面接の練習方法とは?ポイントを押さえて、憧れのアパレル業界へ

面接の練習方法とは?ポイントを押さえて、憧れのアパレル業界へ

【アパレル/モデルプレス】就職活動や転職活動において、面接は、非常に大きなウェイトを占めています。しかしながら、面接の練習を効果的に行うことができているケースは、非常に少ないようです。面接の練習は、どのように行っていくことが好ましいのでしょうか。本稿では、アパレル業界を目指す方に実践していただきたい面接の練習方法について、ご紹介していきます。

面接の練習方法とは?ポイントを押さえて、憧れのアパレル業界へ/photo by Production Perig

面接の練習方法

面接の練習をしていくためには、どのような方法が考えられるのでしょうか。まずは、一人でも行うことができる面接の練習方法や、誰かに手伝ってもらいながら行う面接の練習方法について、ご紹介していきます。

<動画撮影をして、改善点をチェックする>

面接の練習方法の1つ目は、「動画撮影をして、改善点をチェックする」という方法です。これは、一人で面接の練習をする際にお勧めしたい方法です。自分が話している様子を動画で撮影して、見返してみましょう。この方法では、客観的に、自分の話し方や自分が話している際の姿勢を見ることができます。加えて、自分が話している内容に矛盾がないかどうかということもチェックすることができます。また、自分が話している様子の動画を見返すため、無意識に出てしまっている表情や、無意識に行ってしまっているしぐさなどにも気が付きやすいでしょう。改善点が見つかった場合には、本番まで改善に向けて取り組むことができます。

<ロールプレイングを行う>

面接の練習方法の2つ目は、「ロールプレイングを行う」という方法です。これは、友達や同僚、恋人などに、面接官の役を演じてもらう練習方法となります。面接において想定される質問を、投げかけてもらうようにしましょう。加えて、改善点が見つかった場合には、遠慮なく指摘してもらうことができるように、その旨を練習前にあらかじめ伝えておくようにするとよいでしょう。アドバイスは素直に聞き入れ、次回以降に活かしていくようにしましょう。

<模擬面接を受ける>

面接の練習方法の3つ目は、「模擬面接を受ける」という方法です。模擬面接を受ける場合には、転職エージェントやハローワークなどを利用するとよいでしょう。転職エージェントやハローワークでは、キャリアアドバイザーから、「プロの視点」でアドバイスをもらうことができます。

面接の練習を行う際のポイント

ここまでは、面接の練習方法について、ご紹介してきました。それでは、面接の練習を行う際には、どのようなことがポイントになってくるのでしょうか。ここからは、「面接の練習を行う際のポイント」について、ご紹介していきます。

<話す内容をまとめておく>

面接の練習を行う際のポイントの1つ目は、「話す内容をまとめておく」ことです。面接官からの質問に対して、簡潔に答えることができるように、話す内容を事前に準備しておくようにしましょう。ただし、一言一句、正確に記憶する必要はありません。大事なポイントを押さえて、覚えるようにするとよいでしょう。

<本番と同じように取り組む>

面接の練習を行う際のポイントの2つ目は、「本番と同じように取り組む」ことです。緊張感を持って、面接練習に取り組むことで、本番でも練習のときと同様のパフォーマンスを発揮できる可能性が高くなります。ちなみに、面接練習の際には、時間制限を設けるようにするとよいでしょう。また、面接の当日に着用する服装になって練習すると、さらに効果的でしょう。なお、面接が、私服指定の場合は、応募するブランドのイメージに合うコーディネートを準備することも、忘れないようにしましょう。

<入退室の練習をする>

面接の練習を行う際のポイントの3つ目は、「入退室の練習をする」ことです。ノックをしてから入室し、明るい声であいさつをしましょう。退室時には、立ち上がって一礼してから挨拶をし、その後、部屋を出る際にも、もう一度挨拶をするという形が基本となっています。

<姿勢、所作に配慮する>

面接の練習を行う際のポイントの4つ目は、「姿勢、所作に配慮する」ことです。「猫背」になってしまうことがないように、注意しましょう。また、手や足を動かすなど、落ち着きのない動作はしないように、心がけましょう。

<声のトーンを少し上げる>

面接の練習を行う際のポイントの5つ目は、「声のトーンを少し上げる」ことです。低い声で話すと、ぼそぼそと聞こえ、「暗い」という印象を与えてしまうことがあります。したがって、日常生活の中で話しているときの声よりも、少し高めのトーンで話すようにするとよいでしょう。少し高めのトーンで話すことで、声が通りやすくなり、「はきはき」とした印象を与えやすくなります。

アパレル業界の面接でよく聞かれる質問

面接の練習方法を紹介(photo by Monet/Fotolia)

アパレル業界の面接では、どのようなことが頻繁に質問されるのでしょうか。それでは、面接練習の際に取り組んでおきたい質問例について、ご紹介していきます。

<志望理由は何ですか?>

面接練習の際に取り組んでおきたい質問例の1つ目は、「志望理由は何ですか?」という質問です。「アパレル業界を志望した理由」「そのブランドを志望した理由」を答えることが、基本となります。以上に加えて、「アパレルに興味を持ったきっかけ」「将来の展望」などについても、伝えられるようにするとよいでしょう。

<ほかに選考が進んでいる企業はありますか?>

面接練習の際に取り組んでおきたい質問例の2つ目は、「ほかに選考が進んでいる企業はありますか?」という質問です。面接を受けているブランド以外に志望している企業がある場合や、アパレル以外の業界も志望している場合は、正直に伝えるようにしましょう。それぞれについて、何に対して興味を持ったのかということを伝え、そして御社が第一志望であるということを伝えるようにするとよいでしょう。

<接客経験はありますか?>

面接練習の際に取り組んでおきたい質問例の3つ目は、「接客経験はありますか?」という質問です。アパレル業界で働く際には、販売員としてのスキルや、コミュニケーション能力が求められることになります。したがって、学生時代のアルバイトや前職までの経験などで、接客経験があれば、そのことについて伝えるようにしましょう。もし、接客経験がない場合には、接客に活かすことができるような経験を伝えるようにするとよいでしょう。例えば、「人と接することが好きで、学生時代には、ボランティアサークルの部長をしていた」というような内容や、「周囲の人にファッションのコーディネートを提案することが好きで、喜んでもらえることが多い」という内容は、効果的であると考えられるでしょう。

<好きなブランドやファッションは何ですか?>

面接練習の際に取り組んでおきたい質問例の4つ目は、「好きなブランドやファッションは何ですか?」という質問です。これは、業界研究を行っているかどうかについて、またファッションの好みやセンスについて問われている質問であると考えられます。現在、面接を受けているブランドの名前を挙げて、そのブランドが好きな理由などを明確に伝えるようにするとよいでしょう。ちなみに、他社ブランドについては、「ほかに好きなブランドはありますか?」などと質問された際に、答えるようにしましょう。そして、実際に、質問に答える際には、「そのブランドのどこに注目しているのか」について、端的に伝えることができるとよいでしょう。「トレンドに敏感である」ことを伝えることができると考えられます。

<自己PRをお願いします>

以上に加え、「自己PRをお願いします」と言われることも、面接においては多々あります。人柄や考え方、経験などを伝えることができるような「自分らしいエピソード」を交えて、自己PRをすることができるとよいでしょう。また、長所ばかりではなく、短所や苦手な事柄についても触れることで、自分の人間性をアピールできると考えられます。ちなみに、短所を伝える際には、長所にもつなぐことができることを伝えるようにしましょう。具体的には、「頑固な一面があるが、意志を貫くことで、成果を出してきた」などは、好ましい内容であると言えるでしょう。加えて、ファッション関連の話題やキャリアプランに対する考え方などについても触れることができると、より効果的でしょう。

正しく面接の対策を行い、憧れのアパレル業界へ一歩近づく

いかがでしたでしょうか?面接の対策を行いたいと考えていても、何をすればよいのかわからず、結局「ぶっつけ本番」になってしまっているケースは、思いのほか多いように感じられます。しかし、ここまで確認してきたように、面接に向けての対策をしていくことは、必ずできます。本稿でご紹介させていただいた内容を参考にして、面接練習を行い、憧れのアパレル業界へ一歩近づきましょう。(modelpress編集部)

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