就活で聞かれるストレス耐性って?アパレル志望者向けの回答例

就活で聞かれるストレス耐性って?アパレル志望者向けの回答例

【アパレル/モデルプレス】昨今は仕事においてメンタルコントロールができるかどうか、重要視されています。仕事をしていればストレスに感じることが起きるのは当然で、華やかに見えるアパレル業界も例外ではありません。また、就活の面接時にストレス耐性があるか、事前にチェックする人事担当者も少なくありません。そこで今回は、面接で聞かれるストレス耐性に関する質問や、質問に対する答え方などをご紹介します。

就活で聞かれるストレス耐性って?アパレル志望者向けの回答例(photo-by-naka/Fotolia)

就活でストレス耐性をチェックされる?

ストレスは、その人自身の健康状態や物事の受け止め方によって、影響の度合いは異なります。人によっては、「心地よい緊張感」となって、パフォーマンスが良くなる場合もあります。ストレス耐性とはいったいどのようなものなのか、ご紹介します。

面接時に見られるストレス耐性とは、仕事において発生する問題にきちんと対応できるかどうか、ということです。上手く気持ちの切り替えができて、自分の中で発散することができるかどうかを見られています。

アパレル業界に限らず、どのような仕事にも大なり小なりストレスはあります。たとえば、納期が迫っている、顧客とのトラブルの発生、部下や上司など人間関係の不安や軋轢などです。

ストレス環境に置かれて、夜も眠れなくなってしまうようでは、メンタルへの影響は避けられません。企業は、自分にとって嫌なことが起きたとき、どのくらい受容することができるか、ストレスに負けない人材を求めています。

ストレス耐性をチェックする質問

面接官はどのようにして、志望者のストレス耐性をチェックしているのでしょうか。ここでは、質問項目と、それに対する答え方についてご紹介します。

面接官は、業務に耐えることができるストレス耐性を志望者が持っているか確認したがっています。採用してもすぐに辞められてしまっては、企業にとって損失になってしまうため、それを防ぎたい思惑があります。

面接時の何気ない質問がストレス耐性を確認である場合が多いようです。たとえば、「あなたの趣味は何ですか?」や「気分転換をする時はどのようなことをしますか?」や「休日はどのように過ごされますか?」などの質問でストレス耐性を推し量っています。また、ストレートに「あなたはストレスには強いタイプですか?」と尋ねられる場合もあります。

どちらの質問を投げかけられたとしても、ストレスを上手く受け入れることができることをアピールすれば問題ありません。あまり聞いたことがないような個性的な解消法を答える必要はありません。たとえば「仕事のある日は、半身浴で身体を温めて熟睡し、ストレスの解消と次の日の仕事に備えるようにしています」や「休日はジムに行って汗を流して、リフレッシュしています」など自分なりのストレス解消法を素直に答えましょう。

また自己PRでこれまでの仕事やバイトや学生時代のことで厳しい状況に立たされた時、「どのように乗り越えて来たのか」答えるのもアピールになります。

もし、ストレスを感じやすいタイプだったとしても無理をして「ストレス耐性は十分にあります」と嘘を述べる必要はありません。ストレスに弱くてもきちんと発散する方法を持っていることをアピールすることができれば、面接官に「この人は大丈夫だろう」と思ってもらうことができます。

アパレル業界志望者向けのストレス耐性アピール

就活で聞かれるストレス耐性とは/Photo by ZephyrMedia

ここでは、アパレル業界に絞って、どのようにストレス耐性をアピールすれば良いのかご紹介します。

<「アパレル店員に向いていない」と思われる回答はNG>

アパレル業界は、たくさんのお客様と接するお仕事ですから、コミュニケーションが苦手そうだと思われてしまうようなストレス解消法を回答するのはお勧めできません。「人と接するのが苦手なので、休日は一人で過ごします」などはもちろんやめた方が無難でしょう。

また、過度の飲酒や、ギャンブルなど、健康や経済に悪影響が出そうなストレス解消法を回答することもお勧めできません。実際にストレス解消法とそれを日常生活でしていても問題はありませんが、面接官に好印象を残すことは難しいと言わざるを得ません。

アパレル業界は、開店前から開店後まで長時間営業しています。シフトが組まれているとは言え、体力が必要な仕事なので、体力が無いと思われてしまうような回答もおすすめできません。「休日は一日寝て過ごしています」というような回答もできれば避けましょう。

<「ストレスを感じたことはありません」もNG>

ストレス耐性をアピールしたいがために、ストレスを感じたことがない、と答えるのもお勧めはできません。仕事をしていく上でストレスは不可避なもので、発言の信憑性を疑われてしまいます。

面接官は、ストレスを感じた時にどのように乗り越えているのか、ということを聞きたがっています。なので、ストレスを感じたときにどのように乗り越えているのかという経験を述べましょう。

<アパレル店員志望者におすすめのストレス解消法アピール>

・ショッピング
ショッピングは、ファッションやお洒落に興味があることがアピールできるため、お勧めです。

「好きなものに囲まれることがストレス解消になります」や「いろいろなお店を見て回ることで、接客や陳列の勉強にもなります」などと回答することで、仕事に対する興味や意欲をアピールすることができます。

・友人と会う
同僚と集まってカラオケをしてストレス解消している、学生時代の友人と集まって飲み会をしてストレス解消をしているなどは、アパレル業界に必須なコミュニケーション能力をアピールすることができるのでお勧めです。

「友人とワイワイ喋って盛り上がることが好きです」とハキハキと答えましょう。

・スパやエステ
販売員は、見た目が重要になってきます。商品を身に着けるマネキンとしての役割もあるので、ボディケアに気を遣っていることをアピールするのもお勧めです。

「友だちとスパに行って、リフレッシュしています」などと、答えると面接官に好印象を与えることができます。

・体を動かすこと
華やかな業界に見えて、体力が要求されるのがアパレル業界です。そのため体力があることをアピールすることも重要になってきます。

「ジムに通って、筋トレすることがストレス解消です」や「週末はハイキングに行くことが趣味です」や「早起きをしてジョギングをするのが習慣になっています」と回答すると面接官に好印象を与えることができます。

上手にアピールして面接官に好印象を与えましょう

いかがでしたでしょうか。アパレル業界はもちろんのこと、どのような職種でもストレスは避けられません。ストレスを上手く解消して、上手にストレスと向き合いましょう。

面接官は決して、ストレスを感じない人材を求めているわけではありません。ストレスを受ける環境にあって、あなたがどのように対処をしているか、ストレス解消の手段を持っているのか、見極めようとしています。

面接の前に、今一度自己分析をして、自分がアパレル業界に向いているということを積極的にアピールしてください。(modelpress編集部)

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