【WILLSELECTION/モデルプレス】株式会社バーンデストローズジャパンリミテッドのアパレルブランド「WILLSELECTION(ウィルセレクション)」のプレスとして働く入社5年目の荻田沙紀さん(26)がモデルプレスのインタビューに応じた。
「WILLSELECTION」プレスの仕事内容
― 「WILLSELECTION」プレスの仕事内容を教えてください。
荻田さん:メインはリース業務になります。「CanCam」「Ray」といった赤文字系中心に「美人百花」や「andGIRL」などに掲載していただくことが多く、その雑誌担当のスタイリストさんのリースのアポイントが毎日入っています。多い日はアポイントが10件ほどあり、その場でおすすめすることはもちろん、事前にテーマを伺い、そのテーマに合ったアイテムを準備しておきます。ほかにもSNSの更新やWEB用の撮影も担当していて、InstagramやTwitter、Facebookには、カタログの写真や、物撮りを投稿しています。あとは、年に4回の展示会にカタログ作成、インフォメーション画像の作成等がありまして、日々の業務にプラスしてその準備などもあります。
― これまで働いてきて、やりがいや苦労したことを教えてください。
荻田さん:表紙や特集ページなどで大きな掲載が決まったときに、やりがいを感じます。毎月雑誌が届いて掲載を見るたびに嬉しく思います。あとは店舗に問い合わせがきて、お客様からの反響があると嬉しいですね。また、SNSで#WILLSELECTIONのタグを付けてたくさん画像がアップされているのを見るのも嬉しく思います。
入社当初は、毎日変動したスケジュールの中で、自分のスケジュールと、スタイリストさんのアポイントをどう組み立てていくのかの、スケジュール管理に苦労しました。WILLSELECTION以外にも数ブランド担当しておりましたので、ブランドによってリースに来てくださるスタイリストさんが異なることで、常にリースの対応、さらに事務業務もその分あり、机に戻って仕事をする時間をなかなか作れませんでした。
新卒で「WILLSELECTION」プレスに
― なぜプレスになったのでしょうか?
荻田さん:新卒で入社し、様々な部署で研修をした後に配属されたのがプレスでした。
― プレスがやりたいと思ったきっかけは?
荻田さん:雑誌を見ることが好きで、中学生のときから雑誌を買っていたのですが、誌面のスナップに出演しているプレスってなんだろうと思ったことがきっかけです。あと、海外ドラマが好きで、「The Hills」というドラマに出演している女の子がインターンでプレスとして働いていて、憧れを抱くようになりました。
― そもそもなぜ「WILLSELECTION」で働きたいと思ったのでしょうか?
荻田さん:雑誌が好きで、漠然とプレスという職業に憧れてはいましたが、就職活動では、特にアパレル業界に絞ることなく、広い業界を受けていました。就職活動をしていく中で、日本人であることと女性に生まれたことを活かした職業に就きたいと思うようになりました。海外留学を経験し、日本の“モノづくり”や“おもてなし”のクオリティの高さを改めて実感したこともあり、自社で生産し、販売しているSPA企業、さらに女の子の憧れブランドであるWILLSELECTIONを選びました。
― 今後の目標を教えてください。
荻田さん:WILLSELECTIONのブランド力をもっともっとあげることが大きい目標ですが、今はInstagramのフォロワーを増やしたり、雑誌の掲載を増やしたりと、WILLSELECTIONを広める、知ってもらうための小さな目標を達成していきたいです。
「WILLSELECTION」プレスのライフスタイル
― 美容面で気を付けていることを教えてください。
荻田さん:週1でヨガに通っています。あとは必ず湯船に浸かったり、駅では階段を登るなど、毎日続けられることをしています。ストレスを溜めないことも大事だと思っていて、バランスよく好きなものを食べる、そして動くように心掛けています。
― 休日はどのように過ごしていますか?
荻田さん:予定を詰めすぎず、ゆっくり過ごすようにしています。友達とランチをしたり、ショッピングをしたり、家でボーっとしたり。そのときの自分に足りないことをしています。
― 普段ファッション情報をどのように集めていますか?
荻田さん:雑誌はもちろんですが、最近はSNSが多いです。業務でInstagramを担当していることもあり、電車でどういう投稿だと“いいね”が多いのかチェックしています。あとは、物撮りやコーディネートの参考にしています。
「WILLSELECTION」で働くためには
― どのような人が「WILLSELECTION」には相応しいのでしょうか?
荻田さん:販売スタッフさんを見ていると、ハッピーオーラに溢れている人が多くて。本社もそうですが、ネガティブな人がいないような気がします。例えば店舗だと、お客様の入店が少ないときでも、笑って話せるぐらいの人が向いているかもしれません。WILLSELECTIONはお客様が創ってくださっている部分もあり、お客様がお洋服をお買い上げくださったり、取りに行ってくださったりするとき、“お迎えに行く”と言ったり、店舗スタッフはお客様にお買上げいただきお渡しすることを“お嫁に出す”と言ったりします。また、インスタでもお客様同士の会話が繰り広げられたりと、こんなブランドはほかにないと思います。
― 書類・面接を通過できるポイントを教えてください。
荻田さん:サマンサタバサグループが掲げる、「明るく元気」「大きな声で」「笑顔を絶やさない」という“3原則”ができているかどうかが第一ポイントです。また、WILLSELECTIONで働きたい!という意欲がある方と、一緒に働きたいと思います。
面接の服装は、清潔感がありつつも、ほどよくトレンド感を取り入れ、個性を出すことが大事だと思います。WILLSELECTIONのお洋服を着ていただけたら嬉しいですが、無理矢理感が出てしまうなら、自分らしいスタイルで来てほしいです。
夢を叶える秘訣を語る
― 夢を追いかけている女の子に向けて夢を叶える秘訣を教えてください。
荻田さん:ポジティブでいること。先ほども話しましたが、WILLSELECTIONはハッピーオーラがある人が多く、それをお客様や周りのスタッフに連鎖していっています。そしたら、それがなにかに繋がっていきます。ネガティブだと幸せが逃げてしまうような気がして。ポジティブでいたら周りの人も助けてくれると思います。失敗しても学ぶことはあるので、頑張って努力したらなんとかなるくらいの思いで過ごすと夢に近づいていくと思います。
― ありがとうございました。
(modelpress編集部)
ある日の1日の流れ
AM9時30分~ 出社
朝礼
AM10時~
メールチェック、返却チェック、SNSアップ
PM12時30分~ ランチ
PM1時30分~
リース対応
PM6時~
掲載チェック、店舗へ反響確認
PM7時~ 帰社
荻田沙紀(おぎたさき)プロフィール
ブランド:WILLSELECTION(ウィルセレクション)
職種:プレス
アパレル業界で働き始めた年月:2013年4月~
経歴:プレス2013年4月~
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