化粧品販売員に資格は必要?面接でアピールしやすい資格は?

化粧品販売員に資格は必要?面接でアピールしやすい資格は?

【コスメ/モデルプレス】化粧品販売員になるためには、資格を持っていたほうが有利になると考えられていることも多いようです。もしそうであるならば、化粧品販売員の面接において、「面接官へのアピールとなりやすい資格」はあるのでしょうか。本稿では、「化粧品販売員になるために役立つ資格」や「化粧品販売員に適性がある人」などについて、ご紹介していきます。

化粧品販売員に資格は必要?面接でアピールしやすい資格は?/Photo by Kinga

化粧品販売員(美容部員、BA)になるために資格は必要?

そもそも、化粧品販売員になるためには、資格は必要となるのでしょうか。まずは、化粧品販売員になるために、資格を取得する必要性について、ご紹介していきます。

<資格は必要?>

一般的には、化粧品販売員になるために、特別な資格などは必要ないといわれています。ちなみに、化粧品販売員は、「美容部員」と呼ばれたり、「BA」と呼ばれたりすることもあります。なお、BAとは、beauty advisor(ビューティー・アドバイザー)の略称です。多くの企業において、化粧品販売員は、未経験者が採用の対象とされています。したがって、多くの企業においては、入社してから研修を実施することになっているようです。このような新人を対象とした研修や定期的に行われる勉強会において、専門的な知識を身に付けることができるようになっています。

<資格を取得するメリット>

資格を取得するメリットとしては、まずは、「美容に関する体系的な知識を身に付けることができる」ということが、あげられるのではないでしょうか。加えて、「資格を持っていれば、面接において有利に働くことがある」ということも、資格を取得するメリットとしてあげることができるでしょう。言い換えるならば、資格を持っていることは、「専門的な知識を持っていること」や「勤勉さがあること」のアピールとなるということもできるでしょう。

化粧品販売員(美容部員、BA)の面接でアピールしやすい資格

それでは、「化粧品販売員(美容部員、BA)の面接でアピールしやすい資格」には、どのようなものがあるのでしょうか。ここからは、化粧品販売員の面接において、面接官へのアピールとなりやすい資格について、ご紹介していきます。

<日本化粧品検定>

化粧品販売員の面接において、面接官へのアピールとなりやすい資格の1つ目は、「日本化粧品検定」です。この検定試験は、1~3級まで用意されています。この検定では、基本的なスキンケアの方法や化粧品の成分などについて、幅広くマスターしていくことができます。したがって、日本化粧品検定を取得していれば、化粧品に関する詳しい知識を有しているということを証明できるといってよいでしょう。ちなみに、日本化粧品検定の認定校において、対策講座を受講することができるようになっています。

<日本メイクアップ技術検定>

化粧品販売員の面接において、面接官へのアピールとなりやすい資格の2つ目は、「日本メイクアップ技術検定」です。この検定試験においても、1~3級まで用意されています。一般社団法人JMAのホームページによると、この検定では、「国際的に通用するメイクアップアーティストの育成」が目指されています。また、「メイクで人を輝かせたい」「喜んでもらえるメイクがしたい」「メイクの基本から学びたい」という人に、おすすめの検定であるとされています。

<国際メイクアップアーティスト認定試験>

化粧品販売員の面接において、面接官へのアピールとなりやすい資格の3つ目は、「国際メイクアップアーティスト認定試験」です。IBF国際美容連盟のホームページによると、この資格は、「国際的に共有できるメイクアップに関する知識、技術の基本を理解し、実際にメイクアップをすることができることをIBFが認定する資格」であるとされています。また、「資格取得者は、IBFから就職や開業、フリーランスとしての活動などにかかわる様々な支援を受けることができる」とされています。

化粧品販売員(美容部員、BA)の資格取得に向けた勉強法

化粧品販売員の面接でアピールしやすい資格を紹介/Photo by Iakov Filimonov

ここからは、「化粧品販売員(美容部員、BA)の資格取得に向けた勉強法」について、確認していきたいと思います。化粧品販売員の資格取得に向けた具体的な勉強法について、また化粧品販売員に適性がある人の特徴について、ご紹介していきます。

<雑誌やSNSから学ぶ>

化粧品販売員の資格取得に向けた勉強法の1つ目は、「雑誌やSNSから学ぶ」というものです。雑誌の記事やSNSへの投稿を見て、「話題の化粧品」や「メイクの仕方」などについて、チェックするようにしましょう。特に、SNSの投稿からは、個々人の多様なメイクをチェックすることができます。SNSにアップされている動画を確認すれば、メイクのポイントを押さえやすいでしょう。雑誌やSNSから学ぶことのメリットとしては、「理想の化粧」をしている人を見つけて、真似することができるということが、あげられるのではないでしょうか。

<コスメカウンターに行く>

化粧品販売員の資格取得に向けた勉強法の2つ目は、「コスメカウンターに行く」というものです。百貨店のコスメカウンターで働く美容部員に、メイクの方法などについて、質問してみるとよいでしょう。自分が普段行っているメイクに対して、アドバイスをもらうこともできるかもしれません。

<専門学校で学ぶ>

化粧品販売員の資格取得に向けた勉強法の3つ目は、「専門学校で学ぶ」というものです。専門学校においては、資格試験に向けた対策講座を受講することができます。専門学校において講師から学べば、「学習のポイント」が明確になりやすいでしょう。また、専門学校では、「美容に対する深い関心がある仲間」を作ることもできるでしょう。

<教材を活用する>

化粧品販売員の資格取得に向けた勉強法の4つ目は、「教材を活用する」というものです。昨今では、「公式テキスト」が販売されている資格も多く存在しています。教材を活用する場合には、様々な問題を解くことで、「苦手分野」などを克服していき、知識を積み重ねていくように心がけるとよいでしょう。

面接官へのアピールとなりやすい資格を取得して、他の転職希望者に差をつける

いかがでしたでしょうか?ここまで確認してきたように、一般的には、化粧品販売員になるために、特別な資格などは必要ないといわれています。ただし、化粧品販売員の面接において、面接官へのアピールとなりやすい資格というものについては、確実に存在しているといってもよさそうです。化粧品販売員を目指しているのであれば、「面接官へのアピールとなりやすい資格」を取得して、他の転職希望者に差をつけることをお勧めします。(modelpress編集部)

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