アクセサリーを使ったコーディネートをする際には、いくつかのポイントがあります。正しくコーディネートをすることができなければ、素晴らしいアクセサリーも台無しです。したがって、アクセサリーを使ったコーディネートをする際のポイントは、アパレル店員であれば、必ず知っておきたいポイントであるといってよいでしょう。そこで、本稿では、アクセサリーを使ったコーディネートをする際のポイントについて、ご紹介していきます。
コーディネートに取り入れたいアクセサリー(主な種類)
アクセサリーには、どのような種類のものがあるのでしょうか。まずは、主なアクセサリーの種類について、身に着ける部位ごとにご紹介していきます。
<耳につけるアクセサリー>
耳につけるアクセサリーとしては、ピアス、イヤリング、イヤーカフなどを挙げることができます。耳につけるアクセサリーは、デザインによって、さりげなく使用することも、存在感を出すことも可能なアイテムです。
<首周りのアクセサリー>
首周りのアクセサリーとしては、ネックレス、チョーカーなどを挙げることができます。これらは、首から胸元に位置するアクセサリーであるため、目立ちやすいといってよいでしょう。
<指にはめるアクセサリー>
指にはめるアクセサリーとしては、指輪、アームリングなどを挙げることができます。これらは、手元を華やかにすることができるでしょう。また、ペアリング、婚約指輪、結婚指輪などは、特別な意味を込めることもできるアイテムです。
<手首周りのアクセサリー>
手首周りのアクセサリーとしては、ブレスレット、バングルなどを挙げることができます。これらは、露出が多い服装のときに使用すると、アクセントになりやすいでしょう。具体的には、ノースリーブにブレスレットを合わせるというような組み合わせを考えることができます。
<足首周りのアクセサリー>
足首周りのアクセサリーとしては、アンクレットなどを挙げることができます。足首周りのアクセサリーは、さりげないおしゃれを楽しむことができます。具体的には、ショートパンツやスカート、裾をまくったロングパンツなどと組み合わせるとよいでしょう。
アクセサリーをコーディネートに取り入れる際に意識したいキーワード
アクセサリーをコーディネートに取り入れる際には、どのようなことを意識すればよいのでしょうか。それでは、「アクセサリーをコーディネートに取り入れる際に意識したいキーワード」について、ご紹介していきます。
<色>
アクセサリーをコーディネートに取り入れる際に意識したいキーワードの1つ目は、「色」です。アクセサリーの色については、服の色との親和性が高いものを選択するようにしましょう。例えば、黒い服にゴールドのネックレスを組み合わせることによって、高級感を出すなどするとよいでしょう。また、肌の色に合う色のアクセサリーを着用するようにしましょう。一般的には、イエローベースの肌の場合にはゴールド、ブルーベースの肌の場合にはシルバーが似合いやすいとされています。
<季節感>
アクセサリーをコーディネートに取り入れる際に意識したいキーワードの2つ目は、「季節感」です。季節を感じさせるアクセサリーを身に着けることによって、トレンド感のあるファッションに仕上がりやすくなります。例えば、夏にはマリンをモチーフにしたアクセサリー、冬にはファーがついているアクセサリーなどを身に着けるとよいでしょう。
<バランス>
アクセサリーをコーディネートに取り入れる際に意識したいキーワードの3つ目は、「バランス」です。コーディネートの際には、強弱のバランスを意識することが、とても大切になります。例えば、「服に対して、アクセサリーは、主役にするのか?脇役にするのか?」「ピアス、ネックレス、バングルなど、すべてのアクセサリーに存在感があることによって、主張が強すぎないか?」などには、必ず気を配るようにしましょう。
アパレル店員がアクセサリーを販売するときのポイント
アパレル店員がアクセサリーを販売するときには、どのようなことがポイントになるのでしょうか。それでは、「アパレル店員がアクセサリーを販売するときのポイント」について、ご紹介していきます。
<見やすい場所に展開する>
アパレル店員がアクセサリーを販売するときのポイントの1つ目は、「見やすい場所に展開する」ことです。新発売の商品や売れ筋の商品の近くであり、かつお客様の目に留まりやすい高さに陳列するようにするとよいでしょう。なお、ショーケースに配置する場合には、アクセサリーのディテールがよく見えるように配置するようにしましょう。
<使用するシチュエーションを確認する>
アパレル店員がアクセサリーを販売するときのポイントの2つ目は、「使用するシチュエーションを確認する」ことです。アクセサリーを使用するシチュエーションに応じて、お客様にご提案するようにしましょう。例えば、仕事の際にさりげなく身に着けたいときにはスライダーネックレス、カジュアルなコーディネートに合わせたいときにはバングル、結婚式にはパールのピアスなどが、考えられるでしょう。
<服とのセットでご提案する>
アパレル店員がアクセサリーを販売するときのポイントの3つ目は、「服とのセットでご提案する」ことです。服の購入を検討されているお客様に対して、アクセサリーを合わせたコーディネートをご提案するようにするとよいでしょう。例えば、ドレスにはパールのピアスやネックレス、無地のシンプルなニットには存在感のあるネックレスなどの組み合わせが、考えられるでしょう。服とのセットでご提案することによって、お客様が、アクセサリーの購入を検討してくださる可能性もあります。あらかじめ、服とアクセサリーを合わせたコーディネートの例を考えておくようにするとよいでしょう。
シチュエーションやコーディネートが、大切
いかがでしたでしょうか?ここまでご紹介させていただいたように、アクセサリーを着用する際には、シチュエーションやコーディネートが、とても大切になります。アクセサリーを販売するときには、お客様が想定されているシチュエーションやお客様がご希望のコーディネートをしっかりと把握したうえで、ご提案するようにしましょう。(modelpress編集部)
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