女性が長く働くために大切なこととは？転職で見るべきポイント

2017.10.19 20:55

【アパレル／モデルプレス】妊娠、出産など女性には大きなライフイベントがたくさんあります。どのようなライフプランにするかによって働き方も異なってくるでしょう。また仕事でのキャリアと仕事以外のライフイベント、どちらを優先するかも考えておく必要があります。ライフイベントを楽しみながら同時にキャリアを積むには長く働き続けられる職場で働くことが重要です。今回は、女性が長く働くために必要なこと、長く働くことができる職場探しのコツなどについてご紹介します。

女性が長く働ける会社の特徴

女性が長く働ける会社には共通の特徴があります。まずは、その特徴についてご紹介します。

<人間関係が良い>

これは女性に限定されることではなく、どんな人でも人間関係の良い会社では長く働くことができるのではないでしょうか。職場での人間関係は働きやすさに直結します。人間関係が良くないと職場に居ること自体が苦痛になってしまいます。また、会社は個人で動くのではなく会社全体で動くため、円滑なコミュニケーションが必要になります。そのため、良い人間関係が築かれていなければ、会社での仕事をスムーズに行うことができずストレスを感じる原因となります。その結果、長く働けなくなってしまうのです。

<福利厚生が充実している>

女性の場合は、妊娠や出産による産休や育休、時短勤務ができることが長く働けるポイントとなります。産休や育休の取得実績があるかどうか、すなわち今まで会社内で産休や育休を取った女性が働き続けている実績があるかどうかを参考にすると良いでしょう。この取得実績がある会社であれば、産休や育休をしても会社復帰がしやすく長く働き続けられると考えることができます。

<体力に影響が少ない>

年齢が上がるにつれて体力は低下していくものです。女性が長く続けられない仕事の1つとして、肉体労働や夜勤ありなど体力を必要とする仕事があげられます。仕事によってはキャリアが上がり管理職になると、残業の規制がなくなって体がついていかなくなってしまい辞めざるを得なくなってしまう現状があります。

女性が長く働ける仕事の選び方

女性が長く続けられる仕事を選ぶにはポイントがいくつかあります。仕事を選ぶ前にこれらのポイントを押さえておきましょう。

<将来もやりたい仕事を選ぶ>

仕事を選ぶときは現在やってみたい仕事というだけではなく、それが将来も続けられる仕事かどうかを考えましょう。今だけやりたい仕事であれば、あらかじめ転職先を考えたプランを立てておくのもありです。

<働き方から仕事を選ぶ>

どのように働いていくかプランはお持ちでしょうか？特にキャリアが高い人ほど、キャリアを下げることを嫌がります。ただ、女性には仕事以外にも出産などのライフイベントもあり、ずっと同じような働き方を継続できるとは限りません。長く働くためには、将来何を優先して働くかイメージを持っておくことがポイントです。例えば、結婚というライフイベントを考えた時、専業主婦となるのか仕事を続けるか、そのライフプランによって大きく働き方は変わります。もし仕事を続けるのであれば結婚しても仕事が続けられるような環境づくりや、そのための夫の理解と協力が必要になるでしょう。

長く働くためにやっておきたいこと

長く働くためには職場選びも重要ですが、自分を磨く努力もポイントになります。最後に長く働くためにやっておきたいことについてご紹介します。

<自分らしく働くための基盤づくり>

一度退職して家庭に入ってしまうと、復帰するのが難しくなってしまうことも少なくありません。今から、復帰後も自分らしく働ける居場所を意識して仕事をしておきましょう。自分らしく働くためには、復帰後の働き方のイメージをしっかり持っておくことが重要です。

<幅広いジャンルの仕事にチャレンジする>

仕事ではついつい自分の得意なことばかりやってしまい、興味がなかったり苦手意識があったりする仕事はつい避けがちになってしまいますが、抵抗を感じている仕事内容でも続けてみると案外とやりがいが見つかる可能性があります。自分がこなせる仕事のジャンルを広げてみましょう。選り好みせずに挑戦することで、復帰した後に自分らしく働ける居場所も増えます。

<スキルアップ>

やりたい仕事につながる勉強は早めに始めましょう。興味のある仕事に関係する勉強をして自分ができることを増やしておくと将来の選択肢を広げることが出来ます。またスキルアップしておくことで、仕事の中で信頼され重要なポジションにつくこともでき、復帰もしやすくなるでしょう。