【コスメ/モデルプレス】リップのカラーは、とてもたくさんの種類が存在しています。そのため、お客様に似合うリップの色を選ぶことに悩みを抱えている美容部員も少なくないようです。そこで、本稿では、まず「リップカラーの種類と特徴」について確認し、そして「お客様に似合うリップの色の選び方」について、ご紹介していきます。最後には、「お客様にリップをきれいに塗るコツ」についても、ご紹介していきます。
リップカラーの種類と特徴
リップカラーには、さまざまな種類のものが存在しています。そして、それぞれのリップカラーには、特徴があります。
<サーモンピンク>
サーモンピンクは、一般的には、肌へのなじみが良い色であると言われています。また、特徴としては、「明るく元気である印象」を抱かせやすいということが挙げられるでしょう。
<オレンジ>
オレンジは、一般的には、フレッシュであり、アカ抜けたような雰囲気になると言われています。また、濃い色を使用すると、より明るい印象に仕上がりやすくなるでしょう。
<コーラルピンク>
コーラルピンクについても、一般的には、肌へのなじみが良い色であると言われています。また、特徴としては、「ほんのりとした温かみ」を感じさせやすいということが挙げられるでしょう。
<ピンクベージュ>
ピンクベージュは、一般的には、シーンを選ばず、どのような場面においても使いやすい色であると言われています。「大人の品」と「かわいらしさ」を両立させることもできるでしょう。
<プラムピンク>
プラムピンクは、一般的には、肌の色に美しく映える色であると言われています。ダークな色味であり、「大人っぽい雰囲気」が魅力的な色ではありますが、赤みがキュートな印象も与えるため、「大人っぽいメイク」には抵抗があるというような方であっても、挑戦しやすい色であると言ってよいでしょう。
お客様に似合うリップの色の選び方
お客様に似合うリップの色は、どのように選んでいけばよいのでしょうか。それでは、「お客様に似合うリップの色の選び方」について、代表的なものを2つご紹介していきます。
<肌の色に合わせて提案する>
お客様に似合うリップの色の選び方の1つ目は、「肌の色に合わせて提案する」という方法です。肌の色は、大きく「イエローベース」と「ブルーベース」の二種類に分類されます。イエローベースは、肌に黄みがあり、一般的には、オレンジ系のリップとの相性が良いと言われています。例えば、サーモンピンクやオレンジなどのリップカラーを挙げることができるでしょう。これに対して、ブルーベースは、肌に青みがあり、一般的には、ローズ系のリップとの相性が良いと言われています。例えば、ビビッドなピンクやピンクベージュなどのリップカラーを挙げることができるでしょう。
<髪の色に合わせて提案する>
お客様に似合うリップの色の選び方の2つ目は、「髪の色に合わせて提案する」ことです。まず、茶髪や金髪などの明るい色の髪は、一般的には、ピンク系の色との相性が良いと言われています。青みがかかったピンクであれば、かわいらしい印象の仕上がりとすることができるでしょう。コーラルピンクやピンクベージュなど、色素の薄い色の場合には、リップの色を控えめにするようにすると、髪の色とのバランスが良くなりやすくなります。次に、暗めの色の髪は、一般的には、発色の良いリップカラー、淡い色のリップカラーともに、相性が良いと言われています。濃い赤色やボルドーなどの場合には、引き締まっているような印象を与えることができるでしょう。淡いピンク系の色の場合には、髪の色が引き立つような、清楚な印象を与えやすくなります。
お客様にリップをきれいに塗るコツ
お客様にリップをきれいに塗るためには、どのようなことが大切になってくると考えられるのでしょうか。それでは、「お客様にリップをきれいに塗るコツ」について、5つのステップに分けて、ご紹介していきます。
<ステップ1:唇を保湿する>
保湿用のリップクリームを、唇のシワに沿って、縦方向に塗っていきます。唇を保湿することによって、リップの色が落ちにくいようにすることができるのです。ちなみに、ティッシュを唇に当てて、余分なリップクリームについては取るようにしましょう。
<ステップ2:ファンデーションで唇の色を抑える>
唇に、ファンデーションを、少量乗せます。ファンデーションを少量乗せることによって、唇の色が薄くなり、リップの発色を良くなりやすくすることができるのです。
<ステップ3:リップライナーで唇の全体を塗る>
リップライナーで、唇の下地を作っていきます。唇の下地を作ることによって、口紅が落ちにくいようにすることができます。そして、唇のラインをはっきりとさせることができます。お客様にタッチアップメイクをする場合には、特に、唇のラインは、丁寧に囲むようにしましょう。唇のラインから、少しでもずれてしまっていると、お客様が違和感を覚えやすくなってしまいます。
<ステップ4:ブラシでリップを塗る>
リップ(口紅)をブラシで丁寧に塗っていきます。ちなみに、ブラシを外側から中心に向かわせていくようにすると、リップを塗りやすいでしょう。
<ステップ5:ティッシュオフする>
リップの余分な油分については、ティッシュでふき取るようにしましょう。リップの余分な油分をティッシュでふき取ることによって、リップの発色が落ちにくいようにすることができます。
お客様に似合うリップの色を選ぶことは、美容部員としての腕の見せ所
いかがでしたでしょうか?お客様に似合うリップの色をお選びすることは、美容部員としての腕の見せ所の一つであると言っても過言ではないのではないでしょうか。本稿でご紹介させていただいた内容を参考にして、お客様に似合うリップの色をお選びすることができるようになっていき、他の美容部員に差をつけていきましょう。(modelpress編集部)
実際に働いている人の声は?
-
「THE NORTH FACE」店長インタビュー 育休復帰後もキャリアを目指す理由「ひとつの指針になれたら…」
THE NORTH FACE
-
「studio CLIP」インタビュー 販売スタッフからEC担当に…やりがい&苦労は?
studio CLIP
-
「apart by lowrys」EC担当インタビュー 店舗スタッフから本社勤務までの道のり…接客ロープレ大会で受賞も
apart by lowrys
-
<伊藤千晃インタビュー>「KIKI AND DAYS」立ち上げのきっかけとは?ディレクター業に迫る
KIKI AND DAYS
-
「ボタニスト」店長インタビュー 仕事内容・やりがい&苦労を語る
BOTANIST