【LAISSE PASSE/モデルプレス】アパレルブランド「LAISSE PASSE(レッセ・パッセ)」(株式会社レッセ・パッセ)のプレスとして働く入社10年目の西浜由佳理さん(34)にインタビューを実施。プレスになりたくてアルバイトとして入社した西浜さんは、プレスの窓口となる電話対応から始め、アシスタントを経て、正式なプレスになったそうです。インタビューでは、これまでの仕事内容のほか、そこまでプレスに惹かれる理由を語ってもらいました。
― 入社10年目とのことですが、なぜプレスになったのでしょうか?
西浜さん:LAISSE PASSEが好きで、プレスの窓口として電話対応するアルバイトから始めました。それからプレスの上司の隣でお手伝いをしながら電話対応をしていたのですが、ある日、「社員にならないか」と声を掛けていただきました。LAISSE PASSEでは、本社スタッフでも販売研修があります。1年弱販売スタッフを経験した後、本社に戻ってきて、やっとプレスアシスタントになれました。それがLAISSE PASSEに入社して1年後ぐらいです。それから約4年間アシスタントして勤務し、5年ほど前にアシスタントの肩書きが取れ、正式にプレスになれました。
― 元々はプレス志望だったのでしょうか?
西浜さん:はい、プレスに興味がありました。前職は販売だったのですが、アパレルではなくペットショップで3年間働いていました。なので、転職するときはプレスを探していました。
それに、元々私は田舎育ちだったので、上京してきたとき、みんなおしゃれで可愛くて、憧れていました。それからLAISSE PASSEを知ってハマっていきました。アパレル業界に転職するとき、販売の仕事も考えたのですが、ほかの方と年齢的にもブランクがあるなと感じまして…。販売、店長を経てプレスになるより、ダイレクトにプレス業ができるような職種を探していました。
― なぜそこまでプレスに魅力を感じたのでしょうか?
西浜さん:最初はプレスというワードすら知りませんでした。でも、雑誌が好きで見ているうちに、ブランド紹介欄を見て「この人たちはなにをしているんだろう?」って興味を持ったことがきっかけで、プレスについて調べるようになりました。そしたら、すごく面白そうだなって。あとは、単純にLAISSE PASSEのプレスが超可愛かったんですよ!その方は3年前に退職してしまったのですが、憧れの先輩でした。私はプレスという職業にピンポイントで興味があったんだと思います。
― それからやっとプレスになれたときは嬉しさの反面、大変さもあったのではないでしょうか?
西浜さん:大変さよりも、大好きなお洋服に囲まれながらお仕事ができるということが、10年経った今でも幸せです。肉体労働は大変な部分もありますが、前職のペットショップで働いていたときも重い荷物を運んでいたので大丈夫です。それにほかのスタッフの仕事を助け合うという社風です。みんなが協力して1つのことをやっているような会社なのでよかったなと。会社が大きくなるにつれて業務が細分化されましたが、いろんな経験をさせていただきました。
― LAISSE PASSEプレスの仕事内容を教えてください。
西浜さん:お洋服をお貸し出しするリース対応が主な業務です。あとは雑誌系の校了や、撮影の立ち会い、販促物の制作、ノベルティをショップに納品するなど、多岐に渡ります。そのほかにもポップアップショップを開催したり、シーズン毎の展示会を開催したりと、イベントの企画・運営も行っています。
― プレスとしてのやりがいや苦労したことを教えてください。
西浜さん:すごくたくさんあります!定期的に感じる大きな山場は、年に2回あるシーズンカタログの制作で、それがSSとAWの売り上げに繋がるため、力を入れているので毎回大変さを感じています。直近では、LAISSE PASSEの30周年パーティーを開催したとき。準備は苦労しましたが、達成感をすごく感じました。パーティー会場に入り、たくさんの方々から祝花をいただいたことがわかった瞬間が1番感動しました。そういったイベントが終わるたびに、1つの区切りを迎えられた気がして、やりがいを感じます。お客様絡みのイベント開催や、カタログを発行したときに反響があると、嬉しい気持ちになります。
― 今後の目標を教えてください。
西浜さん:アシスタントが外れて、プレスになってから5年が経過します。そして先輩が辞めてから2年が経過します。約10年もプレス業をやっていますが、私がトップとしてやり始めてからは2年しか経過していません。私的にはそのキャリアは全然浅いと思っていて、自分の判断でプレス業を進めている期間は、まだ2年なんです。なので、私が目指しているところは、もっと視野を広げられるようなプレスになること。入社当初の目標はある程度達成したのですが、プラスでなにと聞かれたときに、今は日々の業務に追われている状況なので、もう少し視野を広げて、そして部下も出来たので、育て上げることが1つの大きな目標です!
― 美容面で気を付けていることを教えてください。
西浜さん:特別なことはやっていませんが、体型は気にするようにしています。朝晩は必ず体重計に乗って、自分がどれくらい食べたらどれくらい増えるのか、お風呂に入ったらどれくらい減るのか、自分のことをよく理解するようにしています。やっぱりお洋服をいつまでもキレイに着ていたいんです!
― 休日はどのように過ごしていますか?
西浜さん:家にはほぼいないかも(笑)。遊びに行っています!友達と会って飲んだりして、リフレッシュしています。あと、音楽が好きなのでライブに行ったり、冬はスノーボードに行ったり、車も好きでよく見に行ったり、犬や猫と戯れたり…。私にはいろんなコミュニティがあり、いろんな友達がいるので、そういう人たちと情報共有することが大好きです。
― 普段はどのようにファッション情報を取り入れていますか?
西浜さん:雑誌は変わらず好きでよく見るのですが、今は主にSNSが多いです。InstagramもTwitterもFacebookも一通りやっています!
― LAISSE PASSEにはどのような人が相応しいですか?
西浜さん:LAISSE PASSEのことが好きな人。今、働いている人はみんなマニアックな人たちばかりで、LAISSE PASSEが大好きなんですよね。本社スタッフも販売スタッフもみんなです。販売スタッフたちは販売スキルが高く、お客様の立場になって接客するのがすごく上手なんですよ。それって根本的にLAISSE PASSEが好きじゃないとできないと思います。その一方で営業スタッフは全員男性なのですが、みんなLAISSE PASSEが好きみたいです。彼女に着てほしいとか、奥さんに買っていくとか。だらか、単純に“好き”という一言に尽きるんだと思います。
― では、プレスに向いている人は?
西浜さん:ミーハーなタイプで、お洋服と同じくらい人が好きな人。初めましての方とたくさん会うお仕事でもあるので、人が好きじゃないと務まらないと思います。それとコミュニケーション能力が高いと、外部の方に覚えてもらえるので、よりいいと思います。
― 入社するまでには書類、面接…と選考がありますが、通過できるポイントを教えてください。
西浜さん:見た目の好印象だけだと思います。スキルは入社してからです。難しそうって思われがちですが、明るくて元気な人がいいです。
面接のときの服装は、絶対ではないのですが、やっぱりLAISSE PASSEを着て来てくれることが1番です。その方が、好印象で可愛く見えて、LAISSE PASSEが好きということがわかりやすく表現できます。
― 夢を追いかけている女の子に向けて夢を叶える秘訣を教えてください。
西浜さん:言葉にすること。私は無理だなと思ったことでも人に言います(笑)。書くこともいいと思いますが、できれば声に出してください。声に出せば、耳が自分の言葉を聞くことになります。それって自分の中での相乗効果があって、それを身体が聞けば、そこに向かえる気がします。私は恥ずかしくても、まず、夢は言います。そうすれば、絶対に叶います!
― ありがとうございました。
プレス歴10年と言っても過言ではない西浜さん。ベテランの彼女だが、貫禄というより謙虚で気遣ってくれた姿が印象的。それでも、いざ話始めると、10年というだけあって芯の強さを伺えました。
30周年目を迎えたばかりのLAISSE PASSEですが、こう話を聞くと、勢い衰えることなく40周年、50周年と歴史あるブランドへと西浜さんが導いてくれそうです。(modelpress編集部)
AM9時半~ 出社
プレスルームの掃除・整頓、1日のスケジュールチェック
AM10時~
朝礼、メールチェック、ブログの更新、SNSのアップ
PM0時~ ランチ
PM1時~
リース対応、雑誌掲載の確認・資料作成、校了、アンケートの返信
PM9時~ 帰社
ブランド:LAISSE PASSE(レッセ・パッセ)
職種:プレス
アパレル業界で働き始めた年月:2006年7月~
経歴:電話窓口2006年7月~、プレスアシスタント2007年4月~、プレス2011年4月~
LAISSE PASSEプレスになった理由
― 入社10年目とのことですが、なぜプレスになったのでしょうか?
西浜さん:LAISSE PASSEが好きで、プレスの窓口として電話対応するアルバイトから始めました。それからプレスの上司の隣でお手伝いをしながら電話対応をしていたのですが、ある日、「社員にならないか」と声を掛けていただきました。LAISSE PASSEでは、本社スタッフでも販売研修があります。1年弱販売スタッフを経験した後、本社に戻ってきて、やっとプレスアシスタントになれました。それがLAISSE PASSEに入社して1年後ぐらいです。それから約4年間アシスタントして勤務し、5年ほど前にアシスタントの肩書きが取れ、正式にプレスになれました。
― 元々はプレス志望だったのでしょうか?
西浜さん:はい、プレスに興味がありました。前職は販売だったのですが、アパレルではなくペットショップで3年間働いていました。なので、転職するときはプレスを探していました。
それに、元々私は田舎育ちだったので、上京してきたとき、みんなおしゃれで可愛くて、憧れていました。それからLAISSE PASSEを知ってハマっていきました。アパレル業界に転職するとき、販売の仕事も考えたのですが、ほかの方と年齢的にもブランクがあるなと感じまして…。販売、店長を経てプレスになるより、ダイレクトにプレス業ができるような職種を探していました。
― なぜそこまでプレスに魅力を感じたのでしょうか?
西浜さん:最初はプレスというワードすら知りませんでした。でも、雑誌が好きで見ているうちに、ブランド紹介欄を見て「この人たちはなにをしているんだろう?」って興味を持ったことがきっかけで、プレスについて調べるようになりました。そしたら、すごく面白そうだなって。あとは、単純にLAISSE PASSEのプレスが超可愛かったんですよ!その方は3年前に退職してしまったのですが、憧れの先輩でした。私はプレスという職業にピンポイントで興味があったんだと思います。
― それからやっとプレスになれたときは嬉しさの反面、大変さもあったのではないでしょうか?
西浜さん:大変さよりも、大好きなお洋服に囲まれながらお仕事ができるということが、10年経った今でも幸せです。肉体労働は大変な部分もありますが、前職のペットショップで働いていたときも重い荷物を運んでいたので大丈夫です。それにほかのスタッフの仕事を助け合うという社風です。みんなが協力して1つのことをやっているような会社なのでよかったなと。会社が大きくなるにつれて業務が細分化されましたが、いろんな経験をさせていただきました。
LAISSE PASSEプレスの仕事内容
― LAISSE PASSEプレスの仕事内容を教えてください。
西浜さん:お洋服をお貸し出しするリース対応が主な業務です。あとは雑誌系の校了や、撮影の立ち会い、販促物の制作、ノベルティをショップに納品するなど、多岐に渡ります。そのほかにもポップアップショップを開催したり、シーズン毎の展示会を開催したりと、イベントの企画・運営も行っています。
― プレスとしてのやりがいや苦労したことを教えてください。
西浜さん:すごくたくさんあります!定期的に感じる大きな山場は、年に2回あるシーズンカタログの制作で、それがSSとAWの売り上げに繋がるため、力を入れているので毎回大変さを感じています。直近では、LAISSE PASSEの30周年パーティーを開催したとき。準備は苦労しましたが、達成感をすごく感じました。パーティー会場に入り、たくさんの方々から祝花をいただいたことがわかった瞬間が1番感動しました。そういったイベントが終わるたびに、1つの区切りを迎えられた気がして、やりがいを感じます。お客様絡みのイベント開催や、カタログを発行したときに反響があると、嬉しい気持ちになります。
― 今後の目標を教えてください。
西浜さん:アシスタントが外れて、プレスになってから5年が経過します。そして先輩が辞めてから2年が経過します。約10年もプレス業をやっていますが、私がトップとしてやり始めてからは2年しか経過していません。私的にはそのキャリアは全然浅いと思っていて、自分の判断でプレス業を進めている期間は、まだ2年なんです。なので、私が目指しているところは、もっと視野を広げられるようなプレスになること。入社当初の目標はある程度達成したのですが、プラスでなにと聞かれたときに、今は日々の業務に追われている状況なので、もう少し視野を広げて、そして部下も出来たので、育て上げることが1つの大きな目標です!
LAISSE PASSEプレスのライフスタイル
― 美容面で気を付けていることを教えてください。
西浜さん:特別なことはやっていませんが、体型は気にするようにしています。朝晩は必ず体重計に乗って、自分がどれくらい食べたらどれくらい増えるのか、お風呂に入ったらどれくらい減るのか、自分のことをよく理解するようにしています。やっぱりお洋服をいつまでもキレイに着ていたいんです!
― 休日はどのように過ごしていますか?
西浜さん:家にはほぼいないかも(笑)。遊びに行っています!友達と会って飲んだりして、リフレッシュしています。あと、音楽が好きなのでライブに行ったり、冬はスノーボードに行ったり、車も好きでよく見に行ったり、犬や猫と戯れたり…。私にはいろんなコミュニティがあり、いろんな友達がいるので、そういう人たちと情報共有することが大好きです。
― 普段はどのようにファッション情報を取り入れていますか?
西浜さん:雑誌は変わらず好きでよく見るのですが、今は主にSNSが多いです。InstagramもTwitterもFacebookも一通りやっています!
LAISSE PASSEで働くためには
― LAISSE PASSEにはどのような人が相応しいですか?
西浜さん:LAISSE PASSEのことが好きな人。今、働いている人はみんなマニアックな人たちばかりで、LAISSE PASSEが大好きなんですよね。本社スタッフも販売スタッフもみんなです。販売スタッフたちは販売スキルが高く、お客様の立場になって接客するのがすごく上手なんですよ。それって根本的にLAISSE PASSEが好きじゃないとできないと思います。その一方で営業スタッフは全員男性なのですが、みんなLAISSE PASSEが好きみたいです。彼女に着てほしいとか、奥さんに買っていくとか。だらか、単純に“好き”という一言に尽きるんだと思います。
― では、プレスに向いている人は?
西浜さん:ミーハーなタイプで、お洋服と同じくらい人が好きな人。初めましての方とたくさん会うお仕事でもあるので、人が好きじゃないと務まらないと思います。それとコミュニケーション能力が高いと、外部の方に覚えてもらえるので、よりいいと思います。
― 入社するまでには書類、面接…と選考がありますが、通過できるポイントを教えてください。
西浜さん:見た目の好印象だけだと思います。スキルは入社してからです。難しそうって思われがちですが、明るくて元気な人がいいです。
面接のときの服装は、絶対ではないのですが、やっぱりLAISSE PASSEを着て来てくれることが1番です。その方が、好印象で可愛く見えて、LAISSE PASSEが好きということがわかりやすく表現できます。
夢を叶える秘訣を語る
― 夢を追いかけている女の子に向けて夢を叶える秘訣を教えてください。
西浜さん:言葉にすること。私は無理だなと思ったことでも人に言います(笑)。書くこともいいと思いますが、できれば声に出してください。声に出せば、耳が自分の言葉を聞くことになります。それって自分の中での相乗効果があって、それを身体が聞けば、そこに向かえる気がします。私は恥ずかしくても、まず、夢は言います。そうすれば、絶対に叶います!
― ありがとうございました。
プレス歴10年と言っても過言ではない西浜さん。ベテランの彼女だが、貫禄というより謙虚で気遣ってくれた姿が印象的。それでも、いざ話始めると、10年というだけあって芯の強さを伺えました。
30周年目を迎えたばかりのLAISSE PASSEですが、こう話を聞くと、勢い衰えることなく40周年、50周年と歴史あるブランドへと西浜さんが導いてくれそうです。(modelpress編集部)
ある日の1日の流れ
AM9時半~ 出社
プレスルームの掃除・整頓、1日のスケジュールチェック
AM10時~
朝礼、メールチェック、ブログの更新、SNSのアップ
PM0時~ ランチ
PM1時~
リース対応、雑誌掲載の確認・資料作成、校了、アンケートの返信
PM9時~ 帰社
西浜由佳理(にしはまゆかり)プロフィール
ブランド:LAISSE PASSE(レッセ・パッセ)
職種:プレス
アパレル業界で働き始めた年月:2006年7月~
経歴:電話窓口2006年7月~、プレスアシスタント2007年4月~、プレス2011年4月~
実際に働いている人の声は?
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