【アパレル・資格/モデルプレス】ファッション業界に就職するには、この資格がなければいけないというものはありません。センスと人脈でチャンスをモノにすることもできますが、それには人並み外れた幸運も必要です。運頼みにするのではなく、ファッション業界の就職に有利といわれている資格をひとつでも多く保持するために勉強するというのも、ひとつの賢い選択です。それぞれの資格の特徴、取り方、メリットなどについて紹介します。

ファッション業界に就職したい人におすすめの資格とその取り方/Photo by Africa Studio

ファッション業界に就職したい人におすすめの資格とその取り方/Photo by Africa Studio

カラーコーディネーター検定試験

ファッション関連の資格の中でも取得が簡単なカラーコーディネーター検定試験について紹介します。

<どんな資格か>
ビジネスシーンで活用できる色彩の知識があることを証明する資格です。1級から3級まであり、登竜門的な3級は比較的簡単ですが「色彩のプロ」に恥じない1級ともなると難易度もアップします。ファッション業界の中でもショップ販売などのサービス業でいかすチャンスの多い資格です。受験者もすでにサービス業に従事している人の数が多くなっています。

<受験資格>
受験資格にはとくに制限はありません。最も難しい1級から挑戦することも、2つの級を同時に受験することも可能です。ただし、1級は1回の試験につき1分野しか受験できないルールになっているため、全分野の合格には少なくとも3年以上必要です。

<試験の形式>
3級、2級はマークシート、1級は記述とマークシートになっています。

<勉強方法>
実施団体が開催しているスクール、セミナー、通信講座などで勉強することができます。また、実施団体が刊行している公式テキストで過去問題や練習問題に取り組むのもおすすめです。

ファッションデザイナー認定試験

ファッションデザイナーは資格がなくても名乗ることはできます。しかし、じつは服飾デザインに関する知識と技術を持っていることを証明する資格もあるのです。

<どんな資格か>
ファッション造形、ファッションビジネスに関する知識を問われる試験です。各種衣類、部位の種類と特徴などのデザインの基礎知識から流通にいたるまで幅広い知識を問われます。ファッションに関する資格の中で最も認知度の高い資格ともいえるでしょう。デザイナーを目ざしている人だけではなく、アパレル企業に就職したいと考えている人にもおすすめです。

<受験資格>
受験資格はとくにありません。誰でもインターネットから申し込むことができ、在宅での受験となります。

<勉強方法>
ファッションデザイナー認定試験を突破するには専門学校に通うのもひとつの方法ですが、通信講座や市販の教材などを利用して合格している人も少なくありません。

繊維製品品質管理士(TES)

ファッション業界を支えているのは繊維業といっても過言ではありません。繊維製品の品質を保つために欠かせないのが繊維製品品質管理士(TES)です。

<どんな資格か>
繊維製品の品質について消費者からクレームが来ないように、製品の製造や販売を行う企業の中で活躍するための資格です。企業と消費者の信頼関係を確かなものにするために欠かせない存在といえます。製造業から販売業まで幅広い企業でアピールすることができるというメリットは見逃せません。繊維製品の素材に関する知識、生産、流通、消費の各分野のエキスパート、衣料管理士(TA)と概ね同様の資格です。

<受験資格>
TESには受験資格は特にありません。TAとほぼ同様の資格ながら、TA養成大学を卒業しなければ取得できないTAと比較して、誰でも受験できるお得な資格ともいえます。

<試験の形式>
試験内容は5科目あり、繊維製品の品質管理に必要な知識を問う短答式テストと、応用能力を問う記述式テストがあります。

<勉強方法>
実施団体が開催しているセミナーに参加したり、公式に販売されている教材や受験テキストなどを販売して勉強することができます。

ファッションビジネス能力検定試験

ファッションビジネスに関する能力を問うファッションビジネス応力検定試験について紹介します。

<どんな資格か>
ファッションの造形から流通に至るまでの知識を持っていることを証明する資格です。顧客のニーズを把握し、戦略を立てる人材として、ファッション産業のマーケティング部門、企画開発部門などで活躍したい人におすすめです。

<受験資格>
受験資格は特にありません。誰でも最も難しい1級から受験することも可能です。

<試験の形式>
3級、2級はマークシート、1級は記述と選択式の問題になっています。

<勉強方法>
実施団体やスクールが主催しているセミナーや通信講座を利用したり、公式に販売しているテキストや問題集を利用して勉強することができます。

資格取得で強みをアピール

ファッション業界の就職活動はいかにセンスをアピールするかだけでは差別化は難しい一面もあります。なぜならば、そもそもファッションに興味のあるセンス自慢の人が多数希望しているからです。そのような中で客観的な評価ともいえる資格を持っていることは強みになります。ぜひチャレンジしてみることをおすすめします。(modelpress編集部)