【アパレル/モデルプレス】アパレルの仕事ってオシャレで華やかなイメージですよね。ファッションに興味のある方やおしゃれ好きの人であればアパレル関連の職業に憧れる人も多いと思います。しかし、アパレル業界はいつでも忙しく、休みも不定期で土日は基本的に休めなさそうという印象があるかもしれません。今回はアパレル関連の仕事の休み事情や長期休暇などについてご紹介します。
アパレル業界の働き方と休みの取り方
アパレル業界に従事する人たちがどんな働き方をしていて、どのように休みを取っているのかをご紹介しましょう。
<アパレル業界の休日・休暇取得事情>
アパレルの販売店では、やはり土日や祝日、ゴールデンウィーク、年始年末、お盆などが最も忙しくなり、お客さまの入りも多くなります。土日祝日は出勤、平日休みが一般的であることを理解しておく必要性があります。ただ、職種によっては土日でも休みを取ることができ、ショップの販売スタッフでも閑散期に入れば、有給休暇や長期休暇も取得することができます。
<デザイナー・パタンナーなどの制作の仕事>
企業に勤めるデザイナー・パタンナーなどの制作関連の仕事の場合、基本的に一般企業と同じスケジューリングとなり、土日休みの週休二日制となります。ただ、展示会やファッションショーなどのイベントがあるときは、土日の出勤を余儀なくされるときもあります。
<店長・販売スタッフ>
ショップスタッフは基本的にシフトに沿っての勤務となりますが、土日祝日はもちろん、セールやバーゲンなど繁忙期はお店にとってかきいれどきとなるため、休みがとりづらい状況になります。また、店長クラスになると、休暇日であっても、店舗スタッフの急な欠勤に対して代替出勤の必要もあり、なかなか休みが取れないこともあります。
「アパレルで良かった」と思うメリット
アパレル関連の仕事ならではの休みに関するメリットも多いようです。「アパレルで良かった」と思うメリットをご説明しましょう。
<店舗スタッフの場合、休みは交代制>
アパレルの販売員は基本的に、土日祝日、GWや年末年始、お盆など世間の人が休みのときに出勤となります。休みは早番、中番、遅番など交代制になることが多いようです。他業種と異なり、細かな勤務スケジューリングが必要となり、それに合わせたライフサイクルにも慣れなければなりません。また、年明け後の1月中旬~2月など、繁忙期をずらして取得することが少なくありません。
<メリット>
基本的に平日休みが多くなるため、人が少なく行動しやすくなります。目的地までの交通機関はもちろんのこと、テーマパークやレジャー施設での長蛇の列には無縁で、宿泊費用も平日割引があるなど、平日休暇のメリットはたくさんあります。ほかにも、一般の企業であれば5日働いて、週末2日休みなど連勤が一般的ですが、アパレルの場合だと2日働いて1日休み、3日働いて1日休みなど連勤が少なく、定期的に休めることで心身のリフレッシュがしやすいことも大きなメリットといえそうですね。
アパレルで働く人の休みの過ごし方
アパレルで働く人たちが、どのように休日を過ごしているのかをご紹介していきたいと思います。
<通常の休日>
・平日限定のイベントに参加
平日開催のイベントやライブなどのチケットは、土日祝日開催の場合より取りやすく、映画館やレジャー施設などであれば、平日割引を利用して安価に楽しむことができます。閑散期であればシフトに融通がきくので、普段はなかなか忙しくて通えない習い事や、小旅行なども可能です。
・家でゆっくりする
ショップ店員は普段、立ち仕事なので足が疲れやすいのが実情です。家でゆっくりとくつろぎ、しっかり休んで次の仕事に備えるという人も多いようです。お気に入りのアロマを焚いて半身浴をするなど、優雅な休日を過ごす人も多いようです。
・公的機関に行く
主に平日しか利用できない病院、銀行、役所などの利用が可能なのは大きなメリット。わざわざ休みを取らなくても公的な手続きをしに行ったり、検査や診察を受けられたりするので非常に便利です。
<長期休暇>
一般的に長期休暇が取得できる時期は閑散期であることが多く、オフシーズンとなるため、飛行機のチケット代や宿泊する施設の料金が安くなるなど、旅行やレジャーも安く楽しむことができます。
平日休みが実は魅力的なアパレル業界
いかがでしたでしょうか?ショップの販売スタッフは繁忙期にはどうしても連勤になったり、休みづらくなったりしてしまうこともありますが、平日や繁忙期ではない期間に休暇を取得することで得られる恩恵は魅力的なのです。ゆっくりと、そしてリーズナブルに休暇を過ごすことができ、一度その恩恵を知ってしまうと、それ以外の勤務形態が嫌になってしまう人も多いようです。オンとオフをしっかり区別して充実した毎日を送りたい人にこそオススメの業界です。(modelpress編集部)
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