【DURAS/モデルプレス】アパレルブランド「DURAS(デュラス)」(株式会社デュラス)のプレスとして働く入社10年目でプレス歴4年目の庄子沙耶花さん(32)にインタビューを実施。仙台で販売員として働いている最中、プレスに抜てきされたという庄子さん。そんな彼女の決断と、10年間同じブランドで働き続ける理由に迫りました。
― なぜプレスになったのでしょうか?
庄子さん:仙台でショップ店員をやっているときに、本部の方からお声掛けいただきました。当時は、「プレスってどんな仕事かわからないけどすごい」「私なんて仙台に住んでいるし、なれるわけない」と思っていました。
― 元々プレスに憧れていたのでしょうか?
庄子さん:ただただ憧れていました。いろんなブランドのプレスの方のスナップが掲載されている雑誌を見て、「かっこいいな」と思っていました。
― 上京するのもプレスをやるのも大きな決断だと思うのですが…
庄子さん:本当に仙台しか知らない子だったので、まさか私が誘われるなんて…と驚きました。でも、こんな機会は二度とない、行くしかないと思いました。ちょっとだけ悩んで、すぐに「行きます」って返事をしましたね。
― DURASプレスの仕事内容を教えてください。
庄子さん:撮影も含めて最初からカタログ制作に携わります。あとは、リースやSNSの更新、雑誌・テレビの掲載リスト作成など日々の業務もたくさんあります。モデルさんの事務所や媒体さんなどと連絡を取り合っているとあっという間に1日が終わってしまいます。
― プレスと聞くと外部との関わりが多いイメージがあります。
庄子さん:そうですね。雑誌へのリースでスタイリストさんと仲良くなり、プライベートで会うことも増えました。あと、私と同世代のプレスの方が多いので、ブランドの垣根を越えた交流会もよくあります。
― 10年間という長い間同じブランドで働き続けられる理由はなんでしょうか?
庄子さん:楽しいから!ショップ店員のときから変わらずDURASが好きなので、どんな仕事も楽しく出来るんだと思います。いろんな人に会うたびに「今日もDURASっぽいね!」って言ってもらえるくらい、自然と好きという気持ちが出ちゃうんだと思います。
あと、「辞めたい」と思ったことが1度もなくて…。それって社内の人間関係が良くて、居心地がいいからだと思います。
― どんなときにやりがいや苦労を感じますか?
庄子さん:SNSなどで発信したことの反応が良かったり、そのおかげで売り上げが伸びると嬉しいですね。あとは周囲から「可愛い」って言っていただけることが1番嬉しいです。
やはりプレスになりたてのときは、仕事内容がガラリと変わり、1から勉強するという意味ではなにもわからず大変でした。カタログ制作にしても、携わったことがなかったので、知識が全くなく、単純にやらなくてはいけないことを覚えることに苦労しました。でも、先輩方の支えやアドバイスがあり、諦めずに続けられています。
― 今後の目標を教えてください。
庄子さん:目標はずっと変わっていません。今日よりも明日、毎日成長を願って働かせてもらっているので、まだまだ未熟な私ですがDURASのプレスとしてもっともっとたくさんの人に知ってもらいたいです。そしてブランドの強みでもある“ブレないDURASらしさ”をこれからも世の中に伝えていきたいです。
― 休日はどのように過ごすことが多いですか?
庄子さん:休日は寝る間も惜しんで、食事会に行ってはいろんな方と情報交換を行っています。あと最近は海に行っています!遊ぶことが好きなので、友達と遊んでリフレッシュしています。
― 美容面で気をつけていることを教えてください。
庄子さん:メイクアイテムはプチプラも使い分けていますが、基礎化粧品はいいものを使うようにしています。それだけで肌の調子が全然違います。日サロに通っているので、1年中黒いんですよ(笑)。
― スタイルキープ法も教えてください。
庄子さん:黒くしているのは引き締め効果も狙っているのですが、健康の為にもジムに週2回ぐらい通い、トレーニングしています。通い始めてから大分変わりました!
― 普段はどのようにファッション情報を取り入れていますか?
庄子さん:街中で歩いている人を見ながらトレンドをチェックしています。あとは、インスタを見たり、先輩の意見を聞いたりしています。先輩たちの方が交流が広いので、お話を聞くだけで勉強になります。
― DURASにはどのような人が相応しいですか?
庄子さん:明るい人というより、愛嬌があって面白いことを考えることが好きな人だと、一緒にDURASを盛り上げていけると思います。
プレスにはミーハーでいい意味で遊びに貪欲な人!フットワークが軽く、プライベートの時間も仕事ができるかどうか。あとは、キャラがある人だとさらにいいと思います。“普通な人”というより、なにかしら個性があった方が外部の方たちにも覚えてもらえますよ。
― 入社するまでに書類、面接…と選考があると思いますが、通過できるポイントを教えてください。
庄子さん:DURASの事をどれだけ好きでいてくれているか、これが重要です。そういう方だと、自ずと入社後も夢を行動に表してくれるからです。あとは、単純ですが笑顔が明るい人ですね。
面接の服装もDURASだったら嬉しいのですが、それよりも自分の良さを理解した上でコーディネートを組んできてほしいです。
― 夢を追いかけている女の子に向けて夢を叶える秘訣を教えてください。
庄子さん:1度つまずいただけで諦めないで、続けてください。あっという間に時間は過ぎてしまうので、「辛い」と思わずポジティブ思考でいることが成功の源です。自分でつかみ取って成功できる例はごくわずか。そううまくいかない現実でも、好きな事をやっている時点でイキイキしているはず。どこで誰に気付いてもらえるのかわらないので、常に動きまわってみてください。今になっては、自分がそういう後輩をみると頑張って欲しいなと後押ししたくなります。
― ありがとうございました。
真っ黒に焦げた肌に、強めのメイク、引き締まったスタイル…第一印象は“黒ギャル”。現在、ナチュラルなギャルが流行っているため、思わず「黒ギャルの方に久しぶりにお会いしました」と話すと、庄子さんは「ブランドらしさを貫いています」とキッパリ。
「もちろん、流行があるので、ナチュラル志向のスタッフもたくさんいますが、やっぱりDURASらしさが伝わるのは黒肌かな」とブランドに対する愛情をたっぷりと語ってくれました。そんなプレスが在籍するDURASは今後も、流行に左右されることなく“らしさ”を貫いてくれるだろう。(modelpress編集部)
AM10時30分~ 出社
プレスルーム整頓、スケジュールチェック
AM11時~
リース、SNS更新
PM2時~ ランチ
PM3時~
校正確認や資料作成等の事務作業、リース、店舗、展示会回り ほか
PM7時~ 帰社
ブランド:DURAS(デュラス)
職種:プレス
アパレル業界で働き始めた年月:2006年3月~
経歴:販売員(仙台店)2006年3月~、プレス2012年7月~
DURASプレスになったきっかけ
― なぜプレスになったのでしょうか?
庄子さん:仙台でショップ店員をやっているときに、本部の方からお声掛けいただきました。当時は、「プレスってどんな仕事かわからないけどすごい」「私なんて仙台に住んでいるし、なれるわけない」と思っていました。
― 元々プレスに憧れていたのでしょうか?
庄子さん:ただただ憧れていました。いろんなブランドのプレスの方のスナップが掲載されている雑誌を見て、「かっこいいな」と思っていました。
― 上京するのもプレスをやるのも大きな決断だと思うのですが…
庄子さん:本当に仙台しか知らない子だったので、まさか私が誘われるなんて…と驚きました。でも、こんな機会は二度とない、行くしかないと思いました。ちょっとだけ悩んで、すぐに「行きます」って返事をしましたね。
DURASプレスの仕事内容
― DURASプレスの仕事内容を教えてください。
庄子さん:撮影も含めて最初からカタログ制作に携わります。あとは、リースやSNSの更新、雑誌・テレビの掲載リスト作成など日々の業務もたくさんあります。モデルさんの事務所や媒体さんなどと連絡を取り合っているとあっという間に1日が終わってしまいます。
― プレスと聞くと外部との関わりが多いイメージがあります。
庄子さん:そうですね。雑誌へのリースでスタイリストさんと仲良くなり、プライベートで会うことも増えました。あと、私と同世代のプレスの方が多いので、ブランドの垣根を越えた交流会もよくあります。
DURASで10年間働き続ける理由
― 10年間という長い間同じブランドで働き続けられる理由はなんでしょうか?
庄子さん:楽しいから!ショップ店員のときから変わらずDURASが好きなので、どんな仕事も楽しく出来るんだと思います。いろんな人に会うたびに「今日もDURASっぽいね!」って言ってもらえるくらい、自然と好きという気持ちが出ちゃうんだと思います。
あと、「辞めたい」と思ったことが1度もなくて…。それって社内の人間関係が良くて、居心地がいいからだと思います。
― どんなときにやりがいや苦労を感じますか?
庄子さん:SNSなどで発信したことの反応が良かったり、そのおかげで売り上げが伸びると嬉しいですね。あとは周囲から「可愛い」って言っていただけることが1番嬉しいです。
やはりプレスになりたてのときは、仕事内容がガラリと変わり、1から勉強するという意味ではなにもわからず大変でした。カタログ制作にしても、携わったことがなかったので、知識が全くなく、単純にやらなくてはいけないことを覚えることに苦労しました。でも、先輩方の支えやアドバイスがあり、諦めずに続けられています。
― 今後の目標を教えてください。
庄子さん:目標はずっと変わっていません。今日よりも明日、毎日成長を願って働かせてもらっているので、まだまだ未熟な私ですがDURASのプレスとしてもっともっとたくさんの人に知ってもらいたいです。そしてブランドの強みでもある“ブレないDURASらしさ”をこれからも世の中に伝えていきたいです。
DURASプレスのライフスタイル
― 休日はどのように過ごすことが多いですか?
庄子さん:休日は寝る間も惜しんで、食事会に行ってはいろんな方と情報交換を行っています。あと最近は海に行っています!遊ぶことが好きなので、友達と遊んでリフレッシュしています。
― 美容面で気をつけていることを教えてください。
庄子さん:メイクアイテムはプチプラも使い分けていますが、基礎化粧品はいいものを使うようにしています。それだけで肌の調子が全然違います。日サロに通っているので、1年中黒いんですよ(笑)。
― スタイルキープ法も教えてください。
庄子さん:黒くしているのは引き締め効果も狙っているのですが、健康の為にもジムに週2回ぐらい通い、トレーニングしています。通い始めてから大分変わりました!
― 普段はどのようにファッション情報を取り入れていますか?
庄子さん:街中で歩いている人を見ながらトレンドをチェックしています。あとは、インスタを見たり、先輩の意見を聞いたりしています。先輩たちの方が交流が広いので、お話を聞くだけで勉強になります。
DURASで働くためには
― DURASにはどのような人が相応しいですか?
庄子さん:明るい人というより、愛嬌があって面白いことを考えることが好きな人だと、一緒にDURASを盛り上げていけると思います。
プレスにはミーハーでいい意味で遊びに貪欲な人!フットワークが軽く、プライベートの時間も仕事ができるかどうか。あとは、キャラがある人だとさらにいいと思います。“普通な人”というより、なにかしら個性があった方が外部の方たちにも覚えてもらえますよ。
― 入社するまでに書類、面接…と選考があると思いますが、通過できるポイントを教えてください。
庄子さん:DURASの事をどれだけ好きでいてくれているか、これが重要です。そういう方だと、自ずと入社後も夢を行動に表してくれるからです。あとは、単純ですが笑顔が明るい人ですね。
面接の服装もDURASだったら嬉しいのですが、それよりも自分の良さを理解した上でコーディネートを組んできてほしいです。
夢を叶える秘訣を語る
― 夢を追いかけている女の子に向けて夢を叶える秘訣を教えてください。
庄子さん:1度つまずいただけで諦めないで、続けてください。あっという間に時間は過ぎてしまうので、「辛い」と思わずポジティブ思考でいることが成功の源です。自分でつかみ取って成功できる例はごくわずか。そううまくいかない現実でも、好きな事をやっている時点でイキイキしているはず。どこで誰に気付いてもらえるのかわらないので、常に動きまわってみてください。今になっては、自分がそういう後輩をみると頑張って欲しいなと後押ししたくなります。
― ありがとうございました。
真っ黒に焦げた肌に、強めのメイク、引き締まったスタイル…第一印象は“黒ギャル”。現在、ナチュラルなギャルが流行っているため、思わず「黒ギャルの方に久しぶりにお会いしました」と話すと、庄子さんは「ブランドらしさを貫いています」とキッパリ。
「もちろん、流行があるので、ナチュラル志向のスタッフもたくさんいますが、やっぱりDURASらしさが伝わるのは黒肌かな」とブランドに対する愛情をたっぷりと語ってくれました。そんなプレスが在籍するDURASは今後も、流行に左右されることなく“らしさ”を貫いてくれるだろう。(modelpress編集部)
ある日の1日の流れ
AM10時30分~ 出社
プレスルーム整頓、スケジュールチェック
AM11時~
リース、SNS更新
PM2時~ ランチ
PM3時~
校正確認や資料作成等の事務作業、リース、店舗、展示会回り ほか
PM7時~ 帰社
庄子沙耶花(しょうじさやか)プロフィール
ブランド:DURAS(デュラス)
職種:プレス
アパレル業界で働き始めた年月:2006年3月~
経歴:販売員(仙台店)2006年3月~、プレス2012年7月~
実際に働いている人の声は?
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