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「旗艦店」「直営店」「テナント店舗」アパレル店舗の違いって何?

【アパレル/モデルプレス】ファッションを扱うアパレル店舗には、いくつかの種類があるのをご存知でしょうか?「旗艦店(きかんてん)」、「直営店」、「テナント店舗」と中には聞き慣れないアパレル店舗の種類もあります。これらのアパレル店舗の違いを知っておくとファッションをより楽しむことができます。今回は、そんなアパレル店舗の違いについてご紹介します。

「旗艦店」「直営店」「テナント店舗」アパレル店舗の違いって何?/Photo by Stockforlife

アパレル店舗の運営方法の違い

同じブランドでも、それらの店運営方法や特徴は異なります。その違いについてご紹介します。

直営店
<ブランドを運営する企業が運営している店舗>

直営店はレギュラーチェーンとも呼ばれています。百貨店内の店舗や、路面店などがそれに相当し、スタッフも自社の従業員となっています。

旗艦店(フラッグショップ)
<直営店の一つ>

運営形態は直営で、その中でも品揃えや、店舗規模が最も大きいことなどが特徴です。

<ブランドの販売拠点となる中心的な店舗>

旗艦店は大都市の一等地など、お客様が多く集まる場所に位置します。そのため、ブランドの重要な売り上げを占めています。

<ブランドを象徴する店舗が多い>

お客様が集まる場所で販売することで、ブランドのイメージをお客様に発信しやすい店舗になっています。国内で多店舗展開する海外ブランドの中心となるお店など、そのブランドを象徴する店舗で、ラグジュアリーブランドの場合は、表参道や銀座といった日本を代表する好立地で展開しています。

セレクトショップ
<バイヤーが商品を買い付けて、販売する>

特定のブランドだけではなく、バイヤーが買い付けた複数のブランドを販売する店舗です。店舗のアイテムは全てバイヤーが選んでくるので、店舗の運営にはバイヤーのセンスが必要不可欠です。

フランチャイズ
<ブランドのノウハウを教えてもらいながら、各自で運営する店舗>

フランチャイズは大手のブランド企業の運営方法に沿って、独立したオーナーで運営する店舗です。運営方法はブランド企業のものに従いますが、オーナーのこだわりも反映して運営する場合も少なくありません。

<商品は直営店と同じ>

店舗で扱うアイテムはブランドと同じです。またブランドの看板やサービスも同じように提供することができます。

アパレル店舗の形態の違い

これらのアパレルショップは店舗の形態にも違いがあります。ここでは、それぞれの形態についてご紹介していきます。

インショップ
<商業施設の中にある店舗>

インショップとは百貨店やショッピングセンターなどの商業施設の中にある店舗のことです。他のアパレル店舗の形態と比べて小規模の店舗になっています。

<集客力が高い>

商業施設には他にもたくさんの店舗が営業しています。したがって、他の店舗に来店したお客様も立ち寄ることがあるので高い集客力が見込めます。

<立地条件が良い>

商業施設は多くのお客様が来店する場所にあるため、インショップの形態をとるだけで良好な立地条件が実現できます。

<幅広い客層を獲得できる>

前述のように、商業施設にはたくさんの店舗が入っているため様々なお客様が来店します。これはインショップが幅広い客層を獲得できるチャンスにもなります。

路面店(テナント)
<貸店舗を借りて運営している店舗>

路面店(テナント)とは、店舗を借りて運営する営業形態です。テナントの中で特に広い店舗や集客力が大きい店舗をキーテナントや各店舗、アンカーストアとも呼びます。

<店舗のレイアウトが自由>

インショップなどのテナント形態とは異なり、店舗の外装や内装をオーナーが比較的自由に決めることができます。したがって、コンセプトや営業時間なども柔軟に設定できるため、顧客のニーズに合わせた展開が可能です。

店舗ごとの品揃えと客層の違い

アパレル店舗の違いを紹介/Photo by wavebreakmedia

運営方法や営業形態が異なれば、それぞれのアパレル店舗ごとの雰囲気も大きく変わってきます。では、それぞれのアパレルの品揃えと客層の違いをご紹介していきます。

旗艦店
<世界中からお客さまが集まる>
そのブランドを象徴する店舗ですので、国内はもちろん、国外からの観光客も来店します。旗艦店がその地域の観光スポットとなっていることもあります。

<シーズンごとの新作や、ブランドで一押しの商品を扱う>
ブランドのアイテムを扱うすべての店舗の中で、旗艦店は最もお客様に自社ブランドをアピールすることができる店舗です。お客様に宣伝したい新作や、一押しのアイテムを扱い、また、中には直営店でも扱っていないアイテムもあります。

インショップ
<客層が広いので、定番商品が多い>
商業施設に訪れる幅広い客層に対して営業をするため、幅広い客層にも受け入れられる定番のアイテムを多く扱う傾向があります。また、商業施設のイメージやフェアに合わせたイベントも行うので、オリジナリティ感は薄くなる傾向にあります。

路面店
<シーズンごとの新作や、ブランドで一押しの商品を扱う>
店舗のイメージはオーナーで決めることができるので、自由に品揃えもできます。定番商品に加えて、シーズンごとの新作やブランド一押しアイテムも販売しています。

<ブランドのお得意さまが来る>
路面店では、インショップの定番商品だけではなく、アクセントのあるブランドのアイテムも展開するため、そのようなレアアイテムを好む常連客も来店します。

アパレル店舗ごとの違いを理解する

いかがでしたでしょうか。アパレル店舗は、展開する立地条件により、その運営方法や営業形態などが異なります。それぞれの違いを把握することで、上手な買い物が可能になり、よりアパレル店舗を利用することが楽しくなるでしょう。(modelpress編集部)

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