アパレル面接で好印象を与えやすい履歴書の持参方法と渡し方のマナー

アパレル面接で好印象を与えやすい履歴書の持参方法と渡し方のマナー

皆様は、面接などの際、履歴書の持参を求められたことはありますか。アパレル業界の面接では、履歴書の郵送が求められるというケースだけではなく、面接などの際に履歴書の持参が求められるというケースも少なくないようです。面接などの際に履歴書の持参が求められた場合、基本的には、面接官か受付の方に履歴書を直接手渡すことになります。このとき、履歴書は、どのようにお渡しすればよいのでしょうか。また、履歴書は、どのように持参すればよいのでしょか。本稿では、1.面接で履歴書を手渡しする際の持参方法、2.面接に履歴書を持参するときに使う封筒に記入すること、3.履歴書を手渡しする際のマナー、4.履歴書を持参するときに覚えておきたいポイントについて、ご紹介していきます。

アパレル面接で好印象を与えやすい履歴書の持参方法と渡し方のマナー/Photo by VGstockstudio

面接で履歴書を手渡しする際の持参方法

面接で履歴書を手渡しする際には、どのような持参方法が望ましいと考えられているのでしょうか。まずは、「面接で履歴書を手渡しする際の持参方法」について、ご紹介していきます。

<封筒に入れて持ち運ぶ>

面接で履歴書を手渡しする際には、「封筒に入れて持ち運ぶ」ようにしましょう。履歴書やエントリーシートなどの大切な書類を持参するときには、封筒に入れるのがマナーです。当然のことではありますが、履歴書を封筒に入れることによって、履歴書にシワや汚れをつきにくくすることができます。ちなみに、このように面接に履歴書を持参する際には、できる限り白い封筒を用意した方がよいでしょう。

<郵送時との違い>

履歴書の手渡しと履歴書の郵送には、どのような違いがあるのでしょうか。面接で履歴書を手渡しする際には、封筒への宛名の記入や添え状の作成は必要ありません。また、封筒に封をする必要もありません。ただし、面接で履歴書を手渡しする際においても、履歴書の郵送時と同様に、封筒に「履歴書在中」「応募書類在中」などと赤字で記入することは必要になります。

<封筒はクリアファイルに入れる>

面接で履歴書を手渡しする際には、履歴書が入った封筒は、クリアファイルに挟んでおくようにしましょう。履歴書が入った封筒をクリアファイルに挟んでおくことによって、封筒が汚れてしまったり、濡れてしまったりすることを防ぐことができます。

<二つ折りは厳禁>

面接で履歴書を手渡しする際に限ったことではありませんが、履歴書や履歴書が入った封筒は、折り曲げてはいけません。したがって、面接で履歴書を手渡しする際には、封筒がそのまま入る大きさの鞄を使用することがベストです。ただし、A4サイズの封筒をそのまま入れることができる大きさの鞄を持っていない場合には、封筒を手で持って持ち運ぶことも構わないとされているようです。

面接に履歴書を持参するときに使う封筒に記入すること

面接に履歴書を持参するときに使う封筒には、どのようなことを記入すればよいのでしょうか。それでは、「面接に履歴書を持参するときに使う封筒に記入すること」について、ご紹介していきます。

<表面には、「履歴書在中」と記入する>

面接に履歴書を持参するときに使う封筒の表面には、「履歴書在中」と記入します。封筒の表面の左下に赤字で「履歴書在中」と記入して、それを赤枠で囲みましょう。なお、封筒への会社の住所や名前などの記入は、必要ありません。なぜならば、手渡しの場合には、宛先が明白だからです。

<裏面には、郵便番号・住所・氏名を記入する>

面接に履歴書を持参するときに使う封筒の裏面には、郵便番号・住所・氏名を記入します。封筒の裏面の左下に応募者の郵便番号・住所・氏名を黒字で記入しましょう。なお、郵便番号・住所・氏名の記入方法は、通常の郵便に使用する封筒への記入方法と同じで構いません。

履歴書を手渡しする際のマナー

履歴書を手渡しする際には、どのようなマナーが求められるのでしょうか。それでは、「履歴書を手渡しする際のマナー」について、ご紹介していきます。

<その場で手渡しする場合>

面接官に履歴書を「その場で手渡しする場合」には、どのようなマナーが求められるのでしょうか。このような場合には、まず、面接官の目の前で、封筒から履歴書を取り出します。次に、上から、1.履歴書、2.クリアファイル、3.封筒の順番に重ねて持ちます。そして、面接官が履歴書の文字を読むことができる向きにして、これらのすべてを面接官に手渡します。その際、「本日はよろしくお願いいたします」などと一言添えるようにしましょう。以上は、面接官から、履歴書の提出を求められてから行えばOKです。なお、面接官から、履歴書の提出を求められない場合には、面接官に「履歴書はいかがいたしましょうか?」などと申し出るようにしましょう。

<受付で手渡しする場合>

それでは、履歴書を「受付で手渡しする場合」には、どのようなマナーが求められるのでしょうか。このような場合には、クリアファイルから取り出した封筒を、そのまま受付の方にお渡しします。したがって、履歴書は、封筒に入れたままで構いません。その際、受付の方が封筒の文字を読むことができる向きにして、両手でお渡しするようにしましょう。

履歴書を持参するときに覚えておきたいポイント

履歴書のマナーを紹介/Photo by racorn

履歴書を持参するときには、覚えておくととても役に立つことがいくつかあります。それでは、「履歴書を持参するときに覚えておきたいポイント」について、ご紹介していきます。

<履歴書のコピーを取っておく>

履歴書を持参するときに覚えておきたいポイントの1つ目は、「履歴書のコピーを取っておく」ことです。自分用に履歴書のコピーがあれば、様々な場面でとても便利でしょう。例えば、自分用に履歴書のコピーがあれば、面接の直前まで、履歴書の内容を確認することもできます。

<履歴書は2~3部用意しておく>

履歴書を持参するときに覚えておきたいポイントの2つ目は、「履歴書は2~3部用意しておく」ことです。当然のことではありますが、面接官が複数いる場合もあります。したがって、あらかじめ履歴書を2~3部用意しておけば、いざというときにもとても助かるでしょう。

<A4サイズが入る白の封筒を用意する>

履歴書を持参するときに覚えておきたいポイントの3つ目は、「A4サイズが入る白い封筒を用意する」ことです。履歴書は、履歴書を折らずに入れられるサイズの封筒に入れるようにしましょう。例えば、「角形A4号」や「角形2号」などの封筒です。また、履歴書は、白い封筒に入れるようにしましょう。なぜならば、白い封筒に入れることによって、「正式な書類」という印象を与えることができるからです。なお、中身が透けない厚手のタイプの封筒の方がよいでしょう。

<糊付けしない>

履歴書を持参するときに覚えておきたいポイントの4つ目は、「糊付けしない」ことです。履歴書を持参するときには、封筒に糊付けをする必要はありません。なぜならば、履歴書を持参する場合には、履歴書を入れた封筒は、基本的には、すぐに開封されるからです。これは、面接官に手渡す場合も受付で手渡す場合も同様です。

<履歴書を入れた封筒はクリアファイルに入れる>

履歴書を持参するときに覚えておきたいポイントの5つ目は、「履歴書を入れた封筒はクリアファイルに入れる」ことです。クリアファイルに入れた履歴書を封筒の中に入れて、さらにその封筒をクリアファイルに入れるようにしましょう。なぜならば、鞄にそのまま封筒を入れた場合には、封筒が傷んだり汚れたりしてしまう可能性もあるからです。クリアファイルに入れることによって、封筒をきれいなままの状態に保ちやすくなるでしょう。

履歴書の持参方法と渡し方のマナーを身につけよう!

ここまでご紹介させていただいたように、面接に履歴書を持参するときには、履歴書の持参方法と履歴書の渡し方が、とても大切になります。履歴書の持参方法と渡し方のマナーが正しく身についていなければ、履歴書の中身や面接での受け答えなどがどれほど素晴らしいものであっても、よい評価を得ることは難しいでしょう。反対に、履歴書の持参方法と渡し方のマナーが身についていれば、それだけで面接官などに好印象を与えることも不可能ではないということです。そして、履歴書の持参方法と渡し方のマナーは、いずれも特別なものではなく、少しだけでも気を配ることができれば、実行することができそうです。もし、今後、履歴書の持参が求められる面接などを受ける場合には、履歴書の持参方法と渡し方のマナーをあらかじめ身につけておくことによって、他の応募者に差をつけることができるようにしましょう。(modelpress編集部)

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