「Dr.Martens」MDアシスタントインタビュー 販売スタッフのアルバイトからMDに抜擢されるまで

「Dr.Martens」MDアシスタントインタビュー 販売スタッフのアルバイトか…

【Dr.Martens/モデルプレス】シューズブランド「Dr.Martens(ドクターマーチン)」(ドクターマーチン・エアウエア ジャパン株式会社)のMD(マーチャンダイザー)アシスタントとして働く入社5年目の三浦真由さん(27)がモデルプレスのインタビューに応じた。

モデルプレスのインタビューに応じた三浦真由さん(C)モデルプレス

「Dr.Martens」MDアシスタントの仕事内容

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― 「Dr.Martens」MDアシスタントの仕事内容を教えてください。

三浦さん:日本での商品構成立案、商品の動向・売上げ分析、次シーズンの商品提案資料作成、マーケットリサーチ、展示会用カタログ作成、品質管理、在庫管理・発注等の商品に関わる全ての業務を行っています。基本的な業務の流れとしてはSS/AWと2シーズンに分けて、新しい商品が開発されるのですが、日本でどの商品を展開するかを過去の実績や現在のトレンド・今後の流行を予測し、様々な分析を元に商品をセレクトしていきます。その後、その買い付けした商品を店舗でどのように展開していくのかを決定し、発注を進めていきます。発売後はその商品がどのように動いているかを分析した上で、本国UKへ報告する共に、今後の商品開発の提案を行っています。

― これまで働いてきてやりがいや苦労したことを教えてください。

三浦さん:“Brand Book”というドクターマーチンの歴史や商品の情報等を盛り込んだストア向けのブックを作成したことにすごくやりがいを感じました。どのような内容を盛り込むかを上司、各部署と話し合い、一から表紙のデザイン、質感やカラー等も決めて、とてもかっこいいブックに仕上がりました。ストアの皆さんにも喜んでいただけたので、非常に達成感がありました。

苦労したことは、エクセルでの数字分析データ作成です。分析には数字が必須で、たとえば、店舗数に対してどのくらいの量を買って、どのくらいで消化するのか確認するにも、マンスリー・シーズン毎の売上げレポートも全て数字が基本になっていきます。数字のロジックや、エクセルの使い方をきちんと理解していないと、間違った分析結果になってしまうので、最初はそのロジックを理解して作成するのにすごく苦労しました。

「Dr.Martens」MDアシスタントになった理由

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― なぜMDアシスタントになったのでしょうか?

三浦さん:大学生のときにショップでアルバイトをしており、大学卒業するときに声を掛けていただき、日本の本社に入社しました。最初は輸入業務とアパレル・アクセサリーの生産管理を兼務し、その後マーケティングサポート、修理業務等、様々なジャンルのお仕事に携わらせていただき、マーチャンダイジング部が設立された約1年半前に、この部署に配属する流れになりました。

様々な業務をやっていく中で、やはり商品に携わることが多く、より良い商品、お客様に喜びと刺激を与えられる商品を発信していきたいということから、商品関係の業務をやりたいと思っていました。

― アパレル業界で働こうと思ったきっかけや、数あるブランドの中で「Dr.Martens」を選んだ理由を教えてください。

三浦さん:アパレル業界は、毎シーズン新しい商品が出てくるので、常に新鮮な気持ちで楽しめる業界だと感じており、ファッションに目覚めた中学生の頃からこの業界で働きたいと考えていました。ドクターマーチンを選んだきっかけは、ファッションだけでなく、カルチャーや音楽が融合しているという他のブランドにはない特徴があるところ、ジャンルにとらわれない個々のスタイルを大事にしているところが魅力的だと思いました。

― 今後の目標を教えてください。

三浦さん:マーチャンダイジングは、現在のトレンドを把握し、今後の売れ筋商品を予測するセンスは勿論、数字を読み取る力・語学力が非常に重要になるので、分析能力と語学力のスキルを上げられるよう、日々の業務を一つ一つ丁寧に行っていきたいと思います!そして、みなさまにより素敵な商品を届けていきたいと思います。

「Dr.Martens」MDアシスタントのライフスタイル

PC業務中(C)モデルプレス

― 美容面で気を付けていることを教えてください。

三浦さん:ヘアスタイルを変えるのが好きなので、コンスタントにサロンに通っています。髪だけでファッションの雰囲気や気分もガラッと変わるのでとても楽しいです。

― 休日はどのように過ごしていますか?

三浦さん:お酒が大好きなので、大好きな人たちとお酒を飲んで美味しいものを食べてリフレッシュしています!時間がある日は、美術館に行って展示を見たり、ライブに行って音楽を楽しんでいます。

― 普段ファッション情報をどのように得ていますか?

三浦さん:ストリートスナップ、シーズンコレクション、映画、写真、ミュージックビデオから日頃インスピレーションを受けています。ボーイッシュなスタイルが好きなので、メンズ雑誌もよく読みます。

「Dr.Martens」で働くためには

デスクワーク中(C)モデルプレス

― 「Dr.Martens」にはどのような人が相応しいのでしょうか?

三浦さん:ファッションだけでなく、カルチャーや音楽に興味のある方。一つのことにとらわれず、様々な視点で物事を見られる柔軟な方が良いと思います。MDアシスタントには商品が好きで、モノづくりに興味がある人、数字に強く、語学力がある人が向いていると思います。

― 書類・面接…と通過できるポイントを教えてください。

三浦さん:今まで自分がしてきた経験を、この会社でどのように活かすことができるかを明確にしておくこと。一番大事なのはしっかり挨拶ができることだと思います!

服装に関してですが、ドクターマーチンはそれぞれの個性を大事にしているブランドなので、ジャンルは問いません。自分の好きなスタイルを自分らしくかっこよく着こなしてきてください。面接には、よくドクターマーチンが好きな子が受けに来てくれるので、みなさんそれぞれ愛用しているドクターマーチンを履いてきてくれる子が多いです。

夢を叶える秘訣を語る

三浦真由さん(C)モデルプレス

― 夢を追いかけている女の子に向けて、夢を叶える秘訣を教えてください。

三浦さん:やりたいと思ったら、とにかく行動に移してみると、新しい発見があると思います。失敗することは失敗ではなく、これからのためになる成功の始まりだと思います。勇気を出して一歩踏み出してみてください。

「Dr.Martens」MDアシスタントの三浦真由さん(C)モデルプレス

― ありがとうございました。

(modelpress編集部)

ある日の1日の流れ

「Dr.Martens」プレスルームで取材を実施(C)モデルプレス

AM 9時00分~ 出勤
前週までの売上げ動向チェック、比較分析。

AM10時00分~
Asia Head Officeとの定例ミーティングで日本の状況をシェア。

PM1時00分~ 休憩(1時間)

PM2時00分~
カタログの翻訳、レイアウトチェック。

PM4時00分~
ストリートスナップ、雑誌、様々なブランドのコレクションや今までの売上げ等を見ながら、次シーズンの商品提案資料作成。

PM6時00分~ 退社

三浦真由(みうらまゆ)プロフィール

三浦真由さん(C)モデルプレス

ブランド:Dr.Martens(ドクターマーチン)
職種:MDアシスタント
アパレル業界で働き始めた年月:2012年9月~
経歴:販売スタッフ2012年9月~、本社 輸入・生産管理2013年4月~、MDアシスタント2016年4月~

【Not Sponsored 記事】

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