的に女性は左側を向けると可愛く撮れると言われていますが、ベストな角度は人それぞれです。いろいろな角度で撮影して、自分で研究してみましょう。普通に見ている分には可愛いのに、写真になると左右のバランスが悪くて可愛く見えない、という人は鏡で映すという方法もあります。鏡に映った自分を撮影することで、普段自分が鏡でみている姿をそのまま写真に写すことができます。テクニックの一つとして、ぜひ使ってみてくださいね。自分の意外な魅力に気づくことができるかもしれませんよ。

鏡越し(提供画像)

<一緒に写すもの>

自撮りでは一緒に写すものによっても印象が大きく変わります。例えば、背景では日常の風景にする、無地の壁にするなどの変化をつけることで、自分が狙った通りの印象を相手に見せることができます。また、食べ物や飲み物と一緒に撮影すると、親しみやすさや日常感が増します。自分のことを知って欲しいというサインを込めて、いつも身につけているアイテムを一緒に写すのもおすすめです。いつも身につけているものは自分らしさの象徴です。「これが私」というアイテムで相手にセットで印象付けることができます。いずれもポイントになるのは、「何を見せたいか」です。「いいね」をたくさんもらせるのは、見せる対象物が多くても二つまで。できれば、一つに絞ってシンプルなメッセージにすることです。それにより、より多くの人の共感を呼ぶことができます。

<加工>

自撮りの加工(提供画像)

加工は自撮りにもどんどん使っていきましょう。色味やフィルターを変えることで、雰囲気や見た目年齢を大きく変化させたり、肌質を綺麗に見せたりすることができます。軽く色味を入れたり、コントラストはっきりさせたりするだけでも、立体的に見えます。綺麗に見せるコツは、加工をやりすぎないことです。また、上級的テクニックとして、綺麗ではなく、魅力的、個性的に見せたいなら、あえて顔の特徴を際立たせるような加工をすることをおすすめします。

写真は自由な発想で楽しむもの

いかがでしたでしょうか?インスタグラムで「いいね」がたくさんつくのは、ただ綺麗な写真ではなく、その人の魅力が伝わる一枚です。そのためには上手に撮ることではなく、自由な発想で楽しんで撮影することが大切です。ぜひ、いろいろなテクニックを取り入れつつ、自分らしい写真をどんどん撮ってインスタにアップしてくださいね。(modelpress編集部)

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