カラーレスメイクをご提案するときのポイント お客様を「ナチュラル美人」へ導くためには?

カラーレスメイクをご提案するときのポイント お客様を「ナチュラル美人」へ導くため…

皆様は、カラーレスメイクについて、ご存知でしょうか。カラーレスメイクは、女性を「ナチュラル美人」へ導くことができるとても魅力的なメイクです。ただ、カラーレスメイクをするときには、様々なポイントがあります。そこで、本稿では、「カラーレスメイクの手順」と「カラーレスメイクをご提案するときのポイント」について、ご紹介していきます。

カラーレスメイクをご提案するときのポイント お客様を「ナチュラル美人」へ導くためには?/Photo by puhhha

カラーレスメイクとは?

そもそも、カラーレスメイクとは、どのようなメイクなのでしょうか。まずは、「カラーレスメイクの定義」と「カラーレスメイクの魅力」について、ご紹介していきます。

<カラーレスメイクの定義>

カラーレスメイクとは、一般的には、色をほとんど使わないメイクのことを指します。したがって、アイシャドウやチーク、リップなどを使って、あまりカラーを加えるというようなことはしません。ただし、すべてのカラーを使わないというわけではなく、ベージュなど、肌なじみの良いカラーを使うということになります。

<カラーレスメイクの魅力>

カラーレスメイクの魅力としては、すっぴん風でナチュラル、そして健康的な印象になるということを挙げることができるでしょう。色を抑えることによって、大人っぽく、透明感のある雰囲気に仕上げることができます。

カラーレスメイクの手順

カラーレスメイクをするときには、どのような手順になるのでしょうか。それでは、「カラーレスメイクの手順」について、ご紹介していきます。

<ベースメイク>

化粧下地、またはコンシーラーを使って、整えます。なお、気になる部分が少ない場合には、どちらかのみであってもかまいません。ファンデーションを塗る場合には、薄く塗ることができるようなタイプを使い、厚塗りはしないようにしましょう。

<眉>

眉については、太すぎず、細すぎない程度に整えましょう。アイブロウは、眉に近い色を足します。その際、眉を太くする場合には、眉の下に塗り、眉と目の距離を近づけるようにしましょう。これに対して、眉の存在感をあまり強調したくない場合には、眉尻をしっかりと書くことによって、シャープにするとよいでしょう。いずれにせよ、ふんわりと薄めにつけるようにしましょう。

<チーク>

チークについては、ベージュ、ラベンダーなどの淡い色を頬に入れます。なお、ベージュ系のカラーが肌になじみすぎてしまう場合には、レッド系やオレンジ系のカラーを少し入れてもよいでしょう。レッド系やオレンジ系のカラーを少量乗せることによって、血色感を出すことができます。

<アイシャドウ>

アイシャドウについては、ヌーディカラーやブラウンカラーのものを塗ります。なお、自然な輝きを出せば、目元を引き立たせることができます。具体的には、細かなラメやパールの入ったアイシャドウを使うなどするとよいでしょう。

<リップ>

リップについては、ベージュピンクなど、唇の色に近い色を塗ります。なお、マットなタイプではなく、つやの出るタイプを塗れば、健康的な印象に仕上がりやすいでしょう。

カラーレスメイクをご提案するときのポイント

カラーレスメイクを提案するには?/Photo by nd3000

カラーレスメイクをご提案するときには、どのようなことがポイントになるのでしょうか。それでは、「カラーレスメイクをご提案するときのポイント」について、ご紹介していきます。

<ベースメイクは、セミマットをお勧めする>

カラーレスメイクをご提案するときのポイントの1つ目は、「ベースメイクは、セミマットをお勧めする」ことです。セミマットとは、全体的にマットに仕上げて、部分的につやを出した状態を指します。なお、ベースメイクをする前に、十分に保湿をして、肌全体の潤いを維持することの必要性について、必ずお伝えするようにしましょう。

<お客様の肌の色に合わせる>

カラーレスメイクをご提案するときのポイントの2つ目は、「お客様の肌の色に合わせる」ことです。お客様の肌が、イエローベースであるか、ブルーベースであるかによって、チークの色を選択します。イエローベースの場合には、イエローベージュやオレンジなどをご提案するとよいでしょう。これに対して、ブルーベースの場合には、ピンクベージュやブラウンベージュなどをご提案するとよいでしょう。

<立体感を出す>

カラーレスメイクをご提案するときのポイントの3つ目は、「立体感を出す」ことです。ハイライトとチークについては、しっかりと入れるようにしましょう。これは、目元や頬などにつやを出すことによって、メリハリをつけるためです。カラーレスメイクのするときには、カラーが少ないので、地味にならないように注意しましょう。

お客様の肌に合わせて、ご提案する

いかがでしたでしょうか?ここまでご紹介させていただいたように、カラーレスメイクをするときには、様々なポイントがあります。それぞれのお客様の肌に合わせて、カラーレスメイクを適切にご提案することができるようになっていってください。(modelpress編集部)

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