アパレル業界に転職する前は何をしてた?実際の声を調査しました!

アパレル業界に転職する前は何をしてた?実際の声を調査しました!

【アパレル/モデルプレス】アパレル業界ではアルバイトから始めて正社員や店長になるというケースが多くあります。しかし、一方でアパレル以外の業界からアパレル業界に転職してきた人も多く存在します。そこで今回はアパレル業界への転職組に以前の仕事や現在の役職、今後のキャリアプランについて伺いました。

アパレル業界に転職する前は何をしてた?実際の声を調査しました!/Photo by Rawpixel.com

アパレル業界に転職する前の仕事は?現在の役職は?

アパレル業界で働く前はどこで、どんな仕事をしていたのか、さらに、現在の役職について聞いてみました。

<元某大手ファストフード店の店長>

現在、ビルイン店舗の店長をしている34歳の男性は元某大手ファストフード店の店長。異なる業界でありながら、店長経験とその手腕でアパレル業界に転職してきたそうです。最初は同じ店舗経営でも異なる部分が多くあって戸惑っていたそうですが、今ではアパレル業界での店長業務に楽しさとやりがいを感じているそうです。

<元読者モデル>

元読者モデルをしていた24歳の女性は、現在店舗スタッフとして働いています。服を着て見せていた彼女は、現在、マネキンのコーディネートやディスプレイを担当しているようです。実際に自分がモデルとして服を着ていた時よりも、服の見せ方を客観的に見ることができるようになり、日々、アパレルの新たな魅力を実感しているそうです。

<元ブライダルコンサルタント>

店舗スタッフとして働く26歳の男性は元ブライダルコンサルタントだったそうです。変わった経歴ですが、現在の主な業務内容はシフトの管理と後輩スタッフの教育で、これは前職の仕事内容とほぼ同じなのだそうです。前職でのノウハウを活かして働きつつ、資格などのスキルアップにかなりの時間を割いているようです。

<元キャバ嬢>

元キャバ嬢だったという27歳の女性は現在、店舗スタッフとして働いています。転職したばかりの新人で、主な仕事は商品整理や品出し、レジ対応をしているそうです。アパレルに転職する前、アパレル業界の仕事は接客がメインだと思っていたのに、実際には商品整理が多いことが意外だったようです。

<元居酒屋のシェフ>

店舗スタッフとして正社員で働く、29歳の男性は元居酒屋のシェフ。現在は店長不在時の代行業務を行い、一通りの臨時運営を任されていて、十分なやりがいを感じているそうです。

アパレル業界に転職した理由は?

彼らに転職先としてアパレル業界を選んだ理由を聞いてみました。

「もともとファッションが好きで、将来的にはファッション関連の仕事をしたいと考えていました。アパレルの店長であれば、前職で培ったマネジメントスキルや店舗運営のノウハウを生かせると思いました」(元某大手ファストフード店の店長)

もともとファッションが好きという人にとって、アパレル業界への転職はごく自然な気持ちのようです。

「読者モデルをやっていたとき、毎回スタイリストさんが持ってくるコーディネートがかわいくて。ちょうど好きなブランドの求人があったので、応募しました」(元読者モデル)

服やスタイリストさんと接する機会が多いなど、アパレル業界の仕組みや特徴がある程度わかっていたため、転職のハードルはそれほど高くなかったようです。

「人と話すのは好きなので、転職するときも接客業中心に見ていました。結果としてアパレル業界にしたのは、飲食よりもファッションのほうに関心があったからです」(元ブライダルコンサルタント)

前職でのスキルや自身の特性からアパレル業界に転職する人は少なくありません。もともと、ファッションに興味があれば、なおさら転職先として気になる業界になりやすいようです。

「おしゃれな服を着て、キャバ嬢時代に身に付けたトーク力を生かせる仕事に就きたいと思い、それならアパレルかな、と」(元キャバ嬢)

前職で接客業をしていた人がアパレル業界に転職することは珍しくありません。ただし、アパレル業界では思った以上に接客以外の仕事が多いので、他業界から転職してきた人は、その点で驚く人が多いようです。

「大学生のときにアパレル店舗でバイトをしていた経験があるので、転職先はアパレルにしました。今は正社員に登用され、毎日楽しく働いています」(元居酒屋のシェフ)

学生時代にアパレル業界でアルバイトをしていた人が社会人経験を経て、アパレルに業界に転職してくるケースは少なくありません。特に学生時代に楽しくアルバイトした経験がある人ほど、アパレルの求人情報をチェックしやすい傾向にあるようです。

今後のキャリアプランは?

今後のキャリアプランは?(photo-by-victoria_fox/Fotolia)

彼らの現在のキャリアプランについて聞いてみました。転職経験のある彼らのキャリアプランは参考になることが多いようです。

「次のステップは、新店をオープンさせることです。1~2年後にはスーパーバイザーに昇格し、もっと広い範囲をマネジメントしたいす」(元某大手ファストフード店の店長)

新店のオープンへの意欲が高いのは、さすが元某大手ファストフード店の店長ですね。次の明確な役職と、その業務について明確な目標があることがわかります。

「プレスの枠を狙っています!なかなか競争率が高く難しいポジションなので、今はとりあえずファッションの知識を磨き、店舗で経験を積みます。店長に昇格できれば、その後の可能性がいろいろと見えてくると思います」(元読者モデル)

服をトータルで見せることの喜びを知った元読者モデルらしいビジョンですね。プレスになった時に、モデル経験が役に立ちそうです。

「本部のVMDチームにいきたいです。現在はまだ準社員として働いているので、まずは正社員になって店舗で経験を積み、レイアウトや店舗のVMDの知識をつけていきたいです」(元ブライダルコンサルタント)

正社員ではないアパレル店員にとっては、まずは正社員になることが大きな目標になります。さらに、その後のキャリアプランが明確なのは他の業界からアパレル業界をしっかり研究してきた転職経験者ならでは、という感じがしますね。

「店長になって1つの店舗を任されたいです!キャバ嬢をやっていたとき、後から入ってくる後輩の女の子たちを教育する役割を担っていました。アパレル業界でも、新人さんの育成やお店全体の成長に関わることができたらと思います」(元キャバ嬢)

アパレル業界で働く人にとって、店長になることは大きな意味があります。店長経験者になると、その後のキャリアプランが一気に広がるからです。本当にやりがいことをするためにも、まずは店長を目指すという人は珍しくありません。

「調理師免許を取ろうと思っています。居酒屋で働いていたときから料理に興味があったので。今の職場で店舗の運営ノウハウを学び、将来は自分で飲食店を開くのが夢ですね」(元居酒屋のシェフ)

アパレル業界に転職してきても、その後にまた別の業界や元の業界に戻る人も珍しくありません。アパレル業界で働くことで身につく接客スキルやコミニュケーションスキルを活かして、さらなる飛躍のきっかけにするようです。

転職組が思うアパレル業界で「店長」を経験する意味

いかがでしたでしょうか?他の業界からの転職者にとって、アパレル業界での店長経験は非常に魅力的で有益です。店長経験の有無によって、その後のキャリアプランの幅が大きく変わってくるので、転職する時にも店長経験があると非常に有利になります。そのため、転職者は店長になるという明確なプランと目標を持ってアパレル業界に来る人が少なくありません。このことは、これからアパレル業界に転職する人も、今後アパレル業界から転職しようとする人にも知っておいて欲しいポイントです。(modelpress編集部)

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