＜アパレル店員の目標の立て方＞販売員が目標設定する際のコツとは？

2018.05.07 19:00

【アパレル／モデルプレス】スキルアップするためには目標を立てて努力することが重要です。アパレル販売員としてのスキルアップやモチベーション維持も、もちろん目標設定が重要な鍵になります。しかし、目標を立てるのが大切と言っても闇雲に目標を立てても意味がありません。今回は、アパレル販売員が成功するための目標設定のコツをご紹介します。

目標を立てることで得られる効果

アパレル販売員はなぜ目標を立てているのでしょうか。まずは、目標を立てることで得られる効果についてご紹介します。

＜目標設定は、自分が望む方向へ向かうための指標となる＞

目標を決めて働くことで、何を目指すのかを意識しながらアパレル販売員として働くことができます。また自分が何のために行動しているのかを明確にすることも可能になります。目標達成を目指して毎日行動することで、今の自分に足りない部分のスキルアップにも繋がるでしょう。

＜モチベーションのアップ＞

アパレル販売員になってすぐの頃は、早くスキルを身につけて周りのアパレル販売員のように働こうとするためモチベーションは常に維持されます。しかし、ある程度アパレル販売員の仕事に慣れてくると、徐々にモチベーションは下降してしまうことは少なくありません。その結果、将来に不安を感じたり、現状に不満が沸いてきたりすることがあります。これは、アパレル販売員になりたての頃の目標である「基本的なアパレル販売員のスキルを身につける」という目標が達成されてしまい、目標がない状態で働いているためです。このように、仕事に慣れてきた頃に目標を設定することでモチベーションを維持し、メリハリを持って働くことができるでしょう。

＜自分の成長を実感できる＞

様々な努力を重ね、目標がクリアできた場合、達成感を得ることができます。今までの自分では成し遂げられなかったことを達成することで、自分のアパレル販売員としての成長を実感することができます。さらに成長を実感することで、自分に自信が持てるようにもなります。このように目標を設定して行動することで、どんどんアパレル販売員のスキルを磨き、自分に自信を持って働くことができるようになります。

アパレル店員の目標設定のコツ

それでは、どのように目標を立てていけば良いのでしょうか。続いて、アパレル店員の目標設定のコツについてご紹介します。

＜短期的な目標を立てる＞

目標は「1週間で○組接客する」や「1ヶ月で売上額○○円」など短期的なものを立てましょう。長期的な目標はモチベーションの維持が難しく実現性が乏しいです。1週間の目標、1ヶ月の目標と短期的な目標を段階的に立てることで、より目標を達成しやすくなります。

＜明らかに達成が難しい目標はNG＞

目標は現実的なものにしましょう。明らかに達成が難しい目標は避け、自分のスキルや経験値に合わせて設定するのがコツです。例えば、「たたみ作業のスピードアップ」など必ず達成できる目標から立て始めましょう。また、大きな目標を立てる場合は、達成するための小さな目標を合わせて設定すると、よりゴールに近づくことができます。

＜目標は定期的に見直す＞

目標は立てたら終わりではなく、定期的に振り返ることが大切です。現状と目標を比較しながら、定期的に目標の見直しを行いましょう。「1週間で○○組接客する」という目標であれば、1週間後に目標達成できたか確認し、次の1週間の目標設定や1ヶ月後の目標設定を見直してみましょう。達成できていた場合は、更に多くのお客様を接客する目標を立ててみましょう。残念ながら目標達成できなかった場合は、「1週間で○○組接客する」ためのさらに小さな目標を立ててみましょう。例えば「いつも笑顔で接客を意識する」「アイテムの説明を分かりやすくするために、店内アイテムについて勉強する」など、基本的な接客スキルを伸ばすための目標がオススメです。このように目標達成できた場合、出来なかった場合、それぞれの結果に合わせて次の目標を見直していきましょう。