【アパレル/モデルプレス】アパレル店員と言うと、明るくハキハキして華やかな人がなるというイメージがありますよね。ファッションは大好きで仕事にしたいと思っているけれど、人見知りで接客ができないのではないかと思っていませんか?実は、人見知りは接客の才能が無いというわけではありませんし、人見知りだけれどアパレルで働いているという人はたくさんいます。そこで、接客業のための人見知り克服法についてご紹介します。
「人見知り=接客が苦手」ではない
実は、人見知りでは接客ができないということではありません。人見知りでもアパレル店員として楽しく働いている仲間はたくさんいます。ここでは、接客への人見知りの影響についてご紹介します。
<人見知りで接客業をしている人は意外と多い>
まず、みなさんに知ってもらいたいことがあります。それは、自分のことを人見知りだと思っていても接客業をしている人は意外と多いのです。
<憧れのアパレル店員に対するイメージ>
アパレル販売員というと、お洒落で派手で明るい人ばかりとイメージされるかもしれません。それが人見知りの人にとってハードルが高く感じられてしまうものです。確かにそういうタイプの人は少なくないかもしれませんが、お客様も「落ち着いて買い物がしたい」「あまり話しかけられたくない」という人もいます。そういう人にとって、人見知りのタイプの店員は逆に嬉しい存在です。
<人見知りの人の特徴>
人見知りの性格というのは、相手との距離感を保つことに長けていると良い方に捉えることもできます。お客様の気持ちを考えて話すことができる人見知りタイプは、押しの強い接客が苦手な人には必ずや重宝がられることでしょう。
人見知りの人でも接客ができる理由
人見知りでもアパレル店員をやっている人はたくさんいる、あまりガツガツ話しかけてほしくないというお客様もいるということを分かっていただけたでしょうか。ここでは、人見知りで人と接することが苦手な人がどのように接客をしているのかご紹介します。
<「接客モード」に切り替える>
人見知りの人は仕事だと割り切ってオンとオフを切り替えて接客をしています。私生活では根暗で部屋に一人でじっとしているのが好きな人でも、オンに切り替わると、まるで人格が入れ替わったかのように、ニコニコしながら声かけができるようになる人は少なくありません。多くの場合、制服や仕事着に着替えるとスイッチが切り替わり「接客モード」になっています。
<接客に慣れる>
また、多くの店舗にはマニュアルがあり、話すべき言葉はある程度決まっています。私生活では自分で考えて話さなければならないため、時には失敗してしまうこともありますが、仕事ではある程度話すことは決まっています。そのため最初は慣れなくても、段々と声掛けできるようになり、人見知りを克服することができるようになります。
<好きな商品に囲まれていられる>
そして、お客様との話題は、自分の好きなファッションの話題です。人見知りだとしても、自分の興味のある話題ならたくさん話せるという人は案外と多く、いつの間にか接客が楽しくなっているというケースも多いようです。
アパレル店員を目指すための人見知り克服法
プライベートでの人見知りは簡単に克服することはできませんが、それでも接客が楽しくなる程度には人見知りを克服することは可能です。ここでは人見知り克服法についてご紹介します。
<人見知りは克服できる>
人見知りをしてしまう原因の一つとして考えられるのは、他人からの言葉や評価を気にしすぎてしまうということです。確かに人間は社会的な生き物ですから「誰かに認められたい、できれば誰にも嫌われたくない」と思ってしまって当然です。しかし、100人の人から全員に好かれるというのは不可能に近いです。いくら好感度の高い芸能人だとしても、全ての人が好きということはあり得ません。
<「失敗しても大丈夫」と前向きに考える>
毎日たくさんの人を接客しているわけですから、たまには合わない人がいてもおかしくはありません。それは失敗でも何でもなく、そういうものだ、と思いましょう。他人の評価は他人がするものなので、自分の努力ではどうしようもできない部分があります。あなたがどんなに努力をしても、よく思わない人は存在してしまうものです。
<会話の定型文を用意しておく>
自分は自分のすべきことを淡々とやるしかありません。そのためにマニュアルが存在します。マニュアルにある定型文をきっちりと暗記し実際に練習して、最初に話しかける時の言葉、商品をおすすめするときの言葉、雑談用に用意しておく話題などを決めておきましょう。もし、マニュアルが存在しなければ、自分で用意しておきましょう。そうすると、いざ接客をする際にも、考えずに行動することができます。
<笑顔を心がける>
また、何よりもリラックスすることが大切です。緊張して顔がこわばってしまうと、お客様にもその不安が伝わってしまいます。たとえば、すごく冷たい態度の店員さんだったらどんなにお得な情報を聞いても嬉しい気分になることはありませんよね?実は、接客は会話の内容よりも態度の方が重要なのです。
また程度の差こそあれ、初対面の人間と話す時は、お互い緊張するものです。店員としてのあなたは店内という慣れたフィールドの中にいるのだから、自分から心を開く努力をしてみましょう。もし、上手く言葉が出なくて焦ってしまったときも、会話を自然に続けることよりも、笑顔を絶やさないようにすると、きっと場が上手く収まるはずです。
人見知りでもアパレル店員になれる
いかがでしたでしょうか?実は人見知りというのは、人間関係の距離感に敏感とも言え、接客業としては利点になり得ます。せっかく大好きなファッションの仕事に関わることができたのだから、緊張しないために、マニュアルを覚える、緊張しても笑顔を心がけるなど、できることから始めましょう。(modelpress編集部)
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