「apart by lowrys」EC担当インタビュー 店舗スタッフから本社勤務までの道のり…接客ロープレ大会で受賞も
「apart by lowrys」EC担当インタビュー 店舗スタッフから本社勤務…
株式会社アダストリアのアパレルブランド「apart by lowrys(アパートバイローリーズ)」のEC担当として働く入社6年目の安藤杏子さん(29)がモデルプレスのインタビューに応じた。
「apart by lowrys」EC担当の仕事内容
― 「apart by lowrys」EC担当の仕事内容を教えてください。
安藤さん:今年の3月、店舗勤務から本部のEC担当になりました。仕事内容として大きくはECサイトの運営です。上司から「店舗で働いていた時と同じようにWEBという店舗を運営する立場だよ」と教えていただきました。WEBという店舗を担う責任を持って、販売準備(商品コメントや販売開始作業など)、撮影、サイトメンテナンスや配信関係、WEBコンテンツの作成などの業務を行っています。ECの業務はとても幅広く、上記の業務をチームで分担しています。今は主に販売業務やサイトメンテナンス、メルマガやアプリプッシュ等の配信業務を担当させていただいています。
― これまで働いてきてやりがいや苦労したことを教えてください。
安藤さん:店舗勤務での話になるのですが、店長代理の頃に出場したテナント主催の接客ロープレ大会でゴールド賞をいただいたことです。接客はこれといった正解がない職種なので、こうして評価してもらったことで自信にも繋がりました。そして何よりもサポートしてくれた店舗スタッフやブランドの皆さんのおかげで取れた賞でしたので、より一層ブランドのことが大好きになりました。賞をいただくと名札の色が変わるのですが、後輩の手本にならなきゃいけないですし、お客様からも名札を見られる機会が増えたので、いい緊張感を持って仕事することができたと思います。
苦労した出来事は、3月からECの仕事の機会をいただいて仕事内容が一変したことです。一から覚えることが多いのでPCの使い方から苦労しています。ECの仕事は業務が幅広いのでマルチタスクでないとこなせない仕事です。スケジュール管理が出来ていないと頭が混乱してしまうので、今はスケジュール帳やメモ帳が欠かせないです。しかし、店舗勤務の時に異動が多かった私としては環境になれるのが得意みたいで、今では少しずつですが慣れてきました。はじめからうまくできないのは当たり前!というポジティブさが良かったのかなと思っています。今は早く何事もひとりで動けるようになるのが目標です!
「apart by lowrys」EC担当になるまで
― 入社してからこれまでのどのような仕事をしてきたのでしょうか?
安藤さん:前職でアパレルの新入社員で入社しましたが、2014年にアダストリアのHPの中途募集をみて応募したのがきっかけです。2014年にジーナシス越谷レイクタウン店に配属、その後大阪へ異動になりジーナシスの関西店舗を2店舗経て2015年秋にアパートバイローリーズルミネ北千住店に店長代理として配属になりました。2017年にテナント主催の接客コンテストでゴールド賞をいただき、2019年に店長へ昇格。その年の秋に行われた社内の接客ロープレ大会でもゴールド賞をいただくことができました。そして2020年3月に現在のアパートバイローリーズ EC担当になりました。
― なぜEC担当になったのでしょうか?
安藤さん:上司からお声をかけていただいたのがきっかけです。社内の接客ロープレ大会で1位になることは叶わなかったのですが、アパートバイローリーズの魅力を伝えることができたと上司に伝えました。その時に「WEBの仕事に興味はないか?」と言っていただきました。等身大のアパートバイローリーズが大好きで商品の魅力を伝えることが好きったので、WEBというフィールドでも自身の強みを発揮していきたいなと強く思うようになり異動しました。これまでアパートバイローリーズで働いてきて、いろいろな機会を与えていただきました。何事もチャレンジしてきたのでその姿勢を評価してくださったのだと嬉しく思いました。
― 数あるブランドの中から「apart by lowrys」を選んだ理由も教えてください。
安藤さん:同世代の女性が活躍している企業だったからです。高校生の頃はブライダルやホテルマンに興味があり専門学校でホスピタリティを学んでいました。しかし学生時代に、一度でいいからアパレルを経験してみたいと思いアルバイトを始めました。働き始めて、同世代の女性が生き生きと働く世界にとても驚きました。今までのアルバイト経験では得られなかった充実した経験をさせていただき、その当時の社員の方に憧れてアパレルの道に進みました。
アパートバイローリーズには辞令で異動しましたが、かねてから大人ブランドを希望しており、更に大好きなブランドだったので配属になった時は嬉しかったです。「成長する女性にシンクロしたスタイルを提案します」ブランドコンセプトの一部ですがこの言葉が私はお気に入りです。自分の軸を持ち成長し続ける女性に寄り添ったブランドであるという所にとても共感しました。
― 今後の目標を教えてください。
安藤さん:アパートバイローリーズを多くの方に知っていただくことです。最近ではスタッフボード(※アダストリアが展開する30を超えるブランドのスタッフが、実際に着用したスタイリングをWEBやアプリ上で閲覧できるコンテンツ)でスタイリングを投稿していて、同時に個人のSNSもやり始めました。あらゆる方面からブランドを知っていただける機会があれは精力的に参加していきたいと思っています。バイタリティのある人になりたいです!
「apart by lowrys」EC担当のライフスタイル
― 美容面で気をつけていることはありますか?
安藤さん:職種が変わってから運動不足が気になっていますがスタイルに関しては何も出来ていないです。しかしマスク生活で顔の表情がより硬くなってしまったので、なるべく笑顔を絶やさないように心がけて、表情筋を動かすように意識しています。
― 休日はどのように過ごしていますか?
安藤さん:リフレッシュ法は、人と会うことです。親しい友人とたわいもない会話をたくさんします。話すだけでスッキリしますし、癒されます。用事がない時は家でドラマを見たり、お笑いを見てストレス解消しています。
― 普段どのようにファッション情報を得るようにしていますか?
安藤さん:最近では、インスタグラムでの収集が多いです。あとは本部の先輩方におすすめをいろいろ聞いています。
「apart by lowrys」で働くためには
― 「apart by lowrys」にはどのような人が相応しいのでしょうか?
安藤さん:常に自分で目標を掲げられる人。目標の大きさは問わないですが、常に自分に課題を設けてチャレンジすることを楽しめる人が相応しいと思います。あとはファッションが大好きな人です。
― 書類(履歴書など)・面接を通過できるポイントを教えてください。
安藤さん:とにかく笑顔と自信です。あとは、入社後のビジョンがしっかりと言えることだと思います。何がしたいのか、どうなりたいのかを自信をもって言えると目標が明確で前向きな人だなと感じます。また面接の服装の大前提はTPOに合わせることですが、アパレルに関しては洋服=個性でもあると思うので、自分を表現できることが大切だと思います。特定のブランドを希望しているのであれば、そのブランドをイメージするのも大切だと思います。
夢を叶える秘訣を語る
― 夢を追いかけている女の子に向けて、夢を叶える秘訣を教えてください。
安藤さん:声に出すことです。秘めているだけだと伝わらないですし勿体ないなと思います。上司に伝えてみると意外と「そうだったの!」と後押ししてくれることもあります。あとは、多くの人に相談して意見を聞くこともおすすめします。答えの出し方は1パターンではないと思うので他人の考えを理解することも自身の成長につながると思います。
― ありがとうございました。
(modelpress編集部)
ある日の1日の流れ(撮影の日のスケジュール)
10:00 出社
数値確認、メール確認
11:00 撮影準備
当日使うサンプルをプレスルームからスタジオに運びます
スチーム掛け
12:00 撮影開始
途中に小休憩
16:00 撮影終了 撮影後は写真セレクト・片付け
上司がセレクトしている間にサンプルを整理します
17:00 休憩
18:00 PC業務
19:00 退社
安藤杏子(あんどうきょうこ)プロフィール
ブランド:apart by lowrys(アパートバイローリーズ)
職種:EC担当
経歴:ジーナシス越谷レイクタウン店中途入社2014年4月~、トゥールノジーナ阪急三番街店2014年9月~、ジーナシス心斎橋OPA2015年3月~、アパートバイローリーズルミネ北千住店2015年9月~、同店舗にて店長2019年3月~、EC担当2020年3月~