「Honey Salon」副店長が語る“接客の魅力”　悔し涙を流した出来事も　モデルプレスインタビュー

【Honey Salon／モデルプレス】有限会社フォピッシュのアパレルブランド「Honey Salon（ハニーサロン）」ルミネエスト新宿店の販売員として働く、入社5年目で副店長2年目の香月慶子さん（27）にインタビューを実施。周囲をハッピーにする笑顔を武器に販売員としての仕事を全うしている彼女。そして、「接客が好き」と何度も何度も口にしていました―――。そんな彼女にとって販売員の魅力とは？

Honey Salon販売員＆副店長の仕事内容

― Honey Salon販売員の仕事内容を教えてください。

香月さん：基本的には接客がメイン業務ですが、ほかにも店内の掃除やディスプレイの変更、検品など、日々の業務は幅広いです。どの業務もお客様に気持ちよくお買い物していただくためにやっているものなので、より早く正確に行えるようにしています。

副店長としては、部下指導を担当しています。3番手以下のスタッフの業務、主に接客業を中心に指導しています。

― 副店長になってから約2年が経過するそうですが、やりがいや苦労したことを教えてください。

香月さん：アパレルで初めて働く後輩に「接客が楽しいです」と言ってもらえると嬉しいです。

苦労したことは副店長になってすぐ、後輩の指導をすることになったときです。人に注意をすることが元々得意ではなかったので、最初は中々“怒る”ということが出来ませんでした。そんな時に「怒ると考えるよりも、注意して見てあげると考える方がいいよ」と店長にアドバイスいただき、そこから後輩の指導のやり方が変わったと思います。

― 副店長に抜てきされ、プレッシャーは感じましたか？

香月さん：副店長に就いたときは、責任感も沸いてきて、すごくプレッシャーに感じました。でも、みんなで支え合っているブランドなので、後輩たちも任された仕事をきちんとこなしてくれます。私も後輩たちが副店長になりたいと思ってもらえるように仕事に取り組んでいます。

Honey Salon販売員の魅力とは

― 数あるアパレルブランドの中でなぜHoney Salonを選んだのでしょうか？

香月さん：人とお話することが好きで、接客業がやりたいと思っていました。服飾系の大学に行っていたこともあり、アパレルでの販売を考えるようになりました。

大学卒業後は別のブランドで働いていたのですが、自分の好みのファッションと若干違っていたので、できるだけ自分の好きなブランドで働きたいと思うようになりました。あとは明るい職場。Honey Salonは面接の雰囲気も良く、選考が進むにつれて「ここで働きたい」という気持ちが強くなりました。

― では、販売員の魅力を教えてください。

香月さん：お客様に「ありがとう」と言ってもらえること。あとは、お客様からのご意見を頂戴した事をきっかけに顧客様になってくださり、その後何度もご来店くださると嬉しいです。

Honey Salonの販売員は、入社してすぐに店頭に立ちます。そして商品の知識を教えてもらいながら、現場で接客を学びます。なので、自分の接客スタイルを発揮出来ます。そんなところに“Honey Salon販売員”の魅力を感じます。

― 今日初めて香月さんにお会いして笑顔が素敵だなと思いました。その笑顔の秘訣はあるのでしょうか？

香月さん：特に意識してやっているわけではないのですが、笑っている方が自分も楽しくて周りもハッピーになれると思うので、自然に笑顔が出ちゃいます！

― 香月さんが働く新宿店はどのような雰囲気でしょうか？

香月さん：個性豊かで、自分の意見をしっかり持ったスタッフが多い店舗です。スタッフ間の仲も良いので、相談事もしやすい環境です。

接客コンテストで入賞

― ルミネの接客ロールプレイングのコンテストで賞を獲得したことがあるそうですね。

香月さん：これまで3回ほど出場しました。ゴールド、シルバー、ブロンズがあるのですけど、私はブロンズをいただきました。お客様のことを1番に考えながら接客出来ているかが評価の対象となるので、それが出来ていたのかなと。次はゴールドを目指して頑張りたいと思います。

― 賞をもらえたことは誇りですよね。

香月さん：そうですね。最初は信じられませんでしたが、すごく嬉しかったです。一昨年賞をいただき、昨年は逃してしまい、悔しくて涙を流してしまいました。あまり人前では泣かないタイプなので、ほかのスタッフをビックリさせてしまいました。それほど、賞を取るということは嬉しいことです。

Honey Salon販売員のライフスタイル

― 美容面で心掛けていることを教えてください。

香月さん：特別なことはやっていないのですが、ネイルが好きなのでこまめにネイルサロンに通ったり、Honey Salonっぽいヘアスタイルを意識しています。どちらかと言うと、健康面に気を付けていて、休日はサーフィンをして体を動かすようにしています。

― 販売員は立ち仕事で大変そうなイメージがありますが、どのようなケアをしていますか？

香月さん：歳を重ねる毎に高いヒールがキツイと感じるようになってしまったので（笑）、通勤時はフラットシューズで足を休めるようにしています。

― 普段ファッション情報はどのように取り入れていますか？

香月さん：最近は雑誌よりもInstagramを見るようになりました。興味のあるモデルさんやタレントさんが着ているお洋服からディレクターさんに飛んで、そこでまたチェックしています。

Honey Salonで働くためには

― Honey Salonにはどのような人が相応しいですか？

香月さん：自分の意見をしっかりと持っていて、向上心のある人。やりがいのある職場なので、どんどん成長出来ます。販売員には前向きな気持ちさえあれば、大丈夫です。

― 入社するまでに書類、面接…と選考があると思いますが、どんなところをポイントとして見ていますか？

香月さん：Honey Salonらしい見た目も大事だと思うのですが、それよりも素直さや真面目さが重要になってくると思います。

面接の服装もHoney Salonでなくてはダメという規定はないので、自分らしいコーディネートで受けてほしいです。

― ちなみに販売職から本部職に異動することも出来ますか？

香月さん：もちろん出来ます。販売員からマネージャーやデザイナーになっている方もいます。自分がなりたいプランを日頃から伝え続け、頑張っていれば叶えてくれるブランドです。

― 店舗異動はあるのでしょうか？

香月さん：あります。特に期間が決まっているわけではないので、私は異動したことがないのですが、本部の方の判断により異動しているスタッフはいます。

夢を叶える秘訣を語る

― 夢を追いかけている女の子に向けて夢を叶える秘訣を教えてください。

香月さん：軸がブレないことが1番大事。私も販売をずっとやっていきたいと思っていて、店長を目指しています。こういう仕事もいいなと、たまに目移りしてしまうこともあると思うのですが、それでもやっぱりこうしたいという軸があればそれに向かって努力出来ると思います。“継続は力なり”のように、何事も続けることが大切です。

― ありがとうございました。

とにかく“笑顔”が素敵だった。そして、周囲を自然とハッピーにしてしまうパワーを持っている香月さん。販売以外のお仕事は考えていないのですか？と聞くと「考えていないです」とキッパリ。今後も販売員として働き続ける彼女は、足を運んでくれたお客様に幸せと笑顔を届けていくのだろう。（modelpress編集部）

ある日の1日の流れ

AM10時30分～　出勤（早番）
店内掃除、連絡ノート確認、朝礼

AM11時～　開店
接客、納品のある日は検品

PM1時30分～　ランチ（1時間）

PM5時～　30分休憩

PM5時30分～　接客、ディスプレイ変更等

PM７時～　倉庫から在庫をピックアップ

PM8時～　退勤

香月慶子（かづきけいこ）プロフィール

ブランド：Honey Salon（ハニーサロン）
職種：販売員
アパレル業界で働き始めた年月：2011年４月～
経歴：ルミネエスト新宿店2011年11月～