オファー面談とは？後悔しないためにその場で確認すべきこと

【アパレル／モデルプレス】「オファー面談」とは、どのようなものなのか知っているでしょうか。オファー面談とは、内定が出た後に、その内定を承諾するかどうか決める大切な面談です。そのため、準備をして望む必要があるでしょう。オファー面談後に「後悔しないためにその場で確認すべきこと」とは、どのようなものがあるのか確認しておきましょう。それでは、オファー面談についてご紹介します。

オファー面談とは？

「オファー面談」の内容とは、どのようなものなのでしょうか。まずは、オファー面談の内容についてご紹介します。

＜オファー面談って何？＞

「オファー面談」とは、入社意思や入社後の就業条件を確認するための面談のことを指します。オファー面談では、面接の際に企業側から提示された条件に相違がないか確認します。したがって、基本的には、オファー面談は、内定が決定した後に行われるということになります。ちなみに、オファー面談は、その内容から、「条件提示面談」や「処遇面談」と呼ばれることもあるようです。

＜オファー面談の重要性＞

「オファー面談の重要性」とは、どのようなものなのでしょうか。オファー面談では、これまで見てきたように、年収や待遇についての最終確認をするということになります。オファー面談は、「入社後の待遇が決定する、重要な場」であるということができます。したがって、安請け合いをすることなく、きちんと話し合い、待遇などを確認することをおすすめします。

企業がオファー面談をする目的

「企業がオファー面談をする目的」とは、どのようなものなのでしょうか。それでは、企業がオファー面談をする目的についてご紹介します。

＜入社後の相違を防ぐため＞

企業がオファー面談をする目的の1つ目は、「入社後の相違を防ぐため」です。入社してから後悔をすることがないように、お互いに細かい条件まで、オファー面談の際に確認しておく必要があるでしょう。そうしないと、せっかくの人材がすぐに退職してしまうなどの事態に繋がる恐れがあります。

＜入社日を確定させるため＞

企業がオファー面談をする目的の2つ目は、「入社日を確定させるため」です。企業側としては、多くの場合、前職の引き継ぎ期間などを考慮し、「いつから働くことができるのか」を確定させたいという思いがあります。そのため、内定者はあらかじめいつから働くことができるのか、明らかにして面談に臨む必要があります。

＜雇用契約書を交わすため＞

企業がオファー面談をする目的の3つ目は、「雇用契約書を交わすため」です。オファー面談では、企業と内定者の双方で、年収や待遇の最終確認をした後に、正式な雇用契約を交わすことになります。ちなみに、内定者が、雇用契約書に捺印することで、正式入社となります。

オファー面談で確認しておくべきこと

「オファー面談で確認しておくべきこと」とは、どのようなものがあるのでしょうか。それでは、オファー面談で確認しておくべきことについてご紹介します。

＜給与＞

オファー面談で確認しておくべきことの1つ目は、「給与」です。オファー面談では、企業側から、概算で計算された給与の金額が提示されます。ちなみに、残業がある場合には、残業代を含めたおおよその金額も、提示してもらうようにするとよいでしょう。給与は、入社後の生活に大きくかかわってくるので、当然のことではありますが、必ず納得した上で、承認するようにしましょう。

＜入社後のキャリアや配属先＞

オファー面談で確認しておくべきことの2つ目は、「入社後のキャリアや配属先」です。オファー面談では、具体的に、「どこの部署や支店に配属されるか」を確認しておくようにしましょう。もし、それらが希望と異なる場合は、企業側との話し合いが必要になることもあります。

＜待遇＞

オファー面談で確認しておくべきことの3つ目は、「待遇」です。オファー面談では、交通費の支給額や福利厚生はもちろんのこと、さまざまな手当などの確認をしておくようにしましょう。募集用件には書かれていたことであっても、雇用契約では、それらの条件が満たされていないということも、十分にあります。

オファー面談の重要性を認識し、入社後に後悔しない

いかがでしたでしょうか？ここまで見てきたように、オファー面談では、企業と内定者の双方で、年収や待遇の最終確認をします。したがって、オファー面談で確認したことは、当然のことではありますが、入社後の生活にも大きくかかわってきます。「オファー面談の重要性」を正しく認識していなかったことが原因となり、入社後に後悔をしてしまうというケースも少なくないようです。少なくとも、「オファー面談で確認しておくべきこと」については、オファー面談の場で企業側に確認しておくようにしましょう。そして、入社後に後悔をしてしまうというようなことだけはないようにしてください。（modelpress編集部）