「Gap」アソシエイトマネージャーインタビュー 入社13年目で「いい意味でプレッシャーを感じながら仕事に臨めてる」

「Gap」アソシエイトマネージャーインタビュー 入社13年目で「いい意味でプレッ…

【Gap/モデルプレス】アメリカンカジュアルブランド「Gap(ギャップ)」(ギャップジャパン株式会社)フラッグシップ原宿のアソシエイトマネージャー(副店長)として働く入社13年目の橋本紗弥加さん(33)がモデルプレスのインタビューに応じた。

モデルプレスのインタビューに応じた橋本紗弥加さん(C)モデルプレス

「Gap」ストアのアソシエイトマネージャーの仕事内容

新作をチェック中(C)モデルプレス

― 「Gap」ストアにおけるアソシエイトマネージャーの仕事内容を教えてください。

橋本さん:人材育成、在庫管理、ストアの売り上げ計画を立てるといったマネジメント業務のほか、実際に売り場に出てお客様へのサービス(接客)も行います。

アソシエイトマネージャーって聞いただけだとわかりにくいかもしれませんが、まずは店舗が売り上げを確保するためにどのようなことを行うのか店長と一緒に考え、毎日やるべきことと、年間通じて取り組むべきことを明確にしていきます。それにプラスして、ブランドの顔となるフラッグシップとしてどんなイベントを実施するのか、フォーカスする商品をどのように販売していくのかを、本社チームと一緒に考えたりもします。

― 入社後はどの店舗でどんな仕事をしてきたのでしょうか?

橋本さん:2004年7月アルバイトとして入社し、横浜のGapランドマークプラザ店でGapKidsに所属。主に、接客販売の仕事を担当していました。それから、アソシエイトマネージャーに昇進し、新規オープンしたGapららぽーと横浜店に異動。GapKidsのマネージャーとしてキッズ商品のVMD(ビジュアル マーチャンダイジング)を担当しました。その後異動したGapアトレ大井町店では、JAPAN限定商品の販売や顧客管理に力を入れ、Gapラゾーナ川崎プラザ店では、日本一のモールの中にあるストアとして、回転の速いビジネス運営と、それに伴ったスケジュール管理を身につけました。その後、現在に至ります。

― これまで働いてきてやりがいや苦労したことを教えてください。

橋本さん:チームで1つのゴールに向かって、何かを達成出来たときやGapブランドを多くのカスタマーに知ってもらえたとき、自身の成長を感じられたときにやりがいを感じます。例えば、接客のコーチングを行ったスタッフが実際にお客様と笑顔で会話が出来ているところを見たときや、売り上げ計画をたてる際に、予算を達成するためにどのようなことができるのかについて同僚やチームとアイディアを出し合い、実際にビジネス結果に繋がったときの達成感などです。

苦労したことは、大きなチームの中での効果的なコミュニケーションの取り方や、チームをリードしてく上で部下に対しての指導やフォローアップなどです。例えば、ストアのコンテストをリードする際に、スタッフに共通のゴールや期待値を伝えたつもりが、人によってとらえ方が違い思うような結果に繋がらなかったこと。スタッフ全員が共通のゴールを認識し、モチベーションを高めるためにはどうすればよいのかを、深く考えさせられました。

「Gap」ストアのアソシエイトマネージャーについて

ボディスタンドをお直し中(C)モデルプレス

― アソシエイトマネージャーにはいつ就いたのでしょうか?

橋本さん:8年ほど前です。異動を何度も経験してきましたが、1つの店舗だけに携わっているよりも、いろんな店舗の特色を身につけることで、アソシエイトマネージャーとして成長できると私は思っています。現在のフラッグシップ原宿は4年目になりますが、これまで横浜方面で勤務することが多かったので、ここに来たときはカルチャーショックを受けました(笑)。都内という雰囲気だけでなく、部下の人数も増えるのでより一層リーダーシップが必要となりプレッシャーを感じました。でも、フラッグシップは売り上げの規模も大きく、ブランドの広告塔という意味でもすごく重要な店舗なんだと考え、私自身いい意味でプレッシャーを感じながら仕事に臨めています。

― 販売員のほかにもVMDなどもご経験されたそうで。

橋本さん:販売をメインに仕事をしていたのですが、マネージャーに就くためには販売以外のことも見ていく必要があります。会社によってVMDチームが本部職に属することもありますが、Gapでは本社だけではなく店舗内にも専門のVMDチームがあるので、ビジュアルを学ぶという面でいい経験をすることができました。

― 数あるブランドの中でGapを選んだきっかけも教えてください。

橋本さん:当時、飲食店でアルバイトをしていましたが、本当にやりたいことが見つかっていませんでした。そんなとき、なにか新しいことにチャレンジしたいと考え、職種ではなくブランドとしてGapに魅かれて入社しました。当時私にとってGapはどこのブランドよりも身近で、アメリカの空気を感じてワクワクしたのを覚えています。

デニムを整頓中(C)モデルプレス

― Gapで13年間も働き続けられた理由も教えてください。

橋本さん:ずっと13年間同じ部署、同じ店舗ではなかったからだと思います。チームが変われば、上司も部下も変わってきます。チーム全体がそのときによって変わってくるので、自分自身が努力する場面もたくさんあって。そういうチャレンジが私は好きなんだと思います。

― 産休・育休を経て、現在は時短勤務をしているそうですが…

橋本さん:Gapは女性が働きやすい環境が整っています。時短制度もそうですが、子どもが急に熱を出した時なども理解があるので、復帰しやすかったです。シフトも柔軟に対応してもらえますし、子供がいるスタッフも多いため心強いです。ママでも活躍できる職場です!

― 今後の目標や挑戦したいことを教えてください。

橋本さん:以前は店長になることを目標にチャレンジしていましたが、子供を生んでから目標の形が徐々に変わってきました。現在目標としているのは、長期的なキャリアアップを目指すと同時に、私自身が子育てと仕事を両立しながら働き続けることで、同じように働く女性のお手本になることです。フラッグシップに所属しているからこそ、働くスタッフやお客様を含め、Gapブランドをより多くの人に伝えていきたいと思っています。

「Gap」アソシエイトマネージャーのライフスタイル

商品をお渡し中(C)モデルプレス

― 美容面で気を付けていることを教えてください。

橋本さん:そのとき食べたいと感じるものを食べること。野菜が食べたいな、お肉が食べたいなと思ったら、それは今自分の体が欲している必要なものなので、我慢せずに食べるようにしています。あとはお風呂には絶対に浸かって、よく寝ます。

― 休日はどのように過ごしていますか?

橋本さん:私の場合、今は週末にお休みをいただくことが多いので、家族のために時間を使っています。海が大好きなので、海に日焼けしに行くことでリフレッシュしています。たくさん太陽を浴びると元気になります。

― 普段、どのようにファッション情報を取り入れていますか?

橋本さん:InstagramなどのSNSがメインです。特に海外のファッションスタイルや、雑誌からもインスピレーションをもらっています。

「Gap」で働くためには

橋本紗弥加さん(C)モデルプレス

― どのような人が「Gap」には相応しいのでしょうか?

橋本さん:Gapの洋服が好きで明るく、元気な方。人と話すことが好きで、チームで働くことを楽しめる方がGapに合っているのではないでしょうか。

アソシエイトマネージャーは、大きなチームでいろんなスタッフと関係性を作り上げていくので、人と接することが好きだったり、話すことが好きだったり、あとは人をひきつけるパワーがある人が向いているのではと思います。そういう人にみんなついていくのかなと考えています。

― 書類・面接…と通過できるポイントを教えてください。

橋本さん:自分がやりたいことや伝えたいことをしっかり表現することが重要だと思います。私も店舗のアルバイトに関しては面接を担当していますが、やっぱり自分のことをしっかりと前向きに伝えていただけると良い印象を受けますね。履歴書も、例えば趣味などの欄までぎっしり書いてあったりすると、それだけでもやる気が伝わってきます。

面接には、自分らしさを表現できる服装で来てもらえたらと思います。もちろん、Gapが本当に好きでGapの服を着て来てくれるのでしたら、なおさら嬉しいですけどね。

夢を叶える秘訣を語る

橋本紗弥加さん(C)モデルプレス

― 夢を追いかけている女の子に向けて、夢を叶える秘訣を教えてください。

橋本さん:まずは、自分のことを良く知ること。自身のダメなところ、得意なこと、好きなこと、嫌いなことなどを整理していくと、どんなことをすると夢に近づけるのか、どんな成長が必要なのかが見えてきます。がむしゃらに走ることも必要ですが、走ってばかりだと疲れてしまうので、時には立ち止まって自分と向き合うことが大事だと思います。

「Gap」フラッグシップ原宿のアソシエイトマネージャー橋本紗弥加さん(C)モデルプレス

― ありがとうございました。(modelpress編集部)

ある日の1日の流れ

「Gap」フラッグシップ原宿で取材を実施(C)モデルプレス

AM9時00分~ 出勤
掃除、メールチェック、金銭チェック、シフトチェック、売場確認、朝礼

AM10時00分~ 開店
指示出し、接客

PM12時30分~ お昼休憩(1時間)

PM1時30分~
売場確認、作業進捗確認、スタッフとコミュニケーション、接客

PM3時00分~ 
翌日計画作成

PM4時00分~ 終礼、退社

橋本紗弥加(はしもとさやか)プロフィール

橋本紗弥加さん(C)モデルプレス

ブランド:Gap(ギャップ)

職種:Gapフラッグシップ原宿 アソシエイトマネージャー(副店長)

アパレル業界で働き始めた年月:2004年7月~

経歴:Gapランドマークプラザ店2004年7月~、Gapららぽーと横浜店2007年4月~、Gapアトレ大井町店2008年3月~、Gapラゾーナ川崎プラザ店2012年4月~、Gapフラッグシップ原宿2014年4月~

【Not Sponsored 記事】

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